今週の経済指標(20260202)


先週は、前週の日銀によるレートチェック、NY連銀のレートチェック報道により大きく円高ドル安方向に振れた状態で引けた流れを引き継ぎ窓を開けてスタート📉

相次ぐレートチェック砲から、日米協調為替介入への懸念が拭え無かったことに加え、トランプ大統領からドル安進行を歓迎するかのような発言があったこともあり、週中盤に向けて更に円高ドル安が進行…🔥

ただ、その後は米政府要人からの為替介入に対して否定的な発言や、FOMC声明で景気認識と雇用下振れリスクが好転した事を受け、ドル売りの流れは沈静化🤔

週末に向けては円高ドル安の流れが逆回転🚨

ドルにも買い戻しが入り、ドルスとの通貨ペアについては週初の始値に近い水準まで戻す形で越境となりました🧐

ファンダメンタルズ的には、再びドル高円安の流れに回帰しそうな気もしますが、今週は雇用統計ほか米重要指標、ECB会合、そして週末には参院選の投票日を控えて全く楽観できない週ではないかと思います😅

先週の振り返りから

ドル相場については、前週末の米財務省指示のNY連銀のレートチェックの件もあり、やはり売りムード優勢でスタート📉

27日には、記者団の質問に対してのトランプ大統領の発言で「(ドル安進行について)グレートだ…」と、ドル安を懸念していない考えを示唆….🤔

加えて「私はただ、公正なこととして、自然な水準を見いだしてほしい…」と語ったことで、更にドル売りが進行🔥

ドル円では152円付近まで円高ドル安が進みました📉

しかし、28日にはベッセント米財務長官の、円高誘導の為替介入について「絶対にない」「強いドル政策維持している…」との発言からドルが反発📈

トランプ大統領とベッセント財務長官とでは考え方が違うようだ…🤔

トランプ大統領にしてみれば、一方的なドル高は関税政策の効果を打ち消す作用があるので、米国内での製造業の復活目指す上ではよろしくない…というか、ドル安のほうが米国内の製造業にとっては有利に働く。

しかし、ドル安は米国の輸入価格上昇からインフレ圧力になりうる…🧐

中間選挙を控えたトランプ大統領にとっては悩ましいところかもしれない…🧐

また、注目だったFOMCでは、予想通りの金利据え置き…🤔

声明文では…

  • 経済活動が堅調なペースで拡大
  • 失業率には安定の兆し
  • インフレ率は依然やや高止まりしている

…といった内容が目を引き、「雇用に対する下振れリスク…」についての文言が削除されたことが注目です🧐

パウエル議長の記者会見では、「雇用とインフレの二大責務間の緊張、依然存在も幾分緩和…」とも語られており、FRBとして現状は急いで金融政策を変更する状況にはない…といったスタンスと、市場は受け取ったように思います。

これを受けてパウエル議長の任期中(5月)にFRBは利下げを行わない…との思惑が広がっており、FedWatch Toolを見ると、この記事を書いている時点では3月のFOMCでは据え置きが86.6%、4月FOMCでは70.5%と、いずれも市場では金利据え置きが現状メインシナリオと見られているようです🤔

(出典 : FedWatch

週末に向けて、トランプ大統領から次期FRB議長にケビン・ウォーシュ氏を任命すると発表がありました。

現状、ウォーシュ氏の政策スタンスは分かりませんが、市場ではゴリゴリのハト派ではない…と見られており、引けにかけてドルの買い戻しを抑え込むような事はありませんでした。

円相場については、ドル相場同様に週初から日米協調介入への警戒感から、円買い優勢でのスタートとなりました。

加えて、片山財務大臣による事あるごとに「発言は差し控える…」との発言が、より為替介入をほのめかす(勝手に市場が疑う💦)ことに繋がり牽制効果があったかもしれません😅

ただ材料的には乏しく、衆議院選挙公示から選挙戦がスタートしたものの、大方の予想通りの自民党優勢のようで、もう少し投票日が迫ってこないと材料視されにくかもしれません🤔

結果的には、なんとなくドル相場に応じたような動きだったように思います💦

気になったところでは、1月30日に財務省から直近約1カ月間の為替介入実績が発表され、期間中の介入がゼロだったことから、1月23日のレートチェック騒動からの7円くらいの円急騰のときに、実弾介入がなかったことが判明しました😱

日本政府はレートチェックに対して明らかにしていませんが、おそらくはレートチェックを牽制として使ったことは明白です。

今までレートチェックを実弾介入直前のサインと見ていた関係者が多かっただけに、万一もう一度レートチェックで実弾介入を見送るような事があれば、今までの当局と市場との関係性が少し変わ可能性もあるのではないかと思います🤔

とにかく、今回のレートチェック牽制で、実弾介入までの距離が測りにくくなったことは間違いありません😅

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
1月27日(火曜日)
米・トランプ大統領

ドル安容認発言

ドル売り加速⤵️
  • ドル安進行、グレートだぜ👍
  • いずれは適正な水準に落ち着くと見ている…
  • ドル売り加速🔥⤵️
1月28日(水曜日)
米・ベッセント財務長官

