早いもので、6月も終わり金曜日から7月に入り、今年も折り返しです…
暑い日が続き連日エアコンが頑張るようになり電気代が気になる季節になってきました。
先週は、上がったり下がったりでトレンドフォロー型のEAにとっては難しい展開となり、いくつかのポジションがストップまで持っていかれまして、トータルマイナスで終わりました。
今月に入ってからは好調な時期とは明らかに違う相場付きで、EAにとっては難しい相場が続いていますが、今のところは大ケガをせずに何とか耐えていると言った状況です。
先週末のSP500やダウなどは、日足のレジスタンスあたりで20MAに当たって終わっていて、ちょうど微妙な値位置にあります。
株式市場が大きく動けば、為替も影響を受けるので動向が少し気になります。
良い時もあれば悪い時もあるのが相場ですが、早くイイ風が吹いてくれると嬉しいです。
今週の注目点
今週は全体的に経済指標やイベントは少なめですが、木曜日の「米・PCE個人所得、個人消費」など個人収支関連指標が注目です。
他には、各国からGDP関連の指標が多く発表されます。
また、金融政策発表はありませんが、中銀絡みでは日銀短観が発表されます。相場に影響があるかは別として、一通り内容はチェックするひとは多いと思います。
今週の無料EA運用スタンス
今週は、事前に特に注意する指標はありませんが、今の所は相場の方向感もないので、難しい相場になることも考えられます。
インフレ関連や株式・債権相場、ロシア関連など、万一大きなニュースが飛び出てくる可能性もあるので、引き続き慎重に行こうと思います。
注目の経済指標とイベント
その他、重要そうなものをまとめておきます。
*日時はJST(日本時間)です。
今週の経済指標とイベント | ||||
日付 | 時間 | 経済指標(イベント) | 通貨ペア | 重要度 |
---|---|---|---|---|
月曜日 | ||||
6月27日 | 21:30 | 米・耐久財受注 | USD | 中 |
火曜日 | ||||
6月28日 | 22:00 | 米・ケース・シラー米住宅価格指数 | USD | 中 |
水曜日 | ||||
6月29日 | 21:30 | 米・四半期GDP 確定値 | USD | 中 |
木曜日 | ||||
6月30日 | 15:00 | 英・四半期GDP 改定値 | GBP | 大 |
21:30 | 米・個人消費支出PCE、個人所得 | USD | 大 | |
21:30 | 加・月次GDP | CAD | 大 | |
金曜日 | ||||
7月1日 | 08:50 | 日・日銀短観 | JPY | 中 |
17:00 | 欧・製造業PMI 改定値 | EUR | 中 | |
17:30 | 英・製造業PMI 改定値 | GBP | 中 | |
18:00 | 欧・消費者物価指数HICP 速報値 | EUR | 大 | |
23:00 | 米・ISM製造業景況指数 | USD | 大 |
順に見ていくと…
6月27日(月曜日)
21時30分に「米・耐久財受注」があります。
景気の先行きをみる指標の一つと言えるので一応注目しています。
あまり動くイメージはありませんが、予想値と乖離があった場合はそれなりに反応する可能性があります。
ちなみに前月比で、前回0.4%、事前予想が0.2%になっています。
6月28日(火曜日)
22時に「米・ケース・シラー米住宅価格指数」があります。
住関連の指標も景気のバロメーターとして見られることがあるので注目しています。
6月29日(水曜日)
21時30分に「米・四半期GDP 確定値」があります。
確定値なのでよほどのことがない限り、大きな動きにはなりにくいように思います。
6月30日(木曜日)
15時に「英・四半期GDP 改定値」があります。
こちらも速報値ではありませんが、ポンドなので一応注意したほうが良いかもしれません。
21時30分に「米・個人消費支出PCE、個人所得…」など、個人収支関連の指標があります。
今週一番の指標らしい指標です。
FRB的には消費者物価指数CPIよりもPCEデフレーターを重視しているとも言われ、結果次第ではドル相場が大きく反応する可能性がありますので注意が必要かもしれません。
米・PCEと同時刻に「加・月次GDP」があります。
カナダドルも指標に対しての感度は高めの通貨なので、この時間EAを止めて指標トレードに専念する…….というのもアリだと思います。
7月1日(金曜日)
8時50分に「日銀短観」が発表されます。
影響は小さいと思いますが、円相場が大きく動いている場合は多少反応するかもしれません。
17時に「欧・製造業PMI 改定値」、17時30分に「英・製造業PMI 改定値」があります。
同様の指標として23時に「米・ISM製造業景況指数」、その15分前に「米・製造業PMI 改定値」があります。
米国経済がリセッションに入るとの見方もあり、先行指標となりうるマインドやソフトデータへの注目度は今後上がってくる可能性があります。
18時には「欧・消費者物価指数HICP 速報値」があります。
多少前後しましたが、こんな感じで今週も終わりです。
木〜金曜日に目立った指標があるので、後半は無理せずに頑張ろうと思います。