仮想通貨(Bitzeny)をMacでマイニングしてみた

仮想通貨をMacでマイニングしてみた

こんにちは、ポンスケです。

なにかと話題が絶えないビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)ですが、巷では自分で掘る(マイニング)人も多いようで、調べてみると結構盛り上がっているようです。

今回は私自身が実際にマイニングをしてみた方法をまとめてみようと思います。

空いているマシンがMacしかなかったので、Macでマイニングをやる方法になります。

マイニンングと言ってもビットコインなどは、メジャーになりすぎて既に個人レベルでは歯が立たないくらいに難易度が高く採算が取れないようです。

一般的にマイニングをするには、専用のASICと呼ばれるものを使うか、マイニングのアルゴリズムによってはグラボを使うかするようです。

世界的に(主に中国人?)がマイニングに適したグラボなどを買いあさっているせいで、ワットパワーの優れたマイニング向けのグラボ(Radeonなど)は入手が困難になっているようです。

よ〜く計算してみると、電気料金の高い日本国内では電気代で赤字になったり採算ギリギリでちょっと利益が出るかぐらいの場合もあると思います。

しかも悪いことに採掘難易度は今後どんどん上がっていき、同じ器材では徐々に掘れるコインの数が減っていくので、器材の購入代金を回収する前に採算割れになる可能性が高いように思います。

と、まぁネガティブなことを言うとこんな感じですが、仮想通過を自分で掘っている人が考えているのは目先の収益ではなく、今後値上がりした場合の利益を狙っているのではないかと思います。

例えばビットコイン、2009年に初めて取引された価格はなんと「0.09円」くらいです。

それが今では180万円!、約2000万倍です。

この時10000BTCを買った人は、900円で買ったものが今や180億円です。

まぁ、こんなことはもうないと思いますが500円や1000円くらいだったら、十分に可能性があるのではないでしょうか。

仮に今マイニングしている仮想通貨が採算が取れていなくても、将来値上がりした時には保有している仮想通貨が大金に化ける可能性もあり、それを狙っているように思います。

逆に、そうでも考えないとマイニングなんてできないと思います。

世の中がこれだけ仮想通貨で盛り上がっているので、とにかく何か自分でマイニングしてみようと思い調べては見たのですが、XMで扱っているようなビットコインをはじめメジャーな仮想通貨は、それなりに採掘難易度が高く専用のグラボやASICによるマイナーがたくさんいて、素人が参入できるレベルではないように思いました。

マイニング専用機を買ってまでやろうという気はなかったので、手持ちの器材で何かできないかな〜と考えたのですが、手持ちのマシンでWindows機2台はトレード専用でして、MT4以外では使わないようにしています。これらのマシンに負荷をかけたくないのとグラボがマイニング用ではないので却下。

他のマシンとなると………

ん〜〜〜〜、Macしかない。

前職の関係で、ちょっと古いMacBookProとMacPro。

グーグル先生で調べていくうちに、CPUでマイニングできる通貨もあるらしいということがわかり、さらにCPU専用(GPUが有効でない)マイニングの通貨もあるということで、俄然やる気が出てきました。

で、あれこれ調べていくうちに出会ったのが「BitZeny」という国産の仮想通貨です。

国産の仮想通過といえばモナーコインのほうが有名ですが、こちらはグラボによるマイニングになるので、無名で不安要素満載wwですが「BitZeny」をマイニングしてみることにしました。

参考までに、BitZenyのチャートです。

最新のBitZenyのデータはこちらで見れます。

BitZenyのアイコンは現在募集中だそうですが、暫定的に以下のようです。

ちなみにこちらがよく見かけるMonaCoinのアイコン

Windowsの方が方法もたくさんあり簡単だと思いますが、今回はMacを使ってマイニングする方法をマカーのためにまとめてみようと思います。

あ〜そうそう、「コインを買ったほうが早いんじゃね〜?」というの禁句ですwww


それでは、実際にマイニングをするために必要なこと、やらなければいけないことを順を追って説明していきます。

大雑把な流れは以下のような感じになります。

1、BitZenyのウォレットを開設する

2、マイニングプールに登録する

3、マイニングプログラム「cpuminer」を設定する

4、設定ファイルを作る

5、マイニング開始、停止

こうやって箇条書きにするとどうってことないんですけど、先に言っておきますと「4」のマイニングプログラムのcpuminerをビルドするところが少し面倒です。

ターミナルを使ったことがない人にとってはちょっとチンプンカンプンかもしれませんが、なるべく簡単に、コマンドをコピー&ペーストで行けるように書いていきたいと思います。

