今週の経済指標(20220704)

今週の経済指標(20220704)


先週は事前の心配をよそに、EURUSDやGBPUSDなどが概ね一方的な動きとなり、無料EAが大活躍し多くの利益確定できました。

ただ、木曜日の夜からちょっと用事がありまして、保有していた多数のEURUSDのショートポジションを微益決済して出かけたのですが、程なくして相場が下落に向かい…ちょっと利益を逃しました…

まぁ、とりあえずは6月はトータルプラスで終われたので良しとします。

今週はのFOMC議事録の公開や米国雇用統計、カナダの雇用関連指標など注目度の高い指標も多く、引き続きEAの稼働には神経を使う週となりそうです。

また、本日7月4日月曜日はアメリカの独立記念日で、米国市場は休場となりますのでニューヨーク時間の取引にはご注意ください。

独立記念日と言えば1996年の映画「インディペンデンス・デイ」を思い出します。内容はうろ覚えですが大統領のスピーチ(英語)が格好良かったのだけは鮮明に覚えていますw

今週の注目点

今週は、主要国のサービスPMI 改定値、FOMC議事録、欧州中銀ECB理事会議事録、米国雇用統計、カナダの雇用関連指標などが注目されます。

月曜日の米国が休場となることもあり、スケジュール的にはちょっとやりにくいかもしれません。

今週の無料EA運用スタンス

先週は、たまたま良い流れの相場になりましたが、その状況が今週も続くとは限りません。

インフレと景気先行きに対する不安、ロシア問題、エネルギーやコモディティーなど、従来からの問題は改善の目処が立っておらず、相場環境はEAにとって良くなっているとは思えません。

調子に乗らずに引き続き慎重に行こうと思います。

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうなものをまとめておきます。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
7月5日 13:30 豪・豪準備銀行(RBA) 政策金利 AUD
17:00 欧・サービスPMI 改定値 EUR
17:30 英・サービスPMI 改定値 GBP
水曜日
7月6日 18:00 欧・小売売上高 EUR
22:45 米・サービスPMI 改定値 USD
23:00 米・ISM非製造業景況指数 USD
木曜日
7月7日 03:00 米・FOMC議事録 USD
20:30 欧・ECB理事会議事録 EUR
21:15 米・ADP雇用統計 USD
21:30 米・貿易収支 USD
21:30 加・貿易収支 CAD
金曜日
7月8日 21:30 米・非農業部門雇用者数変化、失業率 USD
21:30 加・新規雇用者数、失業率 CAD

順に見ていくと…

7月4日(月曜日)

独立記念日により米国が休場になりますので、特にNY時間のボリュームが下がりますので注意が必要かもしれません。

7月5日(火曜日)

13時30分に「豪・豪準備銀行(RBA) 政策金利」があります。

現在オージーをサポートしている無料EAはありませんが、前回同様に50bpの利上げが予想されていることもあり、大きく動く可能性があるので指標トレードをやっている人は注目かもしれません。

Markit EconomicsのサービスPMI 改定値が各国から発表されます。(*米国は独立記念日の関係で水曜日になっています。)

一応、欧・英・米については動くこともあるので注目しています。

7月6日(水曜日)

18時に「欧・小売売上高」があります。

今月のECB理事会では利上げされるとの見方が大半ですが、小売売上高が大きく下振れした場合は利上げに疑念を持つ人も出てくると思うので、動く可能性はあると思います。

22時45分に「米・サービスPMI 改定値」

23時に「米・ISM非製造業景況指数」と続きます。

15分の差がありますが、一応セットで注目しています。

7月7日(木曜日)

午前3時には「米・FOMC議事録」が公開されます。

6月のFOMCで75bpの歴史的な利上げを発表した時の議事録です。

今後もハイペースな利上げを続けるのか、またいつ頃まで続けるのかなど、今後のヒントになるような事があれば大きな材料になる可能性もあります。

20時30分には「欧・ECB理事会議事録」が公開されます。

ECBは今月の理事会で利上げすると見られていますが、こちらもどの程度でいつまで…….のような今後のヒントになるような内容によっては大きく動くかもしれません。

21時15分には「米・ADP雇用統計」があります。

以前は雇用統計を占う指標として動くこともあったのですが、最近はあまり注目されなくなったように感じます。

21時30分には、アメリカとカナダの「貿易収支」が同時発表されます。

ガツンと動く場合は、金曜日の雇用統計同様に指標トレードで狙っていきたいと思います。

7月8日(金曜日)

21時30分に、米国雇用統計とカナダの雇用関連指標が同時に発表されます。

この時間は既にEAを止めている人が多いと思うので自動売買的にはあまり影響はないと思います。

一昔前は、「雇用統計ナイト」と言って、非常に盛り上がっていましたが、最近は派手に動くことが少なくなってきたせいか、以前のお祭り感はなくなったように思います。

…こんな感じで今週も終わりです。

先週に続き今週も慎重に行こうと思います。








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