今週の経済指標(20181015)


今週も特別危険な重要指標というのは無いように思いますが、ここ最近の傾向でもある政府要人の発言(特にアメリカ政府)や各国中央銀行要人の発言のほうに注意が必要では無いかと思います。

指標以外では、17日水曜日からアジアAPEC(太平洋経済協力財務相会談)がパプアニューギニアで開催されます。

18日木曜日からはASEM(アジア欧州会合)の首脳会議がベルギーのブリュッセルで行われます。安倍首相も参加予定です。

一応指標では個人的に、FOMCの議事録に注目しています。前回の利上げがあった時の議事録なのですが、どんな議論があったのか、今後の利上げについてのヒントっぽいものがあった場合などは相場が結構反応する可能性もあると思います。

主な指標とイベントをまとめてみましたので、よろしければ参考にしてみてください。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
 10月15日 21:30 米・小売売上高、NY連銀製造業景況 USD
火曜日
 10月16日 09:30 豪・RBA議事録 AUD
17:30 英・失業率、失業保険申請件数、平均賃金 GBP
21:30 米・個人消費支出PCE、PCE価格指数 USD
22:15 米・鉱工業生産 USD
23:00 米・NAHB住宅市場指数 USD
水曜日
 10月17日 17:30 英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI GBP
18:00 欧・消費者物価指数HICP 改定値 EUR
21:30 米・住宅着工件数、建設許可件数 USD
23:30 米・EIA石油在庫統計 USD&CAD
木曜日
 10月18日 03:00 米・FOMC議事録 USD
08:50 日・貿易統計(通関ベース) JPY
09:30 豪・雇用者数変化、失業率 AUD
17:30 英・小売売上高 GBP
21:30 米・新規失業保険申請件数、Philly連銀製造業景況 USD
金曜日
 10月19日 08:30 日・全国消費者物価指数CPI JPY
21:30 加・消費者物価指数CPI、小売売上高 CAD
23:00 米・中古住宅販売件数 USD

重要そうなものを掻い摘んで見ていくと…

10月15日21時30分「米・小売売上高、NY連銀製造業景況」があります。小売売上高は正に消費そのものを示すので、あまり材料視されませんが重要な指標の一つだと思います。

16日火曜日9時30分には「豪・RBA議事録」が発表になります。豪ドルを触っている人にとってはちょっと注意かもしれませんが、市場のムードではあまり動かないかもしれません。

17時30分には「英・失業率、失業保険申請件数、平均賃金」が発表されます。ちょっと前までのように雇用関係の指標でドッカ〜ンといくことが減ったように思いますが、一応ポンドなので発表の瞬間に100pipsくらいは軽く動くことがありますので注意した方がいかもしれません。
その後は「米・個人消費支出PCE、PCE価格指数」、「米・鉱工業生産」、「米・NAHB住宅市場指数」と続きますが、特別予想外の数字でなければ影響は限定的ではないかと思います。

17日水曜日17時30分「英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI」18時には「欧・消費者物価指数HICP 改定値」が続けて発表されます。このあたりも予想と大きく違わない限り影響は限定的ではないかと思います。

9時30分には「米・住宅着工件数、建設許可件数」が発表されます。今のところはあまりり問題にならないと思いますが、米中対立の影響などで経済に影響が出る場合、真っ先に数字に表れるのが住宅関連の数字と言われていますので、今後は注目が集まるかもしれません。

日付が変わりまして、18日3時には「米・FOMC議事録」が公開されます。既に結果は出ているのですが議事録の内容によって今後の利上げに対するFRBのスタンスが垣間見えて、市場の認識とズレがあった場合などは相場に大きく影響することも考えられるので、一応は注意しています。

状況によりけりですが、個人的にはFOMC前はEAを止めることが多いと思います。

その後8時50分に「日・貿易統計(通関ベース)」が発表になります。普段はあまり材料視されないように思いますが「日米貿易協議」ネタの注目が高くなってきた場合は、もしかすると貿易統計の数字に反応するかもしれません。

その後、夜には「英・小売売上高」「米・新規失業保険申請件数、Philly連銀製造業景況」があります。

19日金曜日8時30分に「日・全国消費者物価指数CPI」が発表されます。目標としている「2%」という数字だけが注目されている例のヤツです。

夜には「加・消費者物価指数CPI、小売売上高」「米・中古住宅販売件数」がありますが、時間敵には自動売買は既に止めている方も多いと思いますので、影響は少ないと思います。

今週はこんな感じすが、いつ飛び出すかわからない政治要因や要人発言に影響を受ける可能性もあり注意しています。(注意していても避けられないかもしれませんが…)

一部、無料EAのパラメーターもアップデートしましたので、なんとかパフォーマンスの改善につながってくれたら良いと思います。

先週に引き続き今週も無料EAに期待したいともいます。

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