今週の経済指標(2017年11月13日)


ここ最近のレンジとボラティリティーの低下で元気の出ないEAが多い中、少し経済指標に期待したくなります。

いろいろ重要そうな指標などはあるものの大きなインパクトとなるような決定打にかけるような気がします。

ただ、いつ相場がやる気を出すか分からないのでなんとも言えませんが、裁量トレードにおいては、ちょっと遠目で肩の力を抜いて「無理してポジらなくてもいいや…」というスタンスで、おいしい場面が来るまでリラックスして構えていればいいと思います。

今週の主なイベントをまとめて見ました。(日本時間表記です。)

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
 11月13日 24:30 加・BOC四半期報告 CAD
26:45 日・黒田日銀総裁 発言 JPY
火曜日
 11月14日 11:00 中・鉱工業生産、小売売上高 CNH&AUD
16:00 独・GDP 速報値、消費者物価指数CPI 改定値 EUR
18:30 英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI GBP
19:00 欧・GDP改定値、ZEW景況感調査、鉱工業生産 EUR
22:30 米・生産者物価指数PPI USD
水曜日
 11月15日 08:50 日・GDP 速報値 JPY
18:30 英・失業率、失業保険申請件数、平均賃金 GBP
19:00 欧・EU圏貿易収支 EUR
22:30 米・消費者物価指数CPI、小売売上高、NY連銀製造業景気指数 USD
24:30 米・EIA石油在庫統計 USD&CAD
木曜日
 11月16日 09:00 英・カーニーBOE総裁 発言 GBP
09:30 豪・雇用者数変化、失業率 AUD
18:30 英・小売売上高 GBP
19:00 欧・EU圏消費者物価指数HICP 改定値 EUR
22:30 米・新規失業保険申請件数、Philly連銀製造業景気指数 USD
23:15 米・鉱工業生産 USD
金曜日
 11月17日 06:45 NZ・生産者物価指数PPI NZD
22:30 加・消費者物価指数CPI CAD
22:30 米・住宅着工件数、建設許可件数 USD

今週はCPI、PPIなど物価(インフレ率)に関する指標が多く発表されます。

11月14日(火曜)夕方6時半には「英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI」が発表されます。同日11時半には「米・生産者物価指数PPI」があります。

翌日11月15日(水曜)は、「日・GDP 速報値」第2四半期(7~9月)GDPの発表があります。

夕方6時半には英国版の雇用統計のような「英・失業率、失業保険申請件数」と平均賃金」の発表があります。

夜11時半、アメリカでは「米・消費者物価指数CPI、小売売上高、NY連銀製造業景気指数高」が一気に発表になります。

11月16日(木曜)は「米・新規失業保険申請件数、Philly連銀製造業景気指数」が材料視されるかもしれません。

11月17日(金曜)はこれといってないのですが、カナダドルを触っている人にとっては「加・消費者物価指数CPI」は注意(期待)した方がいいかもしれません。また一気にぶっ飛ぶかもしれませんのでww

指標カレンダーには載っていないのですが、火曜水曜の2日間ドイツのフランクフルトでECB主催の「中央銀行コミュニケーション会議」なるものが開催されています。

内容は「中央銀行コミュニケーションの課題…」と、どうでもいいようなことなのですが、この会合には、ECBのドラギ総裁、FRBのイエレン議長、BOEのカーニー総裁、そして我らが日銀の黒田総裁と、世界を動かす4大中央銀行のトップ、FX界のボスキャラが勢揃いします。

会議の内容はともあれ、これだけ危険人物が集まると、誰かの失言やちょっと口を滑らせたことで市場に影響を与えることも考えられますので注意が必要です。(でもちょっと期待….)

とにかく早くレンジから抜け出して、相場が方向性を持ってボラティリティーが上がってくれることを願うばかりです。

*ボラティリティー上昇祈願ボラ画像

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