先日公開したばかりの「Scal-4」のEURJPYですが、実はほぼ同時に『Scal-3」のEURJPYのパラメーターも最適化をしておりまして、少し遅れて『Scal-3」のパラメーターも仕上がりました。
ただ、ハードカレンシーとは言え初めての通貨ペアで実績もなかったのと、「Scal-4」の方が純利益が大きくなりそうだったので「Scal-4」のEURJPYのパラメーターのみ公開しましたが、その後ゴニョゴニョとテストした結果、もう少しパフォーマンスを上げられる可能性が高い組み合わせが見つかりましたので、公開したばかりではありますがポートフォリオを変更をしようと思います。
なんかドタバタして本当に申し訳ありません m(_ _)m
EURJPYについてテストした結果、その組み合わせは…….
「Scal-4」Shortと「Scal-3」Longの組み合わせでして、ドローダウンも比較的小さめで、扱いやすいのではないかと思います。
ただ8月末のドローダウンについてはバックテストをして見ると「Scal-3」でも「Scal-4」でも避けられなかったようなので、ロット設定は慎重に行なったほうが良いかもしれません。
今回の、新しい「Scal-3」のパラメーターファイルは既にダウンロード可能になっています。
興味のある方はご確認ください。
また、旧「Scal-4-EURJPY-Long」のパラメーターは「一時保存」フォルダに一旦移動しました。(しばらくは置いておきます。)
以下、テスト結果を比較していきます。
いつも通り、テスト期間は2009年1月12日から20018年8月16日まで、100万円スタートの固定0.01ロット、スプレッドは3.6pipsで最適化しています。
<Scal-3L + Scal-4S>
<パラメーターの大まかなデータです>
| *0.1ロット固定 | Scal-3L+4S | Scal-3 L | Scal-4 S |
| 純利益 | 1,565,000 円 | 615,510 円 | 949,490 円 |
| プロフィットファクター | 2.3 | 1.82 | 3.11 |
| 最大ドローダウン | 63,691 円 | 86,100 円 | 76,591 円 |
| トレード回数 | 1946 | 1279 | 667 |
| 勝 率 | 87.15 % | 84.6 % | 92.05 % |
*以下、L=Long、S=Short
<先日公開した「Scal-4」のデータとの比較>
| (新)Scal-3L+ 4S | (旧)Scal-4 LS | |
| 純利益 | 1,565,000 円 | 1,586,384 円 |
| プロフィットファクター | 2.3 | 2.234 |
| 最大ドローダウン | 63,691 円 | 92,663 円 |
| トレード回数 | 1946 | 1355 |
| 勝 率 | 87.15 % | 86.79 % |
この組み合わせは、「Scal-4」よりも良い可能性が高いように思います。
純利益はあまり変わらずですが、最大ドローダウンが3割くらい下がっているので、かなり扱いやすくなるような気がします。
ただし、バックテスト結果のみでリアル口座での実績がほとんどありません。
稼働させている人はまだ少ないと思いますが、リアル稼働させる場合は低めのロットからテストを兼ねて運用されることをお勧めします。





