今週の経済指標(20210125)


先週は何事もなくバイデン政権に移行しましてホッとしましたが、何事も無さ過ぎるのもかえって拍子抜けした感じもあります。

好き嫌いは別にして、バイデン政権には頑張ってもらわねばなりません。

現状、米国株は2020年3月23日を底に上がり続けていますが、いつ不安定になるかわからない難しい状況でバイデン大統領がミスれば巨額の富が喪失し市場は混乱します。

とにかくバイデン政権がやらかさないことを願うばかりです。

先週はどの通貨ペアもはっきりとしたトレンドが出ず、当サイトのようなトレンドフォロー系のEAにとっては難しい状況が続いているように思います。

ユーロドルに関しては、前週からの下落の流れが月曜日に反転しまして、そのタイミングでエントリーしたポジションは引かされたようです。

仮に反転せずに、下の流れが継続していたら祭りになっていたのですが、なかなかうまく行かないものです。

結局のところドル円の下落局面で「Scal-3」がコツコツ稼いでくれましたが、SLまで持っていかれたユーロドルの「Scal-7」の1ポジ分のマイナスを埋めきれずに微損で終わりました。

今週は、木曜日の「FOMC〜パウエル議長記者会見」、「米・GDP速報値、個人消費支出」、金曜日の「フランスとドイツとGDP速報値」、「ドイツの雇用関連指標」、「加・月次GDP」と週末に向けて重要指標やイベントが目立ちます。

一応、FOMC関連は事前にEAを止めることにしています。

再稼働は状況を見ながら考えますが、同日夜に「米・GDP速報値」があるのが悩ましいところだと思います。

また、本日から金曜日までの日程でダボス会議(世界経済フォーラム)が開かれます。例年スイスで行われていますが、今回はオンラインで行われるそうで、一応は関連のニュースには注意したほうが良いかもしれません。

その他、予定されている経済指標をまとめておきます。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
 1月26日 16:00 英・失業率、平均所得、失業保険申請件数 GBP
水曜日
 1月27日 22:30 米・耐久財受注 USD
木曜日
 1月28日 04:00 米・FOMC政策金利 USD
04:30 米・パウエルFRB議長 記者会見 USD
22:30 米・GDP 速報値、新規失業保険申請件数 USD
金曜日
 1月29日 08:30 日・失業率、有効求人倍率 JPY
15:30 仏・GDP 速報値 EUR
16:00 独・GDP 速報値 EUR
17:55 独・失業者数 EUR
22:30 加・月次GDP CAD
22:30 米・個人消費支出PCE、個人所得 USD

順に見ていくと…

1月26日火曜日

16時に「英・失業率、平均所得、失業保険申請件数」があります。イギリスの状況は見た通りで、いずれも悪化予想となっています。

ポンドは結果に関わらずバーンと動くこともあるので一応注意しています。

1月27日水曜日

22時30分に「米・耐久財受注」の発表がありますが、FOMC前ということもありあまり動かないような気もします。

1月28日木曜日

午前4時に「米・FOMC政策金利」が発表されますが、今回も特に大きな変更などは無いと思われます。4時30分にはパウエル議長の記者会見があります。

今回どうかは分かりませんが、このFOMC関連は潜在的な破壊力を秘めたイベントで、過去に爆死経験もあるので、とりあえずEAは止めることにしています。

22時30分には「米・GDP 速報値、新規失業保険申請件数」と、これまた危険な香りの漂う指標があります。

アメリカのGDPはコロナ禍でブレブレで2020年第1四半期から順にマイナス5%、マイナス31.4%、プラス33.4%で、今回はプラス5%くらいの予想です。

通年で見てプラスかマイナスかで心理的に結構違うような気もします。

1月29日金曜日

8時30分に「日・失業率、有効求人倍率」の発表があります。動くかは分かりませんが、コロナ禍で多少は悪化しており今回の失業率は3%を超えるかもしれません。

15時30分にフランス、16時にドイツのGDP速報値があり、17時55分にドイツの失業者数の発表と、立て続けにありユーロの動きには注意が必要かもしれません。

22時30分には「加・月次GDP」と「米・個人消費支出PCE、個人所得」があります。どちらも非常に注目度の高い指標ですが、時間的にEAは止めている人が多いと思います。

今週の指標トレードを狙うとすればココではないかと思います。

今週はこんな感じで終わりです。

我慢の時期が続きますが、無料EAには頑張ってもらいたいと思います。








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