ここ最近のレンジとボラティリティーの低下で元気の出ないEAが多い中、少し経済指標に期待したくなります。
いろいろ重要そうな指標などはあるものの大きなインパクトとなるような決定打にかけるような気がします。
ただ、いつ相場がやる気を出すか分からないのでなんとも言えませんが、裁量トレードにおいては、ちょっと遠目で肩の力を抜いて「無理してポジらなくてもいいや…」というスタンスで、おいしい場面が来るまでリラックスして構えていればいいと思います。
今週の主なイベントをまとめて見ました。(日本時間表記です。)
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今週はCPI、PPIなど物価(インフレ率)に関する指標が多く発表されます。
11月14日(火曜)夕方6時半には「英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI」が発表されます。同日11時半には「米・生産者物価指数PPI」があります。
翌日11月15日(水曜)は、「日・GDP 速報値」第2四半期(7~9月)GDPの発表があります。
夕方6時半には英国版の雇用統計のような「英・失業率、失業保険申請件数」と平均賃金」の発表があります。
夜11時半、アメリカでは「米・消費者物価指数CPI、小売売上高、NY連銀製造業景気指数高」が一気に発表になります。
11月16日(木曜)は「米・新規失業保険申請件数、Philly連銀製造業景気指数」が材料視されるかもしれません。
11月17日(金曜)はこれといってないのですが、カナダドルを触っている人にとっては「加・消費者物価指数CPI」は注意(期待)した方がいいかもしれません。また一気にぶっ飛ぶかもしれませんのでww
指標カレンダーには載っていないのですが、火曜水曜の2日間ドイツのフランクフルトでECB主催の「中央銀行コミュニケーション会議」なるものが開催されています。
内容は「中央銀行コミュニケーションの課題…」と、どうでもいいようなことなのですが、この会合には、ECBのドラギ総裁、FRBのイエレン議長、BOEのカーニー総裁、そして我らが日銀の黒田総裁と、世界を動かす4大中央銀行のトップ、FX界のボスキャラが勢揃いします。
会議の内容はともあれ、これだけ危険人物が集まると、誰かの失言やちょっと口を滑らせたことで市場に影響を与えることも考えられますので注意が必要です。(でもちょっと期待….)
とにかく早くレンジから抜け出して、相場が方向性を持ってボラティリティーが上がってくれることを願うばかりです。
*ボラティリティー上昇祈願ボラ画像