今週の経済指標(20211101)


先週の稼働時間帯では、方向感のない動きとなり残念ながら無料EAのエントリーは有りませんでした。

振り返ってみると、10月は無料EAにとってはあまり良い相場とは言えず、よほど上手な運用をした方でないとプラスにはならなかったのではないでしょうか。

良いときもあれば冴えないときもありますので、自動売買に関しては勝っても負けても心理的に負担にならない程度のロットで淡々と売買を続けていくことが理想ではないかと思います。

今週からヨーロッパが冬時間になりますのでご注意ください。…北米は来週からなので間違えないようにしましょう。

今週は、FOMC、英中銀(BOE) 政策金利、米国雇用統計と、ビッグイベントがあり、無料EAにとっては非常にやりにくい週となります。

一応FOMCの前までには一旦EAを止めることにしています。

その後はBOEのイベントもあるので、再稼働は様子を見ながらにしようと思います。

その他注目されそうな経済指標をまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
11月2日 08:50 日・日銀政策会合議事録 JPY
18:00 欧・製造業PMI 改定値 EUR
水曜日
11月3日 21:15 米・ADP民間雇用者数 USD
木曜日
11月4日 03:00 米・FOMC政策金利 USD
03:30 米・パウエルFRB議長 記者会見 USD
18:00 欧・サービス業PMI 改定値 EUR
21:00 英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、インフレ報告 GBP
21:30 米・新規失業保険申請件数、貿易収支 USD
21:30 加・貿易収支 CAD
金曜日
11月5日 21:30 加・雇用者数変化、失業率 CAD
21:30 米・非農業部門雇用者数、失業率、賃金上昇率 USD

順に見ていくと…

11月2日火曜日

8時50分に「日・日銀政策会合議事録」があります。

一応ハードカレンシーの中央銀行の政策会合議事録なのですが、動かないことのほうが多く一覧に載せるまでもないような気もします。

ただ、万一があるのでクロス円のポジションがある場合は少しだけ注意しようと思います。

18時には「欧・製造業PMI 改定値」があります。

改定値とはいえ比較的反応することが多いような気もするので一応注目しています。

欧州の前に、5時過ぎから順にフランス〜ドイツと発表もあります。

11月3日水曜日

21時15分から「米・ADP民間雇用者数」があります。

以前は雇用統計の先行指標…などと言われていたこともありますが、最近はあまり関係なくなったように思います。

どちらかといえば「米・新規失業保険申請件数」のほうが…いや、分かりません。

11月4日木曜日

午前3時に「米・FOMC政策金利」

3時30分に「米・パウエルFRB議長 記者会見」が予定されています。

最近のコメントやステートメントからも、おそらく利上げはテーパリング完了後となるはずなので、政策金利はおそらく現状維持になるはずです。

しかし、テーパリングの発表で大きく反応数可能性もあるので注意しています。

18時から「欧・サービス業PMI 改定値」があります。

多少反応することもあると思うので書きましたが、ビッグイベントに挟まれて影が薄いです。

21時からは「英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、インフレ報告」があります。

こちらも政策金利、資産買入枠ともに据え置き予想となっていますが、個人的にはそろそろテーパリングに言及があってもいいのではないかと思います。

21時30分には「米・新規失業保険申請件数、貿易収支」が発表されます。

雇用統計前日なので、多少反応があるかもしれません…逆に動きにくいということも考えられますが…

同時刻に「加・貿易収支」があります。

指標に反応しやすいカナダの指標だけに期待しています。

11月5日金曜日

21時30分に、カナダの雇用関連指標と米国雇用統計が同時に発表されます。

EAはすでに止めているので、この時間は指標トレードに専念しようと思います。

今週はこんな感じで終わりです。

今年も残すところ2ヶ月となりました。無料EAには頑張ってもらいたいと思います。








トップへ戻る