2月後半からVIXが高い水準で推移しており、トレードを見送っています。
ただ、このまましばらく休んでいてもいいのですが、ブレイクアウト系のEAをポートフォリオから外して多少はリスクが下がったように思うので、様子を見ながら小ロットで稼働させてみようかとも思います。
私のEAをノンストップで稼働させている知り合いに聞いたところ、この荒れ相場でもプラスになっているそうなので、一応フィルターがうまく機能しているように思います。
さて、今週の注目はFOMCと日銀金融政策決定会合が注意……と、思っていたところ、朝からFRBが緊急の米連邦公開市場委員会(FOMC)を開いて、なんと1%の利下げを行い量的緩和も再開するとの発表がありました。
さらに、日銀のイベントについても18〜19日に予定されている日銀金融政策決定会合を本日(16日)から行うとの発表がありました。
これにより、木曜日に予定されていた日銀のイベントは、明日(火曜日)くらいには行われるかもしれませんので、EAの稼働は日銀のイベントが終わってからにしようかと考えています。
いや〜、今週も荒れそうなので、EAの稼働は様子を見ながら無理せずに行きます。
一応イベント他、重要そうなものをまとめてみました。
*日時はJST(日本時間)です
今週の経済指標とイベント | ||||
日付 | 時間 | 経済指標(イベント) | 通貨ペア | 重要度 |
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月曜日 | ||||
3月16日 | 21:30 | 米・NY連銀製造業景況 | USD | 中 |
火曜日 | ||||
3月17日 | ||||
18:30 | 英・失業率、平均所得、失業保険申請件数 | GBP | 大 | |
21:30 | 米・小売売上高 | USD | 大 | |
水曜日 | ||||
3月18日 | 19:00 | 欧・消費者物価指数HICP 改定値、貿易収支 | EUR | 中 |
21:30 | 加・消費者物価指数CPI | CAD | 中 | |
21:30 | 米・住宅着工件数、建設許可件数 | USD | 中 | |
木曜日 | ||||
3月19日 | 03:00 | 米・FOMC政策金利 | USD | 大 |
03:30 | 米・パウエルFRB議長 記者会見 | USD | 大 | |
16:30 | スイス・スイス中銀(SNB) 政策金利 | CHF | 大 | |
21:30 | 米・Philly連銀景況指数 | USD | 中 | |
金曜日 | ||||
3月20日 | 21:30 | 加・小売売上高 | CAD | 中 |
23:00 | 米・中古住宅販売件数 | USD | 大 |
順に見ていくと…
3月16日月曜日
21時30分に「米・NY連銀製造業景況」があります。米国経済の好調を背景に今までは良い数字が出ていましたが、今回は多少の悪化が予想されています。マーケットのムードにもよりますが、予想よりも悪い数字が出た場合は悲観的な方向に反応する可能性もあると思います。
3月17日火曜日
木曜日に予定されていた日銀の金融政策決定会合と黒田日銀総裁 記者会見が行われるかもしれません。(完全な私の妄想ですが…)
すいません…16日月曜日に行われました。
もし、あった場合は要注意ではないかと思います。
18時30分には「イギリスの雇用関連指標」、21時30分には「米・小売売上高」がありますが、新型コロナの影響による数値の変化を勘ぐって反応する可能性もあると思うので反応を注目しています。
3月18日水曜日
19時に「欧・消費者物価指数HICP」、21時30分に「加・消費者物価指数CPI」、「米・住宅着工件数、建設許可件数」などの発表がありますが、市場の関心ごとはおそらく新型コロナによる影響ではないかと思われますので、いつもよりは反応しにくいかもしれません。
3月19日木曜日
月曜日に緊急のFOMCを開いて利下げ発表などの発表も行ったので、本来予定されていたイベントはどのようになるのかは分かりませんが、重要度は下がったのではないかと思います。
16時30分には「スイス・スイス中銀(SNB) 政策金利」が予定されています。
21時30分には「米・Philly連銀景況指数」が発表されますが、これも今までが良かっただけに予想を下回った場合は反動が出る可能性も少しあるのではないかと思います。
3月20日金曜日
21時30分に「加・小売売上高」、23時に「米・中古住宅販売件数」がありますが、市場に材料視されるかは、その時のムードによるのではないかと思います。
また、日本は秋分の日で祝日になるので東京時間の板は薄くなる可能性もあり夕方以降はポジション整理も考えられるので、EAの稼働停止時間は、早めた方が安全かもしれません。
今週はこんな感じですが、EAを稼働させることについては多少不安が残ります。
とりあえず、「中央銀行」vs「新型コロナ」に市場がどういう判断をするのかに注目しています。