Q11、無料EAの設定、パラメーターファイルの適用について


無料EAをMT4にセットする方法について、利用者さんからよくされる質問の中に、

「パラメーターファイルは、1つのチャートウインドウに複数入れるのですか?」

というような趣旨の質問をよくもらいます。

特に初心者の方にはわかりにくいようで、無料EAの「ユーザーガイド」に設定方法は書いているのですが、私の説明が良くないようです。

ユーザーガイドの補足説明をしますと、パラメーターファイルは1つのチャートウインドウにつき1個を適用させます。

例えば、「Scal-1」のサポートする設定を全て稼働させる場合を例に挙げて説明します。

2018年5月現在で「Scal-1」のパラメーターファイルは7個あります。

まず一番上のパラメーターをセットするために、EURUSDのチャートウインドウを開きタイムフレームをM15に変えます。

そこにMT4のナビゲーターウインドウのエキスパートアドバイザーの項目の中から「Scal-1」をそのチャートウインドウにドラッグ&ドロップします。

すると、設定ウインドウが開きますが、そのウインドウから「Scal-1-EURUSD-M15-Long-201801.set」というパラメーターファイル(セットアイル)を適用します。

まず、適用した設定パネルでユーザー側で調整する必要がある項目は、「全般タブ」の印の付いた項目です。

*2019年1月現在は、ブレイクアウト系のEA(Break-1、2)のみ上記の売買タイプ(Only Long など…)の設定が必要です。

*Scal-1 〜 Scal-9 については「Long & Short」にしてください。

次に「パラメーターの入力」タブからロット設定とマジックナンバーを手動設定する必要があります。

ロット設定は各EAによって入力場所が異なりますが「FixLots」の項目に実際にトレードさせる1ポジションあたりのロットを入力します。

マジックナンバーは他に稼働させるEAと絶対に重複しないように確認して、万一重複があるようであれば、マジックナンバーを変更します。

以上で、1つのパラメーターの設定が終わりました。

次は、再びEURUSDのチャートを開いて、タイムフレームをM15に変更して……

以下同じような手順で「Scal-1-EURUSD-M15-Short-201801.set」を適用していきます。

次は、GBPUSDのチャートウインドウを開きタイムフレームをM15に変更して………

こんな感じで、全てのパラメーターファイルを適用していきます。

一応、安全のためデモ口座でバックテストをするなどして、ロットの確認などをすることをオススメします。

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