1、BitZenyのウォレットを開設する

まず、BitZenyを一時置いておくためのウォレットを作ります。

BitZenyWalletへ行き登録します。

必要事項を記入したら、受信アドレスをコピーしてテキストなどに貼り付けて保管してください。後ほど使います。

このアドレスは、マイニングしたビットゼニーをマイニングプールから一時移動させておくために必要なものです。

2、マイニングプールに登録する

次に実際に掘るためのマイニングプールに登録します。

マイニングプールとは大勢で処理を分散してマイニングしてコインを掘り当てた場合は、貢献度に応じてコインを分けると言うマイニングのやり方です。

対してソロマイニングというものもあり、マイニングプールに登録せずに文字通り自分一人でひたすらマイニングします。採掘難易度にもよりますが何週間も掘れない日が続くこともざらにあるようです。

一長一短があるようですが、無難にマイニングプールに登録するやり方で行きます。

BitZenyを掘るマイニングプールはちょっと調べただけでワラワラたくさん出てきます。

● LA Pool

MD Pool (NEW)

● みそスープール

● うさぎコイン発掘所

● 寛永通宝

● コインラッシュ

● 選民プール

● みずたまり

● wmapool

● とある鯖管理人が運営するBitzeny採掘所

● Hoge Pool

● powerpool for BitZeny

● 銭プール

たぶん他にもあると思います。

良し悪しがあるようですが、正直どれがいいのかはわからなかったので、なんとなく「MDPool(NEW)」ってのを選んで見ました。他のプールでも基本的にやることは同じです。

MDPoolへ行き、「Guest」をクリックして「Sign Up」から必要事項を記入して行きます。

もしくは左メニューの「Other」からサインアップを選んでください。

ユーザーネームは後ほど必要になりますので、記録して置いてください。

次に、左サイドメニューのMy Workersからワーカーを設定します。

入力したらAdd New Workerボタン(緑色のボタン)をクリックすると、右側のWorker Configurationに入力したワーカーアカウントが登録されます。

このWorkerNameも記録しておいてください。後ほど必要になります。

次に、左サイドメニューのEdit Accountを選択します。

Payment Addressには先ほど記録した、自分のウォレットのアドレスを打ち込んでください。タイプミスしないようにコピペで。

このアドレスにマイニングされたBitZenyが送金されます。

Automatic Payout Thresholdも記入しておくと、指定された数字に達したときに自動でウォレットにコインを送るというものです。

あまり小さい数字にすると手数料とかも心配で、大きい数字にすると滅多に送金されず寂しいのですが、試しに「2」に設定して見ました。

完了したらPINコード(アカウント作成時に設定したもの)を打ち込んでアカウントアップデートボタンを押せばマイニングプールの設定は完了です。

さて、これでマイニングの下準備は完了です。

3、マイニングプログラム「cpuminer」を設定する

次に、マイニングプログラムを設定する前に、お手持ちのMacに「Xcode」と「Command Line Tools」をインストールする必要があります。

「Xcode」はAppStoreから無料でダウンロードできます。

マックの上部メニューバーの左端のリンゴマーク(アップルメニュー)をクリックして「AppStore…」を選択して、開いたウインドウの右上の検索ウインドウに「xcode」と入力しリターン(エンター)キーを押します。

「Command Line Tools」はこちらのページでアップルIDを入力して、以下のように検索ウインドウに「Command Line Tools」と入力して検索してください。

