今週の経済指標(20201019)


先週は勝ったり負けたりで、結果的には微益で終わりました。

ロットを戻していたEURUSDでは大きく利益を上げたものの、GBPUSDとUSDJPYが大きく足を引っ張りました。

金額ベースではプラスですが、pipsベースではマイナスで終わりました。

S&Pもダウもそれほど大きく動いていないのに、VIXがなかなか下がらないのはリスクを嫌ってか狙ってかオプションにお金が流れているのかもしれません。

一般的には大統領選挙直前には株価が下がることが多いように思いますが、今回は下がっていないのも気になるので、多少は慎重に行ったほうが良いかもしれません。

今週は「ベージュブック」がありますが、これといった大きな指標やイベントは無いように思います。

しかし、11月3日の大統領選挙が近くなるにつれて、市場の関心ごとはそちらに傾いていくことが考えられるので、無料EAにとっては少々やりにくい時期かもしれません。

一応重要そうな経済指標とイベントをまとめていました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
水曜日
 10月21日 15:00 英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI GBP
21:30 加・消費者物価指数CPI、小売売上高 CAD
木曜日
 10月22日 03:00 米・地区連銀経済報告(ベージュブック) USD
21:30 米・新規失業保険申請件数 USD
23:00 米・中古住宅販売件数 USD
金曜日
 10月23日 10:00 米・大統領討論会 USD
15:00 英・小売売上高 GBP

順に見ていくと…

10月21日水曜日

15時に「英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI」があります。少しグダグダ感のある英欧の通商協議のこともあるので、注目されているかもしれません。

21時30分には「加・消費者物価指数CPI、小売売上高」があります。指標トレードを狙うほど動かないような気もしますが、カナダドルなので少し期待します。

10月22日木曜日

午前3時には「米・地区連銀経済報告、いわゆるベージュブック」があります。今回は状況的に動かないような気もしますが、一応EAは一旦止めようかと考えています。

21時30分に「米・新規失業保険申請件数」、23時に「米・中古住宅販売件数」があります。良い数字が出た場合は、指標自体よりもトランプ大統領が自分の手柄として吹聴するほうが目立つかもしれません。

10月23日金曜日

10時からテネシー州ナッシュヴィルにて、最後の「米・大統領討論会」が予定されています。

前回は中止されましたが、今回は必要な感染対策をとった上で行われるようです。

15時には「英・小売売上高」があります。現在の注目度のテーマは「米大統領選挙」と「英欧通商協議」だと思うので、関連したニュースや指標に関しては少し注意が必要かもしれません。

今の所どの通貨ペアについても良い流れは見えませんが、無料EAたちには頑張ってもらいたいと思います。








トップへ戻る