無料EA

今週の経済指標(20210802)


先週は、木曜日のFOMC以降に重要指標やイベントが固まってあったこともあり、週後半ではまとまったEAの稼働時間が取れず前半勝負となりました。

しかし、FOMCまでは上げ下げが大きめとなり無料EAにとってあまり良い相場とはならなかったこともあり-61pipsの微損となりました。

ちょっと気になるところでは、低めで推移していたVIX(恐怖指数)が上昇気味になってきています。

今は20以下の水準に戻りましたが、一時期25くらいまで跳ね上がったこともあったので注目しています。

今週注目されるところでは、木曜日に英中銀(BOE) 政策金利発表、金曜日に米国雇用統計、カナダ雇用関連指標があります。

また、Markit Economicsの製造業PMI 改定値、サービス業PMI 改定値の集中発表があります。特別大きな指標ではありませんが、独・欧・英とそれぞれ時間をずらして発表され、最近は反応することが多くなったように感じます。

その他、重要そうな経済指標をまとめておきます。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
8月2日 16:55 独・製造業PMI 改定値 EUR
17:00 欧・製造業PMI 改定値 EUR
17:30 英・製造業PMI 改定値 GBP
23:00 米・ISM製造業景況 USD
水曜日
8月4日 16:55 独・サービス業PMI 改定値 EUR
17:00 欧・サービス業PMI 改定値 EUR
17:30 英・サービス業PMI 改定値 GBP
23:00 米・ISM非製造業景況 USD
木曜日
8月5日 20:00 英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、インフレ報告 GBP
21:30 米・新規失業保険申請件数、貿易収支 USD
21:30 加・貿易収支 CAD
金曜日
8月6日 21:30 加・雇用者数変化、失業率 CAD
21:30 米・非農業部門雇用者数、失業率 USD

順に見ていくと…

8月2日月曜日

16時55分から、独→欧→英と製造業PMI 改定値が立て続けに発表されます。

23時には「米・ISM非製造業景況」が発表されます。

今まではPMIを一覧に載せないことも多かったのですが、最近は多少動くことが多くなったような気がします。

8月4日水曜日

月曜日と同じパターンで、サービス業PMI 改定値が発表されます。

8月5日木曜日

20時には「英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、インフレ報告」が発表されます。

前回同様に政策金利・資産購入などについても据え置きの予想で、私を含め多くの人が予想通りになると考えているようです。

万一ですが、こういう場面で僅かでも変更があった場合は一気に値が大きく動く可能性が高いので注意しています。

21時30分には「米・新規失業保険申請件数、貿易収支」が発表されます。

新規失業保険申請件数については、前回が400K件で事前予想が382K件となっています。

最近はずっと予想を上回る結果になっていますが、結果が予想値と大きく乖離した場合や下にブレた場合は雇用統計前ということもあり、反応する可能性もあります。

同時刻に、カナダとアメリカの貿易収支が発表されます。

雇用統計前ということもあり、反応するかどうかはわかりませんが一応は指標トレードに備えておこうと思います。

8月6日金曜日

21時30分に、米国雇用統計とカナダの雇用関連指標が同時に発表されます。

雇用統計では一般的に非農業部門雇用者数のほうを重視すると思いますが、前回のように失業率の方に反応することもあり判断が難しい場合もあります。

個人的には、指標トレード向きの分かりやすく大きな動きになることを願っています。

余談ですが、指標の結果の速報やニュースなどを皆さんは何を見ていますでしょうか?

私が裁量トレード中に表示させているのは以下のサイトです。

Forex Factoryは古くからあるサイトで、英語ですがFXに関するいろいろな情報が集められています。

カレンダーでは、発表された今回の数値・事前予想・全回数値だけでなく、詳細な情報や推移のグラフなども見ることが出来ます。

myfxbookは使っている人も多いと思いますが、ここでも経済指標を見ることが出来ます。

myfxbookは日本語表記で自動でページが更新され、指標発表時には「ポロ〜ン」と音が出ます。

今週はこんな感じで終わりです。

引き続き無料EAには頑張ってもらいたいと思います。








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