今週の経済指標(20221017)


先週は休場や重要指標などでEAを止めていた時間が多く、無料EAのテスト口座ではノーポジでした。

ただ、EAを稼働させていない分パラメーターの最適化にPCのパワーを割くことがでたので、大量のバックテストをこなすことが出来ました😅

なかなか納得のできるようなパラメーターは出来ないのですが、いくつか良さそうなものができそうなので、仕上がり次第公開したいと思います。

EAの稼働については、ノンストップでEAを稼働させている知り合いに聞くと、最近の荒れ相場でも意外と検討していて利益を積み重ねているようなので、もう少し積極的にEAを稼働させてみようかと考えています。

先週の米国CPIでは事前予想より0.1%高い結果となり、米国の高インフレはまだピークアウトしていないという印象を持つ人が多くなったように思います。

その結果により、FRBはさらに利上げペースを加速させるのでは……との思惑からドル円が148円後半まで急騰しました。

既に前回日銀が介入したラインは軽く超えており、介入に対する警戒感も随分少なくなったように思います。

米国株式市場は、CPI後はいろんな思惑が交錯しているようで、乱高下しておりイマイチ方向感の定まらない動きとなっています。

さて、先週は米国でしたが、今週は英国、欧州、カナダ、日本と、消費者物価指数の発表があります。米ドルほどではないにしろ、対象の通貨ペアは多少影響があると思いますので注目しています。

今週の注目点

今週の重要指標は少なめですが、水曜日「英・消費者物価指数CPI」、「欧・消費者物価指数HICP」、「加・消費者物価指数CPI」あたりが注目されます。

先週の米国CPIほどではありませんが、多少は注意が必要ではないかと思います。

また金曜日の「日・消費者物価指数CPI」については、日本人としては気になるところですが、相場への影響は限定的となることが多いです。

今週の無料EA運用スタンス

今週は、先週と比較すると危険な指標は多くないのですが、インフレは主要国共通の懸念事項なので、今週発表のCPIについても該当通貨ペアのみ一旦EAを止める…という対応もありかもしれません。

また先週の米国CPI以降、米FRBの今後の利上げ対応に関するコンセンサスの形成や「織り込み」等はこれからなので、出てくるニュースや用心発言などで相場の流れが生まれたり変わったりすることもあるので、その点も注意が必要かもしれません。

ロットを上げたりせずに、引き続き慎重に運用していこうと思います。

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうなものをまとめておきます。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨 重要度
火曜日
10月18日 11:00 中・四半期GDP、小売売上高、鉱工業生産 CNH
水曜日
10月19日 15:00 英・消費者物価指数CPI GBP
18:00 欧・消費者物価指数HICP 改定値 EUR
21:30 加・消費者物価指数CPI CAD
木曜日
10月20日 03:00 米・ベージュブック USD
21:30 米・Philly連銀景況指数、新規失業保険申請件数 USD
23:00 米・中古住宅販売件数 USD
金曜日
10月21日 08:30 日・全国消費者物価指数CPI JPY
15:00 英・小売売上高 GBP
21:30 加・小売売上高 CAD

順に見ていくと…

10月18日(火曜日)

11時に「中・四半期GDP、小売売上高、鉱工業生産」があります。

材料視されるかどうかはわかりませんが万一、香港や上海市場の株式市場が大きく動いた場合は他市場への影響も考えられるので、一応注目しています。

10月19日(水曜日)

15時から、英→欧→加と次々に「消費者物価指数CPI」の発表があります。

インフレ抑制は米国だけでなく多くの国々での重要課題となっており、各国の中央銀行の金融政策のテーマになっています。

事前予想値と乖離があった場合は反応する場合があると思うので、各発表時間と該当する通貨ペアには注意が必要かもしれません。

10月20日(木曜日)

日付が変わって午前3時には「米・ベージュブック」発表されます。

ベージュブックは次回FOMCの議論のたたき台的なものなので、現在のようなFRBの対応に注目が集まっている状況下では、かなり注目度が高くなる可能性もあります。

普段はスルー気味のことが多いのですが、今回は少し注意しています。

個人的には、過去にベージュブックでも爆死経験😱があるので、一応事前に一旦EAを止めることにしています。

21時30分には「米・Philly連銀景況指数、新規失業保険申請件数」、23時には「米・中古住宅販売件数」があります。

今週は米国の経済指標が少ないので、普段より材料視されるかもしれないので一応注目しています。

10月21日(金曜日)

8時30分に「日・全国消費者物価指数CPI」があります。

身の回りでも「値上げ」が顕著になてきているので気になる数字ではあります。

ただ、日本の場合は黒田総裁が「現状の金融緩和政策を継続する…」と、明言しているので相場への影響はあまりないのではないかと思います。

15時に「英・小売売上高」が発表されます。

ポンドなので一応注意しています。

21時30分に「加・小売売上高」が発表されます。

ポンドもカナダドルもガツンと動いてくれるようであれば指標トレードを狙ってみたいところです。

こんな感じで今週も終わりです。

ちょっと経験したことがないような相場環境が続きますが、無料EAには頑張ってもらいたいと思います。








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