今週の経済指標(20211129)


先週は勤労感謝の日や重要指標、米国の感謝祭などもあり消極的に無料EAを動かした結果エントリーは少なく極微益で終わりました。

実質、火曜日の午前中からFOMC前までの稼働でしたが、月曜の夜中から動かしていた人は一時含み損を抱えたようですが結構稼げたのではないでしょうか。

また、先週は金曜日の世界同時株安には驚かされました。

金曜日の朝からほぼ一直線に下げ続けまして、日足で見ると見事な一本糞を形成しております。(*クリックで拡大できます。)

<NYダウ>

<S&P500>

S&P500

これだけ株が動けば当然為替も大騒ぎでして……ドル円に関しては1日で2円の円高となりました。

<USDJPY>

USDJPY

<EURUSD>

EURUSD

先週末のこれらの動きが、今週も続くのかが非常に注目されます。

なんとも言えませんが、市場の関心事がコロナ一色になる可能性も否定できません。

VIX(恐怖指数)も跳ね上がっており、為替市場は株式市場の動きに振り回される可能性もあり注意が必要かもしれません。

今週の経済指標やイベントはでは、金曜日の米国雇用統計を筆頭に、ベージュブックやEU圏の消費者物価指数HICP 速報値などが注目されます。

今週のEAの稼働開始は相場状況を見て、株価が荒れていたり怪しいようなら落ち着くまで待ったほうが良いかもしれません。

個人的には、週前半の方は先週の株価急落後の動向に注目され、その関心が薄れれば経済指標の重要度が増すのではないかと勝手に考えています。

その他注目されそうな経済指標をまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
11月30日 19:00 欧・消費者物価指数HICP 速報値 EUR
22:30 加・月次GDP、四半期GDP CAD
24:00 米・パウエルFRB議長 発言 USD
水曜日
12月1日 18:00 欧・製造業PMI 改定値 EUR
22:45 米・製造業PMI 改定値 USD
24:00 米・ISM製造業景況 USD
24:00 米・パウエルFRB議長 発言 USD
木曜日
12月2日 04:00 米・FRBベージュブック USD
22:30 米・新規失業保険申請件数 USD
金曜日
12月3日 18:00 欧・サービス業PMI 改定値 EUR
22:30 加・雇用者数変化、失業率 CAD
22:30 米・非農業部門雇用者数、失業率、賃金上昇率 USD

順に見ていくと…

11月30日火曜日

19時に「欧・消費者物価指数HICP 速報値」があります。

アメリカだけでなく主要国(日本以外)ではインフレが無視できないレベルになってきているので注目されているかもしれません。

22時30分には「加・月次GDP、四半期GDP」があります。カナダの指標は意外と反応することが多いので注目しています。

24時に米上院にてFRBパウエル議長とイエレン財務長官が「財務省と連邦準備制度のCARES法による監視:回復力のある経済の構築」について議会証言を行います。

12月1日水曜日

Markit Economicss社の「製造業PMI 改定値」が多数発表されます。

中でも18時のEU圏、22時45分のアメリカは反応することがあるので一応注目しています。

24時、アメリカのPMI発表の直後に「米・ISM製造業景況」があります。

PMI同様、動くこともあるので一応注目はしていますがスルーのことも多々あります。

24時には米下院にてFRBパウエル議長がパンデミック対策についての公聴会に出席します。

前日の上院についても、相場への影響があるようなことは言わないと思いますが、時間的にも一応注意したほうがいいかもしれません。

12月2日木曜日

午前4時に「ベージュブック」があります。

動かないことも多いのですが、過去に痛い目にあっているので事前に一旦EAは止めることにしています。

22時30分には「米・新規失業保険申請件数」があります。

スルーぽい気もしますが、雇用統計直前ということもあり、ひょっとしたら反応するかもしれません。

12月3日金曜日

Markit Economicss社の「サービス業PMI 改定値」が多数発表され、18時にEU圏、18時30分にイギリス、23時45分にアメリカが発表されます。

22時30分には、カナダの雇用関連指標と米国雇用統計が同時に発表され今週も終わりです。

今週は、株価が落ち着いて無料EAにとって良い環境になってくれることを願います。








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