無料EA

今週の経済指標(20220411)


先週はユーロドルとドル円で大きく利益を伸ばすことが出来ました。

特にユーロドルについては週初から水曜日の東京時間までダダ下がりとなり、そこを上手く捕らえました。

しかし、無料EAが稼いでくれたものの裁量でのFOMCの指標トレードで少し引かされまして、勝利に水を差す形になりました。

ここ最近の指標トレードは比較的好調で、負けても微損程度だったこともあり慎重さに掛けていたと反省しています。

最近はボラティリティーが大きく急激に売られている日本円ですが、先週のドル円は日足で5日連続の陽線となり直近高値の125円あたりを節目としたダブルトップをつけに行くのか、先々週の下落を押し目としてさらに上を目指すのか、今週の動きに注目している人は多いように思います。

主要国が金融引締めに舵を切る中で、個人的に中長期で円は売られやすい環境ではないかと考えています。(今週売られるかはわかりませんが……)

チャートを見ると仮想通貨並みに動いているように見える円相場ですが、大きなチャンスであると同時にリスクも上がっているので、売買ロットなどは少し気を行ける必要があるかもしれません。

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今週の注目点

最近のウクライナ問題では、直接市場に影響が出るようなことは少なくなりました。

ロシアに対する経済制裁についても、石油をはじめエネルギーについてはEU圏では現実的に難しく、足並みが揃っていないような感じがします。

ロシアルーブルのチャートを見ると、ほぼウクライナ侵攻前の水準まで戻ってきていることもあり、今のところ実際に経済制裁の影響はそれほど大きいものではないような気もします。

USDRUB-D1

先週はFOMCがありましたが、今週は中央銀行絡みでは水曜日に「加・カナダ中銀(BOC) 政策金利」、木曜日に「欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利」があります。

また、火曜日に米CPI、水曜日に英CPIと米PPIなどもあり、EAの運用では少し気を使うかもしれません。

今週の無料EA運用スタンス

カナダ中銀(BOC) 政策金利と、欧州中央銀行(ECB) 政策金利の前に関係通貨ペアのポジションを保有している場合は、非常に悩ましい判断を迫られるような気がします。

保有ポジションを切るか放置するかは、手動決済するときの考え方を参考にしてみてください。

ちなみに私の場合は、相場状況を見ながらですが、ECB(欧州中央銀行)のイベントの前には一旦EAを止めようと考えています。

BOC(カナダ中銀)のイベントもポジションがなければ一旦止めようと思います。

このあたりは各トレーダーによって判断の分かれるところだと思います。

今週の金曜日はイースター前のグッドフライデーで、キリスト教圏の多くは休みとなります。したがって、木曜日が通常の金曜日のようにポジション整理の動きがあるかもしれないので、今週は早めに切り上げても良いように思います。

注目の経済指標とイベント

その他、重要なものをまとめておきます。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
4月11日 15:00 英・月次GDP、鉱工業生産、製造業生産、貿易収支 GBP
火曜日
4月12日 15:00 英・失業率、平均所得、失業保険申請件数 GBP
21:30 米・消費者物価指数CPI USD
水曜日
4月13日 15:00 英・消費者物価指数CPI GBP
21:30 米・生産者物価指数PPI USD
23:00 加・カナダ中銀(BOC) 政策金利 CAD
24:15 加・マックレムBOC総裁 記者会見 CAD
木曜日
4月14日 20:45 欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利 EUR
21:30 欧・ラガルドECB総裁 記者会見 EUR
21:30 米・小売売上高、新規失業保険申請件数 USD

順に見ていくと…

4月11日(月曜日)

15時に「英・月次GDP、鉱工業生産、製造業生産、貿易収支」が発表されます。

現状それほど動きそうな指標はないのですが、ポンドと言うことと他に目立った指標がないので一応注目しています。

4月12日(火曜日)

15時に「英・失業率、平均所得、失業保険申請件数」などの雇用関連指標があります。

事前予想との乖離があった場合は結構反応するかもしれません。

21時30分には「米・消費者物価指数CPI」があります。

純粋な経済指標としては最も注目の指標です。

前年同月比で前回が7.9%、今回の事前予想が8.4%と尋常ではないレベルの数字になっており、市場の関心は非常に高いように思います。

4月13日(水曜日)

15時に「英・消費者物価指数CPI」があります。

アメリカほどではないにしてもイギリスも前年同月比で前回6.2%、事前予想が6.7%となっています。

アメリカが凄すぎるので目立ちませんが、こちらも尋常ではないレベルの数字です。

ボンドということもあり、大きく反応することも考えられます。

21時30分には「米・生産者物価指数PPI」があります。

物価関連の指標では前日のCPIのほうが注目されているように思いますが、今は物価関連指標への関心が高いと思うので一応載せておきます。

23時に「加・カナダ中銀(BOC) 政策金利」、日付が変わってすぐ24時15分に「加・マックレムBOC総裁 記者会見」が予定されています。

事前予想では、現状の0.5%からダブル利上げで一気に1.0%の予想になっています。

先週はFOMCでヤラれましたが、気を取り直して指標トレードで挑みたいと思います。

4月14日(木曜日)

20時45分に「欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利

21時30分には「欧・ラガルドECB総裁 記者会見」が予定されています。

事前予想では0%据え置きの予想です。

ただ、一部からは利上げの声も上がっているようで、仮に予想通り据え置きの発表だった場合でもラガルド総裁の記者会見しだいで大きく反応する可能性もあるので注意しています。

今週の金曜日は「グッドフライデー」となるので、場合によってはECBのイベントまでで今週は無料EAを停止しても良いかもしれません。

やや悩ましいスケジュールですが、今週も無料EAには頑張ってもらいたいと思います。








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