定本「酒田罫線法」


こんにちは、ポンスケです。

年末大掃除を兼ねて本棚の整理をしていたら、タイトル画像の「酒田罫線法」なる懐かしい本が出てきました。

たしか、25年くらい前に買ったような気がします。

この本は、2012年に亡くなられた伝説の相場師、林輝太郎氏の著書で、簡単に言えばローソク足の組み合わせによる相場分析の方法をまとめたものです。

元々はたしか、江戸時代の相場師 本間宗久によって考案されたローソク足の並びを基本とした「酒田五法」を元にしていたと思います。(当時の米相場を対象にしていたとか…)

今風に言えばプライスアクションにちょっと似ている部分もあります。

この本が基本にしているのは日足ベースで、株や商品を対象としているものなのですが、実はFXにも非常によくハマります。

私自身、プライスアクションの基本にしていまして、15分足以上のチャート、特に4時間足でうまく機能するように思います。

例えば、押し目や戻りは、逆行新値3本までの確率が86%、5本以上になったらトレンド反転の確率が95%以上、というような感じで、知らない人にとっては眼から鱗のような内容がたくさんあると思います。

有名なところでは「明けの明星」「宵の明星」なんかは非常に有効に機能すると思います。

プライスアクションで言うところの「スイングハイ(ロー)のピンバー」に近い感じです。

また、投資セミナーなんかでも取り上げられることが多く、知っている人もいるとは思います。

ただ、時代を感じる文章でして平成生まれの若い人にはちょっと違和感があるかもしれません。

その点を差し引いても、「酒田罫線法」はプライスアクションの理解をさらに一歩進めるのに非常に有効でオススメできる内容だと思います。

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