為替介入を否定

ドル反発📈
  • 円高誘導の為替介入について「絶対にない」「強いドル政策維持している…」
  • ドル反発🚨📈
米・FOMC

パウエル議長記者会見

ややタカ的
  • 声明から雇用下振れが削除
  • 会見では「雇用とインフレの二大問題は幾分緩和…
  • 利下げの必要性なし🧐
  • ドル買いを後押し📈
1月30日(金曜日)
米・次期FRB議長に

ケビン・ウォーシュ氏

様子見か🤔
  • 政策スタンスは不明だが…
  • ゴリゴリのハト派ではなさそう…🤔

今週の注目点

今週は米国雇用統計があります。

今回は年次改定が反映されるのでブレが出やすく、万一大きく下振れした場合は利下げムードに繋がる可能性もあるので注目です🧐

中銀絡みでは、ECB、BOE、RBA会合があります。

国内では、2月8日が衆院選投票日なので、選挙趨勢を伝える報道に反応しやすくなる可能性があります。

先週に続き、関連ニュースには注意が必要かもしれません😅

為替介入への警戒については、レートチェックを牽制に使ったことが判明しており、介入については米国側も否定しているので、徐々に警戒感は薄れていくと思われます。

ただ、急激に値を戻しドル円で160円が意識されるレベルになったり、長期金利の上昇(債券価格の下落)が目立った場合は注意が必要かもしれません🔥

今週の無料EA運用スタンス

今週は雇用統計があるので、金曜日は早めに切り上げることを意識したほうが無難です。

また中銀イベントでは、対象の通貨ペアのEAのみ止めるのもありだと思います。

投票日が迫る週後半に向けて、円相場はニュースに反応しやすくなると思われるので一応注意しましょう😅

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨 重要度
月曜日
2月2日 24:00 米・ISM製造業 USD
火曜日
2月3日 13:30 豪・RBA会合 政策金利 AUD
24:00 米・雇用動態調査 JOLTS USD
水曜日
2月4日 19:00 欧・消費者物価指数HICP EUR
22:15 米・ADP雇用統計 USD
24:00 米・ISMサービス業 USD
木曜日
2月5日 21:00 英・BOE会合 政策金利 GBP
21:30 英・BOEベイリー総裁 記者会見 GBP
22:15 欧・ECB会合 政策金利 EUR
24:15 欧・ECBラガルド総裁 記者会見 EUR
金曜日
2月6日 22:30 米・雇用統計 USD

順に見ていくと…


2月2日(月曜日)

24時「米・ISM製造業」

現状10ヶ月連続での50割れとなっています。

若干の改善予想となっていますが、以前50割れの予想となっており相場への影響は限定的かもしれません🤔


2月3日(火曜日)

13時30分「豪・RBA会合 政策金利」

今回、事前予想では+0.25%の利上げが行われると見られています。

発表までの値動きや織り込み具合によって、発表時に買われるかセルザファクトで売られるか、変わってくる可能性があります。

一応、対象通貨ペアのEAは事前に止めておいたほうが無難かもしれません🧐

24時「米・雇用動態調査 JOLTS」

金曜日に雇用統計があるので、多少は注目度が上がると思います。

ブレが大きいと反応するかもしれません。


2月4日(水曜日)

19時「欧・消費者物価指数HICP」

前回は前年比+1.9%と低下してきましたが、事前予想では更にインフレ減速予想となっており、万一下振れするようであれば利上げ期待の後退からユーロが売られやすくなるかもしれないので一応注意しましょう🧐

22時15分「米・ADP雇用統計」

指標の信憑性はさておき、雇用統計前なので反応することがあるので一応注目しています🧐

24時「米・ISMサービス業」

現状結構な高水準で推移しており、更に伸びるようだとドル買いを下支えする材料になるかもしれません🤔


2月5日(木曜日)

21時「英・BOE会合 政策金利」〜「BOEベイリー総裁 記者会見」

前回0.25%の利下げが行われましたが、今回は金利据え置きとなる見込みです。

注目はベイリー総裁の記者会見の方で、何か新しい変化があれば反応するかもしれません🧐

22時15分「欧・ECB会合 政策金利」「ECBラガルド総裁 記者会見」

政策金利は据え置き予想となっており、注目はラガルド総裁の記者会見の方になると思われます。

最近のユーロ高について、どう考えているのか…🤔、問題視しているのか…🤔

あと、グリーンランド問題についても関税は撤回されていますが、これらをどう見ているのか…🤔

可能性は低そうですが、グイっと踏み込んだ発言があれば多少は反応するかもしれません🧐


2月6日(金曜日)

22時30分「米・雇用統計」

雇用者数の事前予想では+6.7万人と、前回の+5.0万人を超える予想となっていますが、今回は年次改定が反映されるのでブレる可能性があります。

今週最後のお楽しみ、指標トレードのチャンスかも知れません😅

今週はこんな感じです。

選挙関連報道に気をつけて、慎重に頑張っていきましょう✨








コメントの入力は終了しました。
トップへ戻る