今週はFOMCはじめ、主要国中央銀行の政策発表と米国雇用統計があります。
主なイベントをまとめて見ました。(日本時間表記です。)
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今週は何かと重要指標が多く、自動売買の稼働にとってはちょっと危険がいっぱいの
週になっています。
逆に裁量トレードの人にとってはボラティリティーが上がりそうで、先週に引き続きボーナスステージになるかもしれません。
今週は主要国中央銀行の政策発表が続きます。アメリカで言えばFRB、日本で言えば日銀、イギリスで言えばBOEの政策金利からみの発表があります。
まず火曜日の日銀の「日銀金融政策決定会合」ですが、この発表は時間が未定になっています。
今までの傾向として、早い時間に発表されるときは変更がない場合が多く、遅れて発表されるときはインパクトのある発表がされることが多い…..と言われています。
たぶん、今回は早目で12:30くらいまでに発表されるような気がします。
他にもいろいろ指標はありますが、今週のメインイベントは何と言っても11月2日(木)AM3:00にあるFOMCの声明文の公開です。
(水曜日の深夜とも言えますが、日時を間違えないようにしてください)
今回は、年内最後(12月)のFOMCで利上げをするのかどうかを判断ために超重要でして、声明文の内容が利上げに積極的か消極的かでドルが大きく動くと思います。場合によってはポンドのようにブッ飛ぶ事も考えられますので注意してください。
たぶん、今回の金利自体は据え置きだと思いますが、年内の利上げは注目されていてタイミング的にも煮詰まっていると思うので今回のFOMCのインパクトは大きいものになるような気がします。
自動売買は止めておいた方が無難だと思います。
しかし、裁量トレードではボーナスステージになるかもしれませんので注目しています。
同じく木曜日の夜9:00には、イングランド銀行(BOE) の政策金利発表などがあります。
ここ最近のポンドは非常にニュースに敏感に大きく動くように思いますので、今回も過剰なくらい反応するような気がします。
ちなみに市場では「+0.25%」から「+0.5%」への利上げが予想されています。
金利が据え置きになった場合ポンドは売られると思いますが、仮に+0.5%へ利上げされた場合は、織り込み済みということで売られたり、スルーされたり、普通に買われたりと…..過去の動きを考えると分かりません。
ここら辺が「ポンドは観賞用」といわれる所以なのかもしれません。
さて、最後に金曜日夜9:30は、世界中のギャンブラーのお楽しみ「雇用統計ナイト」です。
当サイトの無料EAの利用者の場合は、すでにMT4を止めている人が多い時間だと思うので自動売買にはあまり影響はないと思います。
北朝鮮問題や次期FRB議長のこともあるので、今週も自動売買のトレーダーにとっては悩まし一週間です。