先週はドル円やユーロドルが大きく動きましたが、比較的方向感のある動きをしたユーロドルを中心に大きく利益を伸ばせた方が多かったと思います。
ドル円に関してはボラティリティーはあったものの上がり下がりが大きかったことから、想定しているパターンとは合わずエントリーはありませんでした。
個人的な用事で先週はやや早めに無料EAを止めたことにより、美味しいところを一つ取りこぼしていますが、それでも3月はトータルでまずまずの結果で終わることが出来ました。
時間を掛けてパラメーターの最適化をやり直した甲斐があったようで一安心です。
個別EAの運用実績等は、「無料EA3月の運用実績」にまとめましたので、興味のある方はご確認ください。
次回5月4日のFOMCでの利上げは市場の大きな関心ごとですが、問題は利上げ幅が0.25%なのか0.5%のダブル利上げになるのかというところにあるようです。
ちなみに現状では0.5%の利上げと考えている人が7割近くいるようです。
次回の雇用統計は5月6日なので、先週の雇用統計はFOMC前の最後の雇用統計となるので期待していましたが、大きくは動きませんでした。
雇用統計の結果自体は全般に良い数字が出ていたものの、まだFOMCまで時間もあることから様子見気分が強かったように思います。
もう少しFOMCが近づいてくれば、もっと敏感になってくるのではないかと思います。
今週は、木曜日に「米・FOMC議事録」、「欧・ECB議事録」、金曜日のカナダの雇用関連指標が注目されます。
今週は重要指標やイベントが少ないので、これらへ注目が集中する可能性もあり、FOMCとECBの議事録でEAを止めるのかどうかは判断の分かれるところだと思います。
ウクライナ問題の進展はあるのか…
市場に対してのインパクトが大きい地政学的リスクですが、ここ最近はニュースに対する慣れと事態が膠着気味になってきて、一部を除きウクライナ問題は以前ほど影響が大きくなくなってきたように感じるかもしれません。
しかし、この自体の導火線は確実に短くなっており、いざ事態が動いた場合は大きなインパクトになる可能性が高いので、注意が必要だと思います。
大きなニュースが出てこなければ、「利上げ幅」、「経済へのダメージ」、「インフレ」などの方の注目が上がると思われますが、このへんはなんとも言えないところなので、引き続き慎重に行ったほうが良いかもしれません。
今週の無料EA運用スタンス
木曜日に「米・FOMC議事録」、「欧・ECB議事録」があります。
一応FOMC議事録の発表前までには、一旦EAを止める予定です。
その後のECB議事録もあるので、再稼働は様子を見ながら慎重に判断しようと思います。
注目の経済指標とイベント
今週も重要なものは少なめですが、一応経済指標をまとめておきます。
*日時はJST(日本時間)です。
| 今週の経済指標とイベント | ||||
| 日付 | 時間 | 経済指標(イベント) | 通貨ペア | 重要度 |
|---|---|---|---|---|
| 火曜日 | ||||
| 4月5日 | 17:00 | 欧・サービス業PMI 改定値 | EUR | 中 |
| 21:30 | 米・貿易収支 | USD | 中 | |
| 22:45 | 米・サービス業PMI 改定値 | USD | 中 | |
| 23:00 | 米・ISM非製造業景況 | USD | 中 | |
| 水曜日 | ||||
| 4月6日 | 18:00 | 欧・生産者物価指数PPI | EUR | 中 |
| 木曜日 | ||||
| 4月7日 | 03:00 | 米・FOMC議事録 | USD | 大 |
| 18:00 | 欧・小売売上高 | EUR | 中 | |
| 20:30 | 欧・ECB議事録 | EUR | 大 | |
| 金曜日 | ||||
| 4月8日 | 21:30 | 加・雇用者数変化、失業率 | CAD | 大 |
順に見ていくと…
4月5日(火曜日)
この日はMarkit社の各国の「サービス業PMI 改定値」が発表されます。
中でも17時のユーロ圏と22時45分のアメリカだけは一応動くこともあるので注目しています。
21時30分には「 米・貿易収支」があります。
最近は注目度が下がったようであまり動かないことが多いですが、本来は重要な指標なので思い出したように反応するかもしれないので載せておきます。
23時に「米・ISM非製造業景況」があります。
22時45分のPMIとの”合せ技”で動くことも考えられるので、一応注目しています。
4月6日(水曜日)
18時に「欧・生産者物価指数PPI」があります。
ただ、翌日にFOMC議事録とECB議事録を控えているので、ちょっと動きにくいかもしれませんが、時間的には動きやすい時間でもあるので一応は注目しています。
4月7日(木曜日)
午前3時に「米・FOMC議事録」が発表されます。
前回のFOMC、0.25%の利上げが行われたときのものです。
ここから、次回FOMCでの利上げが0.25%なのか0.5%になりそうなのかヒントがつかめないかと考えている人が多いと思います。
雰囲気的に、今回は多少動きそうな気もします…
18時には「欧・小売売上高」があります。
前日のPPI同様ですが、時間的にも動きやすいので一応注目しています。
20時30分に「欧・ECB議事録」が発表されます。
前回のECB金融政策理事会のものですが、このときは現状維持で目を引くことは無かったのでスルー気味だったと思います。
ただ、いろんな憶測からユーロが反応する可能性はあると思うので注意しています。
4月8日(金曜日)
21時30分には「加・雇用者数変化、失業率」があります。
先週の米国雇用統計は微妙だったので、カナダには頑張ってもらいたいところですw
指標トレードを狙いたいので、ガツンと反応してほしいところです。
先週に続き、無料EAには今週も頑張ってもらいたいと思います。




