先週は、水曜日のニューヨーク時間あたりから急激に米ドル買いの流れが変わりました、
大きな値動きとなったため反動の規模も大きく、多くの無料EAのエントリーが押し流される結果となり全体では少し大きめのマイナスとなりました。
その結果、苦しい相場環境の中コツコツと微益ながら積み上げてきたプラス分を全部戻してしまい、残念ながら9月はマイナスとなってしまいました。
幸いロットを抑え気味で運用していたこともあり、ピップスベースでは少し大きかったのですが、金額ベースでは十分許容範囲内だったので、しばらくは現状のまま慎重に運用していこうと思います。
先週末はプーチン大統領によるウクライナ4州のの併合の宣言があったり、ロシアからのガスパイプライン「ノルドストリーム」で爆発……破壊工作との噂もあったりと、なにやらキナ臭い雰囲気になってきました。
原因はまだ断定されていませんが、ノルドストリームの破壊工作にはアメリカが関与している……という噂もあるようです。(あくまで噂です)
万一そのような証拠が出てくるようなことになれば、マジでレッドラインを超えた事態になります😱😱😱
ユーロ圏については地政学的リスクも再燃する可能性があり、関連するニュースには少し注意したほうがいいかもしれません。
今週の注目点
今週、大きな指標やイベントとしては木曜日の「欧・ECB理事会議事要旨」の公開、そして何と言っても「米国雇用統計」が注目されると思います。
その他では、特別大きなな指標やイベントはありませんが、PMIの集中発表など小さめの指標が多くあります。
指標の結果にもよりますが、ボラが大きかったりデリケートな状況下にある場合は、予想外に大きな反応になることもあるため、それなりに注意したほうがいいかもしれません。
今週の無料EA運用スタンス
今週は木曜日の「欧・ECB理事会議事要旨」で、一旦EAを止めるかどうか……
状況を見ながら考えようと思います。
ニュースなどで市場が荒れ気味の場合は無理せず止めたほうが無難かもしれません。
注目の経済指標とイベント
その他、重要そうなものをまとめておきます。
*日時はJST(日本時間)です。
今週の経済指標とイベント | ||||
日付 | 時間 | 経済指標(イベント) | 通貨 | 重要度 |
---|---|---|---|---|
月曜日 | ||||
10月3日 | 08:50 | 日・日銀短観 (製造業業況&先行き) | JPY | 大 |
17:00 | 欧・製造業PMI 改定値 | EUR | 中 | |
17:30 | 英・製造業PMI 改定値 | GBP | 中 | |
22:45 | 米・製造業PMI 改定値 | USD | 中 | |
23:00 | 米・ISM製造業景況 | USD | 大 | |
火曜日 | ||||
10月4日 | 08:30 | 日・東京都消費者物価指数CPI | JPY | 中 |
18:00 | 欧・生産者物価指数PPI | EUR | 中 | |
水曜日 | ||||
10月5日 | 17:00 | 欧・サービス業PMI 改定値 | EUR | 中 |
17:30 | 英・サービス業PMI 改定値 | GBP | 中 | |
21:15 | 米・ADP民間雇用者数 | USD | 大 | |
22:45 | 米・サービス業PMI 改定値 | USD | 中 | |
23:00 | 米・ISM非製造業景況 | USD | 大 | |
木曜日 | ||||
10月6日 | 20:30 | 欧・ECB理事会議事要旨 | EUR | 大 |
金曜日 | ||||
10月7日 | 21:30 | 加・雇用者数変化、失業率 | CAD | 大 |
21:30 | 米・非農業部門雇用者数、失業率、賃金上昇率 | USD | 大 |
順に見ていくと…
10月3日(月曜日)
8時50分に「日銀短観・四半期大企業製造業業況判断」が公開されます。
ドル円は日銀が前回介入した146円付近まで1円ほど距離がありますが、ちょっとしたキッカケで動きやすい状況にある可能性もあると思うので一応注意しています。
いずれは再び146円を試しに行くのではないかと見ていますが、どうなるでしょう…🧐
また、この日は9月の製造業PMI(購買担当者景気指数)及び「米・ISM製造業景況」の集中発表があります。
一応、欧・英・米については動くこともあるので、発表時間だけは一応気にしておきます。
特に米国についてはPMIとISM製造業景況の時間差が15分なので注目しています。
10月4日(火曜日)
8時30分に「日・東京都消費者物価指数CPI」があります。
発表時のドル円の水準にも関係しますが、なにかのスイッチになる可能性も否定できないので一応注目しています。
また、事前予想では+2.8%となっていますが、発表される数字自体も生活者として気になるところです。
18時には「欧・生産者物価指数PPI」があります。
基軸通貨ということもありアメリカのインフレへの注目度は非常に高いのですが、欧州も同レベルの危険な水準にあり、物価関連の指標は注目度が高いのではないかと思います。
PPI(生産者物価指数)ではありますが、一応注目しています。
ウクライナやノルドストームの問題も抱えているので、我々が考えている以上に欧州は危険な状態なのかもしれません。
10月5日(水曜日)
月曜日に製造業PMI(購買担当者景気指数)がありましたが、この日はサービス業PMI 改定値及び「米・ISM非製造業景況」があります。
月曜日同様に、主要国の発表時間だけは一応気にするようにしています。
21時15分に「米・ADP民間雇用者数」があります。
スルーのことも多いのですが、雇用統計前ということもあり反応するかもしれません。
10月6日(木曜日)
20時30分に「欧・ECB理事会議事要旨」の発表があります。
最近の主要通貨はどの通貨もボラティリティーが大きいので、普段以上に反応が大きくなる可能性もあると思うので注意しています。
ユーロ絡みのEAは事前に一旦止めるのもアリかも知れません。
10月7日(金曜日)
21時30分には今週のメインイベント、米国雇用統計があります。
同時刻にカナダの雇用関連指標もあります。
指標トレード狙いなので一発ガツンと動いてもらいたいところです😅
今年も残すところ3ヶ月、終盤に向けて無料EAには頑張ってもらいたいと思います。