今週の経済指標(2017年12月4日)


今週は金曜日に米国雇用統計があります。

本来、雇用統計は賭場ではなく、雇用者数の推移を景気状況の判断材料として金融政策に与える影響があるため注目されているのですが、来週のFOMCでは利上げがほぼ決定事項で確実と考えられています。(たぶん)

かといって今回の雇用統計は無意味というわけではなく、来年からのFOMCの方向性を考える上で結構重要ではないかと思います。

無料EAの自動売買は金曜の夜ということもありMT4を停止させている方も多いと思いますので影響は少ないと思います。

以下に日本時間表記でまとめてみました。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
 12月4日 18:30 英・建設業PMI GBP
19:00 欧・生産者物価指数PPI EUR
24:00 米・製造業新規受注 USD
火曜日
 12月5日 09:30 豪・小売売上高 AUD
10:45 中・Caixinサービス業PMI CNH&AUD
12:30 豪・豪準備銀行(RBA) 政策金利 AUD
18:00 欧・サービス業PMI 改定値 EUR
18:30 英・サービス業PMI GBP
18:30 南ア・四半期GDP ZAR
19:00 欧・GDP 確定値、小売売上高 EUR
24:00 米・ISM非製造業PMI USD
水曜日
 12月6日 09:30 豪・四半期GDP AUD
17:15 スイス・消費者物価指数CPI CHF
22:15 米・ADP民間雇用統計 USD
24:00 加・カナダ銀行(BOC) 政策金利 CAD
24:30 米・EIA石油在庫統計 USD&CAD
木曜日
 12月7日 09:30 豪・貿易収支 AUD
15:45 スイス・失業率 CHF
16:00 独・鉱工業生産 EUR
22:30 米・新規失業保険申請件数 USD
金曜日
 12月8日 08:50 日・GDP 改定値 JPY
未定 中・貿易収支(米ドル&人民元) CNH&AUD
18:30 英・鉱工業生産、製造業生産 GBP
22:30 米・非農業部門雇用者数、失業率、賃金上昇率 USD
24:00 米・ミシガン大学消費者信頼感 速報値 USD

今週は、カレンダーを見る限りヤバそうなものは少ないのですが、北朝鮮に関連したことだけでなく情勢が緊迫しているところもあり、どんなニュースが飛び出してくるかわからない状態ではあります。

できれば何事もなく平穏な日常でダラダラとトレンドが継続してくれることを願います。

順にかいつまんで簡単に説明しますと、火曜日の24時というか水曜日の0時に「ISM非製造業景況指数(PMI)」があります。

タイトル通りの指標でして、当サイトの無料EAは基本的にドルストレートがメインなので影響を受けやすいのではないかと思います。

他にも「豪・豪準備銀行(RBA) 政策金利」があります。

豪ドル高を牽制する発言がされることが多いと思いますが、よくあることなのでどの程度の効果(インパクト)があるかは分かりません。

水曜日には「加・カナダ銀行(BOC) 政策金利」がありますが、最近サプライズでCADぶっ飛んだので、さすがにしばらくはサプライズはないのではないかと思います。

公開している無料EAではカナダドル(CAD)のペアはないのですが、最近ボラティリティーが大きいので裁量で触っている人も増えたのではないでしょうか。

あと指標ではないのですが、本日ベルギーで「ユーロ圏財務相会合」が行われます。

これに伴い、イギリスのメイ首相とユンケル欧州委員長(タイトル画像の人達)が会談する予定でして……..

これ、ポンドの危険な香りがプンプン臭って来るような気がします。会談内容が報道されるとポンドが大荒れになる可能性もあるように思います。

ポン様の御乱心は比較的よくあることですが、自動売買にとっては迷惑なので注意しておきたいと思います。

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