無料EAをMT4にセットする方法について、利用者さんからよくされる質問の中に、
「パラメーターファイルは、1つのチャートウインドウに複数入れるのですか?」
というような趣旨の質問をよくもらいます。
特に初心者の方にはわかりにくいようで、無料EAの「ユーザーガイド」に設定方法は書いているのですが、私の説明が良くないようです。
ユーザーガイドの補足説明をしますと、パラメーターファイルは1つのチャートウインドウにつき1個を適用させます。
例えば、「Scal-1」のサポートする設定を全て稼働させる場合を例に挙げて説明します。
2018年5月現在で「Scal-1」のパラメーターファイルは7個あります。
まず一番上のパラメーターをセットするために、EURUSDのチャートウインドウを開きタイムフレームをM15に変えます。
そこにMT4のナビゲーターウインドウのエキスパートアドバイザーの項目の中から「Scal-1」をそのチャートウインドウにドラッグ&ドロップします。
すると、設定ウインドウが開きますが、そのウインドウから「Scal-1-EURUSD-M15-Long-201801.set」というパラメーターファイル(セットアイル)を適用します。
まず、適用した設定パネルでユーザー側で調整する必要がある項目は、「全般タブ」の印の付いた項目です。
*2019年1月現在は、ブレイクアウト系のEA(Break-1、2)のみ上記の売買タイプ(Only Long など…)の設定が必要です。
*Scal-1 〜 Scal-9 については「Long & Short」にしてください。
次に「パラメーターの入力」タブからロット設定とマジックナンバーを手動設定する必要があります。
ロット設定は各EAによって入力場所が異なりますが「FixLots」の項目に実際にトレードさせる1ポジションあたりのロットを入力します。
マジックナンバーは他に稼働させるEAと絶対に重複しないように確認して、万一重複があるようであれば、マジックナンバーを変更します。
以上で、1つのパラメーターの設定が終わりました。
次は、再びEURUSDのチャートを開いて、タイムフレームをM15に変更して……
以下同じような手順で「Scal-1-EURUSD-M15-Short-201801.set」を適用していきます。
次は、GBPUSDのチャートウインドウを開きタイムフレームをM15に変更して………
こんな感じで、全てのパラメーターファイルを適用していきます。
一応、安全のためデモ口座でバックテストをするなどして、ロットの確認などをすることをオススメします。