今週の経済指標(20210614)


先週は特に週中でボラが出ずに、概ねヨコヨコの相場となり無料EAにとってはエントリーチャンスの少ない動きでした。

ポンドドルで数ポジション利益確定し多少は利益を伸ばすことが出来ましたが、他が動かず大きな利益にはなりませんでした。

なかなかスパッと勝ちきれない相場が続いています。

今週は、米国小売売上高、FOMCなど目立った経済イベントがあります。

特に、FOMC〜パウエル議長記者会見については過去に爆死したこともあるので、一応事前にEAは止めることにしています、

今の所6月の無料EAは、地味ながら右肩上がりで推移していますが、もう少し相場に方向感とボラティリティーが出てほしいところです。

出来ればドバッと動いてヨコヨコ…ではなく、高値安値の切り上げ切り下げを伴うダウ理論的な動きをしてくれるとありがたいのですが、なかなか思うようには動いてくれません。

今後に期待したいと思います。

その他、重要そうな経済指標をまとめておきます。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
6月15日 10:30 豪・RBA議事録 AUD
15:00 英・失業率、平均所得、失業保険申請件数 GBP
21:30 米・小売売上高、生産者物価指数PPI USD
水曜日
6月16日 21:30 米・建設許可件数、住宅着工件数 USD
木曜日
6月17日 03:00 米・FOMC政策金利 USD
03:30 米・パウエルFRB議長 記者会見 USD
金曜日
6月18日 15:00 英・小売売上高 GBP
未定 日・日銀金融政策発表 JPY
15:30 日・黒田日銀総裁 記者会見 JPY

順に見ていくと…

6月15日火曜日

10時30分に「豪・RBA議事録」がありますが、オージーを触っている人は注意したほうがイイかもしれません。

15時には「英・失業率、平均所得、失業保険申請件数」があります。

ポンドは結果によらず反応することもあるので、ロンドン時間前に裁量のポジションを仕込む場合は要注意です。

21時30分には「米・小売売上高、生産者物価指数PPI」があります。

純粋な経済指標としては今週一番の大きな指標で、小売売上高の方は前月前年比ともに前回±0%、事前予想が-0.4%となっています。

PPIの方は前回+4.1%、事前予想が+3.7%程度となっています。

注目度は高いと思いますが、FOMC前ということもあり動くか分かりませんが注意しています。

6月16日水曜日

21時30分に「米・建設許可件数、住宅着工件数」があります。

住宅関連の指標は景気を映すバロメーターと言われたりしますが、これらの指標が上向いてくればアメリカの景気も本格的に良くなっていると考えられます。

仮にそうなれば、利上げムードも本格的となりドル相場に大きく影響します。

今回はどうか分かりませんが、アメリカの住宅関連指標には注目しています。

6月17日木曜日

午前3時に「米・FOMC政策金利」

3時30分に「米・パウエルFRB議長 記者会見」があります。

政策金利はおそらく据え置きの0.25%と思われます。

一応、事前に無料EAは一旦止める予定です。

6月18日金曜日

15時には「英・小売売上高」があります。

前月比では、前回値が+9.2%、事前予想が+1.8%

前年比の方は、前回値が+42.4%、事前予想が+29.2%…と、数字が大き過ぎてもう分かりませんが、動く可能性はあるように思います。

また、12時前後に「日・日銀金融政策発表」、15時30分に「日・黒田日銀総裁 記者会見」が予定されています。

黒田総裁の会見は一応注目していますが、最近は相場への影響は限定的というかほぼ無風のことが多いと思います。

昔は黒田バズーカーなんて言われ恐れられていましたが、今は見る影もありません。

今週はこんな感じで終わりです。

相場に方向感が出て、無料EAたちが活躍してくれることを期待します。








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