今週の経済指標(20190128)


先週はユーロドルに関してはあまりエントリーがありませんでしたが、月曜日から上昇をはじめたポンドルにはイイ感じで波に乗れて150pipsくらい稼いでくれました。

年初にパラメーターをアップデートした「Scal-3」がイイ仕事をしてくれたので一安心です。

ただECB政策金利からドラ議会会見のあとは大きく動いたので、金曜日に稼働させた場合は引かされていたかもしれません。

さて、今週は「FOMC」、「米国雇用統計」が目を引きますが、政治要因ではブレクジット問題もクライマックスに差し掛かってきた感じもします。メイ首相の離脱案が受け入れられるとか…られないとか…、また離脱案自体も10個以上あり、状況が目まぐるしく変わっていて要注意ではないかと思います。

とにかく「ハードブレクジット」が回避できようなムードが少しあるので、ポンドは買われる方向に動いていますが、これに冷や水をかけるようなニュースなどが出てくると急落することも考えられ眼が離せません。

もう一点、経済指標ではありませんが1月30日からワシントンDCで「米中閣僚級貿易協議」が開かれる予定です。米中対立の今後に関することなので世界中から注目されていうと思いますが、動きがあった場合は米国株だけでなくあらゆる市場に影響が出る可能もありますので、注目かもしれません。

その他、今週の経済指標とイベントをまとめて見ました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
 1月28日 23:00 欧・ドラギECB総裁 発言 EUR
23:30 英・カーニーBOE総裁 発言 GBP
火曜日
 1月29日 23:00 米・ケースシラー住宅価格指数 USD
水曜日
 1月30日 22:15 米・ADP民間雇用統計 USD
22:30 米・GDP 速報値、GDP価格指数、個人消費支出(PCE)、PCE価格指数 USD
24:30 米・EIA石油在庫統計 USD&CAD
木曜日
 1月31日 04:00 米・FOMC政策金利 USD
04:30 米・パウエルFRB議長 記者会見 USD
19:00 欧・GDP 速報値、失業率 EUR
22:30 加・月次GDP CAD
22:30 米・個人消費支出(PCE)、PCEコア、PCE価格指数、個人所得、新規失業保険申請件数 USD
金曜日
 2月1日 19:00 欧・消費者物価指数HICP 速報値 EUR
22:30 米・非農業部門雇用者数、失業率、賃金上昇率 USD
24:00 米・ISM製造業景況指数 USD

ざっと順に見ていきますと…

本日、1月28日夜に「欧・ドラギECB総裁 発言」「英・カーニーBOE総裁 発言」があります。お二人ともラスボス級の破壊力の持ち主なので、今週のMT4無料EAの稼働は、最低でもこの会見の後の様子を見てからにした方が良いかもしれません。

1月30日水曜日22時30分には、米国GDP関連の指標が発表され、約4時間半後に「FOMC政策金利」があります。今回は据え置きと見られていますが、その後にFRBのパウエル議長の会見もあります。何もなく「のらり〜くらり」と無難に乗り切ればスルー気味になるような気がしますが、何か今後の金利に関して新しい見解を匂わせる内容だったりすると軽くブッ飛ぶ可能性もありますので、やはり要注意かと思います。

19時には「欧・GDP 速報値、失業率」が発表され、22時30分には「加・月次GDP」があります。カナダドルは非常によく動くので、それを狙っている人にはチャンスかもしれませんが、自動売買的には要注意です。

月が変わりまして2月1日、19時には「欧・消費者物価指数HICP 速報値」がありまして、22時30分、「米国雇用統計」です。

雇用統計は以前ほど注目されなくなってきましたが、一応金利に影響のある指標の一つですので重要なことは間違えないと思います。

以前のように、雇用統計前は「全裸待機」といった事もなく、やや盛り上がりにかけるようになってきたのは少し寂しくもあります。

無料EAのポートフォリオでは、先週ポンドドルを中心にうまく立ち回ってくれましたが、今週はインパクトが有りそうなイベントなども多く、神経を使う週になりそうです。

今のところVIX(恐怖指数)は上がっていませんが、慎重に行こうと思います。

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