今週の経済指標(20190624)


先週はFOMC前までの稼働だったこともあり、エントリーが非常に少なく「Scal-7」で利確できたものの「Break-1」の含み損をFOMCの少し前に手動決済したので結果的には微損となりました。

先週までに主要各国の金融政策が発表されましたが、FOMCでは利下げが示唆され今までの方針が大転換となり、非常にインパクトのある結果だったと思います。これで日本以外は全て利下げ・金融緩和方向への流れに向かう事が鮮明になってきました。

日銀だけが現状維持でしたが、実際はもう打つ手が無いのではないかと勘ぐりたくなります。

この状況で消費税を上げるとマジで日本経済にトドメを刺しそうで大変心配です。

今週は嵐の後といった感じで、特別大きな経済指標やイベントはないと思いますが、週末からはG20大阪サミットです。

最大の関心ごとは米中問題がどう動くかだと思いますが、今週末は裁量トレードであっても持ち越しのポジションを持たない方が良いかもしれません。

また、そのように考える人も多いと思いますので、ポジション整理による流れの巻き戻しがいつもより大きいかもしれないので注意が必要ではないかと思います。

今週注目している指標とイベントをまとめて見ましたのでよろしければ参考にして見てください。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
 6月24日 17:00 独・IFO企業景況感指数 EUR
火曜日
 6月25日 08:50 日・日銀政策会合議事録 JPY
23:00 米・新築住宅販売件数、CB消費者信頼感指数 USD
水曜日
 6月26日 02:00 米・パウエルFRB議長発言 USD
11:00 NZ・RBNZ政策金利 NZD
21:30 米・耐久財受注 USD
木曜日
 6月27日 18:00 欧・消費者信頼感 確定値 EUR
21:00 独・消費者物価指数CPI 速報値 EUR
21:30 米・GDP確定値、個人消費指数PCE、GDP価格指数 USD
金曜日
 6月28日 終 日 日・G20大阪サミット JPY
08:30 日・失業率、有効求人倍率、東京都消費者物価指数 JPY
18:00 欧・消費者物価指数HICP速報値 EUR
21:30 加・月次GDP CAD
21:30 米・個人消費支出PCE、個人所得 USD

重要そうなものを見ていくと…

6月25日火曜日23時に「米・新築住宅販売件数」があります。先週あった「米・中古住宅販売件数」は数字がよかった割には全然動かなかったので、今回も数字が良い方向だった場合は反応は薄いかもしれません。逆に数字が悪かった場合は多少動くかもしれません。

6月26日水曜日、午前2時ころに「米・パウエルFRB議長発言」があります。FOMC以降のドルの動きに対しての言及があるのか無いのかで変わりますが、情報があまりなくよくわかりません。

11時には「NZ・RBNZ政策金利があります。NZDを触っている人は注意かもしれません。

6月27日木曜日21時に「独・消費者物価指数CPI 速報値」、21時30分には「米・GDP確定値、個人消費指数PCE」などがあります。

今週はあまり大きな指標が無い中で比較的動きそうなのが、この「米・GDP確定値、個人消費指数PCE」ではないかと思います。

6月28日金曜日、8時30分の「日・失業率、有効求人倍率、東京都消費者物価指数」は普通であればあまり動かないと思いますが、サミット+消費税増税などを鑑みて、悪い数字が出た場合などはどういう対応をするのかがちょっと気になったので書いて見ましたが多分スルーだと思います。

18時には「欧・消費者物価指数HICP速報値」があり、21時30分には「加・月次GDP」があります。カナダドルは注意というか期待している人も多いかもしれませんw

同時刻に「米・個人消費支出PCE、個人所得」がありますが、この辺りになると自動売買の無料EAは止めている人が多いと思いますのであまり影響はないと思います。

金曜日からG20大阪サミットが始まりますが、どんなニュースが飛び出てくるかは予想がつかないので、週末のポジションは持たない方が良いように思います。

また、サミット会場周辺は封鎖に近い状態だと思いますので住民の方、お勤めの方、警備の方は大変なご苦労があるのではないかと思います。

トラブルなどが無く、サプライズも無くw、終わってくれることを期待しています。

さて6月も最終週です。無料EAにはなんとか頑張ってもらいたいと思います。

>>MT4無料EAトップページへ戻る








トップへ戻る