現在のポートフォリオで稼働中の無料EA「Scal-2-Short」のパラメーターをアップデートしました。(Short側のみです)
劇的な変化というわけでもなく、お正月明けにアップデートしたばかりなので、どうしようか迷ったのですが、せっかく作ったのでアップデートしておきます。
前回のアップデートでEAの性格が少し変わったようなアップデートだったのですが、ドローダウンの低減にウエイトを置いた設定に戻しました。
パフォーマンスを落としていたり、ドローダウンした無料EAのパラメーターについては、日常的にパラメーターの最適化によって改善できないかテストしているのですが、現実的には絵に描いたような改善結果が得られることは極めて稀です。
今回のスキャルピング系の無料EA「Scal-2」についても、地味にですが少しは改善はしているように思います。
すでに新しいパラメーターファイルはダウンロード可能になっています。
特に急を要するほどのものではありませんが、「Scal-2」をご利用されている方は、よろしければテストしてみてください。
ダウンロードリンク内の新しいファイル名は、
「Scal-2-EURUSD-M5-Short-201902.set」です。
バックテスト結果
以下、今までのパラメーターと新しいパラメーターの比較をしていきます。
バックテストは、アルパリのデータで、期間は2009年1月12日〜2019年2月2日までの約10年間、いつも通り100万円スタートの0.1固定ロット、スプレッドは少し厳しく2.3pipsで最適化しました。
<今までのパラメーターによるバックテスト>
<今回の新しいパラメーターによるバックテスト>
ん〜、あんまり変わらないような…
<比較>
*スプレッド2.3pips | 旧パラメータ | 新パラメータ |
純利益 | 788.952 円 | 701,162 円 |
プロフィットファクター | 2.01 | 2.88 |
最大ドローダウン | 101,746 円 | 74,521 円 |
勝率 | 91.31 % | 93.35 % |
取引回数 | 1013 回 | 647 回 |
純利益は若干下がっているのですが、それ以上にドローダウンが下がっています。
好みの問題もありますので難しいところかもしれません。