ここで、お使いのMacOSのバージョンにあった最新のものを選んでダウンロードましょう。

お使いのOSのバージョンを調べるには左上のリンゴマーク(アップルメニュー)の「このMacについて」を選択してください。

コマンドラインツールのインストールが終わりましたら、ここからはコマンドラインによる操作がメインになります。

まず「ターミナル」を起動させます。

「ターミナル」は、アプリケーションフォルダの中のユーティリティーフォルダの中にあります。

スポットライトから「ターミナル」と入力して起動してもいいです。

今後ちょくちょくターミナルを使うことがあると思うので、エイリアス(ショートカット)をわかりやすいところに置くなどしておくと良いと思います。

以下、流れ作業のようになりますが入力するコマンドを書いて行きます。

線に挟まれた部分が1つのコマンド文です。

「 ” 」が正しくコピペできずにエラーになる場合がありますのでご注意ください。

← 正しい

← ダメポ(ちょっと違うカモ….)

まずhomebrewを入れます。


/usr/bin/ruby -e “$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)”


コマンドを実行して、successfullと表示されていればOKです。

homebrewが入ったか以下のコマンドで確認できます。


brew –version


上記コマンドで、バージョンが表示されればOKです。

次に、関連ツールをインストールして行きます。


brew install curl jansson openssl automake autoconf


次にパスを通すためにコマンドを入れます。

「1.0.***」の部分は自分環境に合わせて入力してください。

バージョンは、「ls /usr/local/Cellar/openssl/」のコマンドで確認できると思います。


echo export PATH=/usr/local/Cellar/openssl/1.0.***/bin:$PATH >> ~/.bash_profile
source ~/.bash_profile


一応、パスが通ったか確認しましょう。


which openssl


「/usr/local/Cellar/openssl/1.0.***/bin/openssl」と表示されればOKです。

次にpthreadsをインストールします。


brew tap homebrew/php



brew install php56-pthreads


cpuminerをビルドする

cpuminerをgitからダウンロードしてきます。


git clone https://github.com/bitzeny/cpuminer.git


ダウンロードが完了したら、cpuminerのフォルダに移動します。


cd cpuminer


順番通り以下のコマンドを打っていってください。

途中の「7.*.*」の部分のバージョンは環境に合わせて入力してください。

バージョンは「ls /usr/local/Cellar/curl/」で確認してください。

「m4」というフォルダを作成します。


mkdir m4


次に、libcurl.m4ファイルを、m4フォルダにコピーします。(バージョン部分はご環境に合わせて入力してください。)


cp /usr/local/Cellar/curl/7.*.*/share/aclocal/libcurl.m4 m4


次に、Makefile.amファイルに「ACLOCAL_AMFLAGS = -I m4」という一文を追記します。


echo ACLOCAL_AMFLAGS = -I m4 >> Makefile.am


1回だけで良いのですが、間違って複数回コマンドを実行してしまった場合は、cpuminerフォルダの中の「Makefile.am」ファイル(拡張子は表示されていない場合があります)を探してテキストエディットで開いて最後の行までスクロールして行き、重複した分は削除してください。

以下二つのコマンドを入力します。


sed -i -e “s/INCLUDES/AM_CPPFLAGS/g” Makefile.am



sed -i -e “s/aclocal/aclocal -I m4/g” autogen.sh


以下のコマンドでビルドします。


./autogen.sh


特にエラーが表示されなければOKです。


./nomacro.pl


こちらも、何も出なければOKです。

どんどん行きます。


./configure CFLAGS=”-O3 -march=native -funroll-loops -fomit-frame-pointer”


特にエラーなどが出なければOKです。

さて、次が勝負です。


make


ユーザーフォルダの中の「cpuminer」フォルダの中にminerdというファイルが出来ていれば成功です。

4、設定ファイルを作る

「cpuminer」フォルダの中に以下の内容のテキストファイルを作って入れます。

ファイル名は「bitzeny.json」で、テキストエンコーディングはUTF-8です。

*以下はコマンドではなくテキストファイルの記述です。


{
“url”: “stratum+tcp://zeny.mdpool.info:6969”,
“user”: “ユーザー名.ワーカー名”,
“pass”: “パスワード”,
“algo” : “yescrypt”,
“threads” : “3”,
“quiet” : true
}

