今週の経済指標(20200907)


先週は、火曜日の夜あたりで米ドルの風向きが変わったような感じになりましたが、多くの無料EAはうまくフィルターが機能してエントリーを回避できました。

流れが変わる前と、変わった後でのポジションでは、ほぼ全てが利益確定でき、ポートフォリオ全体では +168.9 pips と、確実に利益を伸ばせました。

週末にかけては、NY株式市場でハイテク株中心に大きく売られて大幅な株安となり、その煽りでドル相場もやや不安定になりました。

幸いこの時もうまくトレードを避けられましたが、VIX(恐怖指数)も跳ね上がっており、今後の自動売買の運用を考えると不安要因の一つです。

VIX(恐怖指数)

今週は、木曜日にある欧州中央銀行(ECB) 政策金利が注目です。

また、本日月曜日はレイバーデーで米国は祝日なので、NY時間の取引ボリュームは下がると思われます。

また、それに伴い連休明けの火曜日にNY市場が開いた時に、大きな動きになる可能性も否定できないので注意しています。

その他、重要そうなものを書いてみました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
 9月7日 米・レイバーデー(祝日) USD
火曜日
 9月8日 08:50 日・GDP 改定値、貿易収支 JPY
18:00 欧・EU圏GDP 確定値 EUR
水曜日
 9月9日 23:00 加・カナダ中銀(BOC) 政策金利 CAD
木曜日
 9月10日 20:45 欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利 EUR
21:30 欧・ラガルドECB総裁 記者会見 EUR
金曜日
 9月11日 15:00 英・月次GDP、製造業生産 GBP
21:30 米・消費者物価指数CPI USD

順に見ていくと…

9月8日火曜日

8時50分に「日・GDP 改定値、貿易収支」があります。ただでさえ動かない日本の指標ですが、GDPの方は改定値ということもあり、スルーのような気もします。

18時には「欧・EU圏GDP 確定値」がありますが、確定値なので速報値から大きな差がなければこちらも影響は少ないかもしれません。

9月9日水曜日

23時に「加・カナダ中銀(BOC) 政策金利」があります。状況的には動きにくいと思いますが、とりあえずカナダなので注意が必要ですが、指標トレードを狙う人は注目かもしれません。

9月10日木曜日

20時45分には「欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利」が発表されます。市場予想では0.00%の現状維持と見られていて、大きな政策の変更もないようです。

21時30分から「欧・ラガルドECB総裁 記者会見」が予定されています。ドラギ前総裁の時は会見冒頭で「ハロー」と行った瞬間にユーロがぶっ飛んだこともあり、政策金利発表よりも記者会見の方が注目度が高かったような気もしますが、ラガルド総裁になってからはそういうこともなくなったようで嬉しいやら悲しいやらです…

一応今回は、政策金利の発表から注目して、場合によっては事前に一旦EAを止めようかとも考えています。(様子を見ながらですが…)

9月11日金曜日

15時に「英・月次GDP、製造業生産」があります。今週はポンドがらみの指標がないので、事前の予想値の-21.7%と乖離があれば、大きく動くかもしれません。

21時30分の「米・消費者物価指数CPI」で、今週も終わりです。

先週に続き今週も、無料EAには頑張ってもらいたいと思います。








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