先週は稼働時間内でのエントリーは少なめだったものの、全勝だったこともあり+32pips程でして9月はプラスでスタートをすることが出来ました。
ただ、金曜日のトレードは早く切り上げたこともあり美味しい所を逃している感じで、もう少し稼働時間を引っ張った人はガッツリ稼げたようです。
先週の米国雇用統計では雇用者数が事前予想を大きく下回り、テーパリングムードの高まりに冷水を掛けるような形になりました。
仮に、この結果がデルタ株の影響とすれば相場にとって先行き不透明感が強くなる可能性もあり、テーパリングネタはまだまだ注目されるかもしれません。
関連記事:米雇用統計:識者はこうみる(ロイター)
また、菅首相が次期総裁選に不出馬を表明したことには驚きました。
賛否はあると思いますが、困難な中で首相を務められた菅首相、本当にお疲れさまでした。
「意志あれば道あり」という菅首相の言葉がありますが、現在の国難と言える中、次の首相のもとでも頑張ってもらいたいと思います。
関連記事:菅義偉新首相の歩み(日本経済新聞)
ただ皮肉なことに、この事実上の退陣表明は市場にとってグッドサプライズだったようで日経225は急騰しました。しかし、これは菅さんに対しての批判よりも次期首相への期待が大きいことによるのではないかと思います。
自民党総裁選挙の日程は9月17日告示、29日投開票なので今月中に決まりますが、それまでは候補者の予想などで一喜一憂があるかもしれません。
今週、経済指標自体は少なめですが、オーストラリア、カナダ、EUの中央銀行による政策金利発表の他、ベージュブックやカナダの雇用関連指標などもあり、無料EAの稼働には何かと神経を使う週になりそうです。
また、本日9月6日月曜日は北米(アメリカ・カナダ)では「Labor Day」により祝日になりますのでニューヨーク時間は注意したほうがイイかもしれません。
その他、重要な経済指標をまとめておきます。
*日時はJST(日本時間)です。
今週の経済指標とイベント | ||||
日付 | 時間 | 経済指標(イベント) | 通貨ペア | 重要度 |
---|---|---|---|---|
火曜日 | ||||
9月7日 | 13:30 | 豪・豪準備銀行(RBA) 政策金利 | AUD | 大 |
18:00 | 欧・EU圏GDP 確定値 | EUR | 大 | |
水曜日 | ||||
9月8日 | 08:50 | 日・GDP 改定値、経常収支、貿易収支 | JPY | 大 |
23:00 | 加・カナダ中銀(BOC) 政策金利 | CAD | 大 | |
木曜日 | ||||
9月9日 | 03:00 | 米・FRBベージュブック | USD | 中 |
20:45 | 欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利 | EUR | 大 | |
21:30 | 欧・ラガルドECB総裁 記者会見 | EUR | 大 | |
21:30 | 米・新規失業保険申請件数 | USD | 中 | |
金曜日 | ||||
9月10日 | 15:00 | 英・月次GDP、製造業生産、貿易収支 | GBP | 大 |
21:30 | 加・雇用者数変化、失業率 | CAD | 大 |
順に見ていくと…
9月7日火曜日
13時30分に「豪・豪準備銀行(RBA) 政策金利」があります。
事前予想では据え置きですが、一応オージーを触っている人は注意したほうがイイかもしれません。
18時には「欧・EU圏GDP 確定値」があります。
確定値なので、速報値とよほどのブレがなければ影響は少ないと思います。
9月8日水曜日
8時50分に「日・GDP 改定値、経常収支、貿易収支」などが発表されます。
ただでさえ動きにくい日本の指標で、しかもGDPは改定値なのでよほど目を引く数字でないと動きにくいと思います。
23時には「加・カナダ中銀(BOC) 政策金利」があります。
時間は公表されていないようですが、その後にカナダ中銀総裁の記者会見が予定されているようです。
事前予想は据え置きですが、カナダなので発表直後にガツンと動く可能性もあり、注目しています。
9月9日木曜日
午前3時にはベージュブックが公開されます。
テーパリングに対しての関心が高まっているように思うので、ひょっとして反応するかもしれません。
マイルールで一応ベージュブック前には、一旦EAは止める予定です。
20時45分には「欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利」
21時30分には「欧・ラガルドECB総裁 記者会見」と重要イベントが続きます。
同時刻に「米・新規失業保険申請件数」もあります。
先週の米国雇用統計が微妙だったこともあり、反応する可能性は普段よりあるように思うので注目しています。
9月10日金曜日
15時には「英・月次GDP、製造業生産、貿易収支」などが発表されます。
今週は純粋な経済指標で大きなものが少ないので、ひょっとしたら材料視されるかもしれません。
21時30分にはカナダの雇用関連指標があります。
今週、最も指標トレードが狙えそうな所なので期待しています。
こんな感じで今週も終わりですが、先週に続き無料EAには頑張ってもらいたいと思います。