ユーザー名、ワーカー名とパスワードは設定したものに書き換えてください。

「url」のところはプールによって違うのでご注意ください。

threads」の項目の数値は、CPUのスレッドをいくつマイニングに割り当てるかの設定です。

私が自分で試した感じでは、スレッドの60〜70%くらいが一番処理能力が高くなると思います。例えば4コアのCPUでハイパースレッディングにより8スレッドのCPUの場合は、スレッドの設定は「5」くらいが一番良いように思います。

ただし、メールやウエブブラウジング等他の作業をしながらマイニングをする場合は、「コア数ー1」くらいがバランスが良いと思います。行う作業によって変わりますが….

バックグランドでマイニングをする場合は4コアの場合は「3」くらいが適当ではないかと思います。

ここで作ったファイルは、拡張子を「.json」にしなくてはなりません。

拡張子の変更はファイルを選択して「コマンド+i」もしくは「右クリックから情報を見る」で以下のようなパネルを表示させて、ファイル名のところを「bitzeny.json」に直します。

ここで作成したファイルを、ユーザーフォルダの「cpuminingフォルダ」の中に入れます。

ここまでで「cpuminer」の設定等は全て終わりました。

5、マイニング開始、停止

実際にマイニングをやって見ましょう。

まず、ターミナルを開きます。

「cpuminerフォルダ」に移動します


cd cpuminer


マイニングを開始するコマンドです


./minerd –config bitzeny.json


(yay!!!)と表示されればマイニングされいます!!!「イエイ!」

マイニングをストップする場合は、ターミナルウインドウをアクティブにした状態で「control+c」で止まります。

プロセスを終了する場合は「exit」とコマンドをタイプします。

毎回コマンドをタイプするのが苦手な方は、以下のようにテキストファイルにコマンド等を書いておき、コピペするのも良いと思います。

cd cpuminer

マイニングスタート
./minerd –config bitzeny.json

マイニングストップ

「control+c」

プールのダッシュボードを見て見ましょう。

マイニングを始めると若干タイムラグがありますが、①のところのMy Hashrateが表示されると思います。

②のところは支払われる報酬の項目です。

プールマイニングといえども、ブロックが見つからない限り報酬は発生しません。

ワーカーが多いほどプールハッシュレートが高くなりブロックが早く見つかりやすくなります。

しかし、報酬を貢献度に応じて全員で山分けする為、報酬は少なくなります。

一長一短ですので、どちらの場合も長い目で見れば損得はないと思います。

複数のマシンでマイニングするときはワーカーを追加で作って、マシンごとに違うワーカーでマイニングすると良いそうです。

実際にマイニングをやって見ると、ポイントを貯めるような楽しみがあり電気代の事を忘れてついついマイニングさせたまま放置したくなる気持ちがわかるような気がします。

ただ、MacBookPro(4コア)でマイニングをするとファンが全開で回ります。CPUに負荷をかけるわけですから仕方ないのですが、MacPro(12コア)の方はファンが五月蝿くなるようなことはありませんでした。

冬場の気温が低い時には良いかもしれませんが夏場のことを考えると「Macs Fan Control」などでファンのスピードを調整した方が良いかもしれません。

遊んでいるMacがあるようなら試して見ても面白いかもしれません。

私の環境ではここに記載した方法でうまくいきましたが、環境が変わるとうまくいかない部分があるかもしれませんのでご了承ください。

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XM








コメント

  1. hase より:

    2013年のMacbookProのクワドコアですが、1日でどれくらい掘れますか?
    やってみようか考えています

    • ポンスケ より:

      どういう使い方をするか、スレッドをどれだけ割り当てるかによってかなり変わると思います。
      CPUのクロックなどにもよりますが、マイニング専用で使った場合24時間で4〜6枚くらい掘れるのではないかと思います。

      タダなんで慎重に考えなくてもとりあえず、気楽にやってみたら良いと思います。
      タダで出来ることなので、やってから考えれば