【無料EA】「Scal-1」USDJPYのパラメーターを更新


今回は「Scal-1」USDJPYのパラメーターをアップデートしました。

他と同様に、FXDDのヒストリカルデータを使い最近のデータを含めてゼロから最適化をやり直しました。

直近のパフォーマンスを考慮しながら全体でのパフォーマンスがなるべく良くなるようにしつつ、最大ドローダウンができるだけ小さくなるように最適化し直しました。

ロング側では全体的なブラッシュアップを行い細かな最適化を行ったことに加え、今回新たにショート側のパラメーターを追加しました。

今までは、ショート側についてはあまりに微妙だったので外していましたが、今回の最適化で良さそうなものが出来たので公開することにしました。

ショート側は若干プロフィットファクターが低めですが、ロングとショートで合わせてみればパフォーマンスも安定して扱いやすくなり、長期バックテストでは純利益の増大に貢献しているので期待できるのではないかと思います。

新しいパラメーアーファイルは既にダウンロード可能になっていますので、興味のある人はテストしてみてください。

今回アップデートしたダウンロードリンク内の新しいファイル名は…

  • 「Scal-1-USDJPY-M15-Long-202201.set」 
  • 「Scal-1-USDJPY-M15-Short-202201.set」 

の2点です。

  • 安全のため、売買ロットの初期設定は固定ロットで「0.01ロット」に設定してありますので、利用する場合は運用資金に応じて変更してください。
  • マジックナンバーについても他のEAとの重複がないか必ず確認ください。
  • また、可変ロット(MM)を利用する場合は、バックテストで口座資金とロットの関係をご確認ください。
EA本体やパラメーターのダウンロードリンクを紛失した方は、お問い合わせから無料EAを申請したときのMT4口座IDを添えてお気軽にお問い合わせください。

新旧パラメーターによるバックテストの比較

新旧のパラメーターによるバックテストの結果を比較してみました。

バックテストは新旧どちらもFXDDのヒストリカルデータを使い、期間は2013年1月〜2021年12月までの約9年間、いつも通り100万円スタートの0.1固定ロット、スプレッドは少し厳しめで、USDJPY 2.1pips で最適化しました。

ロング+ショートのデータについては、旧データはロングのみのものとの比較になります。

*バックテストデーターはクリックで拡大できます。

Scal-1_USDJPY_Long

新パラメータ

Scal-1-UJ-M15-Long-NEW

旧パラメータ

Scal-1-UJ-M15-Long-OLD

<Scal-1_USDJPY_Long>

Longのみ 新パラメータ 旧パラメータ
純利益 645,688 円 639,130 円
プロフィットファクター 2.46 2.40
最大ドローダウン 61,972 円 62,472 円
最大ドローダウン(%) 4.21 % 4.28 %
勝率 66.10 % 64.96 %
取引回数 702 回 702 回

Scal-1_USDJPY_Short

新パラメータ

Scal-1-UJ-M15-Short-NEW

旧パラメータ

サポートなし

<Scal-1_USDJPY_Short>

Shortのみ 新パラメータ 旧パラメータ
純利益 147,729 円 –  円
プロフィットファクター 1.37
最大ドローダウン 56,373 円 –  円
最大ドローダウン(%) 5.54 % –  %
勝率 77.22 % –  %
取引回数 698 回 –  回

新旧比較、ロング+ショートの合成データ

ReportManagerを使ってロングとショートのバックテストデータを合成したものです。

*詳細はReportManagerについてをご確認ください。

Scal-1_USDJPY_Long+Short

新パラメータL+S

Scal-1-UJ-M15-LS-NEW

旧パラメータ(Lのみ)

Scal-1-UJ-M15-Long-OLD

<Scal-1_USDJPY_Long+Short>

Long+Short 新パラメータ 旧パラメータ

ロングのみ

純利益 793,417 円 639,130 円
プロフィットファクター 1.94 2.40
最大ドローダウン 84,126 円 62,472 円
最大ドローダウン(%) 5.03 % 4.28 %
勝率 71.64 % 64.96 %
取引回数 1400 回 702 回

まとめ

今回の最適化では新たにショート側のパラメーターを加えることによりパフォーマンスアップを狙いました。

純利益はアップしているのですが若干ドローダウンも大きくなっているのでその点は注意してください。

ロングに対してショートが若干見劣りするのですが、トータルで利益に貢献してくれれば良し…との考えです。

今回のバックテスト結果から想定される 0.1ロット で稼働させた場合の最大ドローダウンは 84,126円0.01ロットの場合は8,400円ほどになりますので、売買ロットの参考にしてみてください。

<注意> パラメーターを変更する場合は、売買ロットの設定とマジックナンバーの重複には十分に気をつけてください。

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