先週はFOMCや雇用統計などのビッグイベントが終わりまして、一安心したのもつかの間、今週から中華圏が春節となりまして休みになります。クリスマスほどの影響は無いと思いますがゴールデンウイークよりは影響は大きいかもしれませんので、無料EAの稼働についても多少は考慮した方がいいかもしれません。
また金融政策関連の発表も結構あります。
大きなところでは、7日木曜日のBOE(イングランド銀行)、5日火曜日のRBA(オーストラリア中銀)、ちょっとマイナーなところではロシア中銀、ブラジル、インド、フィリピン、メキシコ、アリルランドなどなど、政策金利発表ラッシュといった感じの1週間です。
さらに、米朝会談に関する発表、先週発表されたINF(中距離核戦力全廃条約)破棄での米露の問題と米朝問題に対する影響、もう早くケリをつけてほしい米中貿易協議など、引き続き政治要因での懸念材料も多い週になります。
その他、今週の経済指標とイベントをまとめて見ました。
*日時はJST(日本時間)です。
今週の経済指標とイベント | ||||
日付 | 時間 | 経済指標(イベント) | 通貨ペア | 重要度 |
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月曜日 | ||||
2月4日 | 19:00 | 欧・生産者物価指数PPI | EUR | 大 |
火曜日 | ||||
2月5日 | 12:30 | 豪・豪準備銀行(RBA) 政策金利 | AUD | 大 |
19:00 | 欧・小売売上高 | EUR | 中 | |
22:30 | 加・貿易収支 | CAD | 大 | |
24:00 | 米・ISM非製造業景況 | USD | 大 | |
水曜日 | ||||
2月6日 | 11:00 | 米・一般教書演説 | USD | 大 |
16:00 | 独・製造業新規受注 | EUR | 中 | |
24:30 | 米・EIA石油在庫統計 | USD&CAD | 大 | |
木曜日 | ||||
2月7日 | 06:45 | NZ・雇用者数変化、失業率 | NZD | 大 |
21:00 | 英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、インフレ報告 | GBP | 大 | |
22:30 | 米・新規失業保険申請件数 | USD | 大 | |
金曜日 | ||||
2月8日 | 08:50 | 日・貿易収支、経常収支 | JPY | 中 |
09:30 | 豪・RBA金融政策報告 | AUD | 大 | |
15:45 | スイス・失業率 | CHF | 中 | |
16:00 | 独・貿易収支、経常収支 | EUR | 中 | |
22:30 | 加・雇用者数変化、失業率 | CAD | 大 |
順に重要相なものをかいつまんで行くと、2月5日火曜日、12時30分に「豪・豪準備銀行(RBA) 政策金利」がありますが、こちらは据え置きとの予想が多く、そうなった場合は2月8日金曜日の「豪・RBA金融政策報告」の方が影響が大きいかもしれません。豪ドルを触っている人にとっては木になるところだと思います。
2月6日水曜日11時にトランプ大統領の一般教書演説があります。直接為替に影響のあるようなことは無いかもしれませんが、一応はジャイアンの考えは聞いておくべきかと思います。
2月7日木曜日、今週のメインイベント「英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、インフレ報告」です。政策金利と資産買入枠の変更は多分ないと見られているのですが、その分「インフレレポート」に関心が集まるかもしれません。
なにかと理由をつけて指標スイッチになる可能性も否定できないので、ここは注意だと思います。
2月8日金曜日は、先程の「豪・RBA金融政策報告」があります。
22時30分にはカナダの雇用関係の指標があります。先週の雇用統計のリベンジをするならここだと思うのですが…..傷口を広げないようにしたいと思います。
今週は以上のような感じですが、先週はポンド絡みのEAがまぁまぁ調子が良かったのですが、この調子でポートフォリオ全体の調子も上向いてくれたら嬉しいです。
引き続き、無理せず慎重にいこうと思います。