今週の経済指標（20210201）

先週は日米ともに株が大きく値を崩し、それに伴いVIX（恐怖指数）が一気に跳ね上がりました。

為替に関しては、円は売られ気味でしたが全体的には一方向に偏った動きにはならず、ユーロドルやポンドドルに関しては高VIX時によく見られる振幅が大きいレンジといった感じでした。

その中で、ユーロドルに関してはトレンドフィルターに掛かりエントリーはなかったのですが、ポンドドルのフィルターは少し甘めなこともあり結構ヤバい局面でチョロチョロとエントリーが有りました。

多くはうまく逃げましたが、反転に巻き込まれて引かされたものも有り先週はマイナスとなりました。

現状はEAに合ったトレンド相場とは言えないような感じで、我慢の時期かもしれません。

また、VIXが少し下がってくるまでは様子を見ながらロットを控えるなど慎重に行こうかと思います。

今週は全体的に経済指標とイベントは少なめですが、ユーロ圏GDP（速報値）、英中銀(BOE) 政策金利、米国雇用統計などがあります。

その他、予定されている経済指標をまとめておきます。

＊日時はJST（日本時間）です。

順に見ていくと…

2月1日月曜日

17時55分から少しずつ時間をずらして独→欧→英と製造業PMIが発表されます。

また、24時には「米・ISM製造業景況」が発表されます。

注目度は微妙かもしれませんが、予想と乖離が合った場合は動くかもしれません。

PMIを載せることは少ないのですが、指標が少ないので…w

2月2日火曜日

19時に「欧・EU圏GDP 速報値」があります。今回2020年の第4四半期分が発表されますが、ぶっちゃけ第3四半期からの数字のブレがデカすぎて、予想値との差が多少プラスやマイナスだった場合にどう動くか分かりません。

指標スイッチになる可能性もありますが、個人的にはスルー気味になるような気もします。

2月3日水曜日

月曜日に続いて17時55分から順次サービス業PMIの発表がありますが、注目度はそれほど高くないように思います。

19時には「欧・消費者物価指数HICP 速報値」があります。今のところは物価どころではないような気もしますが、ここまでユーロのボラティリティーが小さかった場合は多少動くかもしれませんが、影響は大きくないのではないかと考えています。

22時30分に「米・ADP民間雇用者数」があります。動く可能性は低いと思いますが雇用統計の前なので一応載せておきます。

2月4日木曜日

21時に「英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、インフレ報告」があります。政策金利の事前予想は据え置きですが、ポンドなので油断はでき無いと思います。

事前にポンドの通貨ペアだけは止めるのもアリだと思います。

22時30分には「米・新規失業保険申請件数」があります。以前は雇用統計の先行指標として「米・ADP民間雇用者数」同様に注目されていましたが、ここ最近は注目されなくなったように思います。

ただ、突然復活もあり得るので一応書いておきます。

2月5日金曜日

22時30分には、米国雇用統計と加の雇用関連指標が同時にあります。

時間的にもEAは止めている人が多く影響は少ないと思います。

どちらかと言えば、今週のお楽しみイベント（指標トレード）ではないでしょうかw

今週の経済指標やイベントはこんな感じですが、先週に引き続き株価の動きが注目され、それに為替も引きずられる展開も考えられます。

短いサイクルでリスクオンとオフが切り替わるような動きになった場合は、トレンドフォロー型の当サイトのEAにとっては好ましくないのですが、VIXが高いので少々心配です。

やりにくい状況が続きますが、無料EAにはなんとか頑張ってもらいたいと思います。