無料EA20220711

今週の経済指標(20220711)


先週は実質的に7月のスタート週だったのですが、多くのEAが活躍してくれまして久しぶりの爆益となりました👍

7月は幸先よくプラススタートができたので良かったと思います。

ただ、チャートを振り返ってみると、ユーロドルとゴールド以外は「たまたまロジックが噛み合った…」という感じもあり、少しタイミングや状況が変わっていたら損切りになっていた可能性もあり、安心できる相場状況ではないような気もします。

勝利が続くと負ける気がしなくなり、つい運用が雑になりがちなので、今週は慎重さを忘れないように行きましょう。

今週は水曜日から注目度の非常に高い指標が控えており、無料EAの運用面では非常にやりにくい週だと思います。

米国消費者物価指数CPI、カナダ中銀政策金利、ベージュブック…あたりが注目度が高いように思います。

先週、安倍元総理が銃撃され亡くなられました。

既に多くのメディアで報道されているとおりですが……

……言葉がありません。

今となってみれば、安倍晋三+ドナルド・トランプの時代が、輝かしく思えてきます。

安倍元総理のご冥福を心からお祈りいたします。

今週の注目点

全般に少なめですが、今週は「米・消費者物価指数CPI」、「加・カナダ中銀(BOC) 政策金利」、「米・FRBベージュブック」、「米・小売売上高」…と、週中に注目度の非常に高い経済指標やイベントがあります。

特に、米国消費者物価指数CPIは、為替だけでなく全てのトレーダーが今最も注目している経済指標だと思うので、注意が必要です。

また、ベージュブックについても、今後の利上げペースについてコンセンサスとズレがあったり、目新しいことがあれば大きく動く可能性もあるので注意しています。

今週の無料EA運用スタンス

今週は水曜日から重要な指標が続くので、EA的には非常にやりにくいのは間違いありません。

相場に方向性が出てくれるようだとよいのですが、指標のたびに振り回される可能性もあるので、いっそEAを止めて裁量のみというのもアリかもしれません。

あえて難しい局面でEAを勝負させる必要もないので、今週は超引き気味で…「相場状況が良さそうなら動かしてやってもいいかな〜」くらいに考えています。

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうなものをまとめておきます。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨 重要度
火曜日
7月12日 08:50 日・生産者物価指数PPI JPY
水曜日
7月13日 15:00 英・月次GDP、鉱工業生産、貿易収支 GBP
21:30 米・消費者物価指数CPI USD
23:00 加・カナダ中銀(BOC) 政策金利 CAD
木曜日
7月14日 03:00 米・FRBベージュブック USD
21:30 米・生産者物価指数PPI USD
金曜日
7月15日 21:30 米・小売売上高(6月) USD
23:00 米・ミシガン大学消費者態度指数・速報値 USD

順に見ていくと…

7月12日(火曜日)

8時50分に「日・生産者物価指数PPI」があります。

日本の消費者物価指数CPIはエネルギーの上昇により2%くらいまで上がりましたが、生産者物価指数の方は前回9.1%・事前予想で8.9%と、ギャップの水準が非常に大きくなっています。

いずれCPIも上振れしそうな感じで、そうなると実質賃金も更に下がることになります。

ここまで苦しい状況に追い込まれてしまっては、せめて消費税廃止くらいやらないと効果は期待できないのではないでしょうか。

7月13日(水曜日)

15時に「英・月次GDP、鉱工業生産、貿易収支」があります。

一応ポンドということもあり、GDPには注意したほうがいいかもしれません。

21時30分には、今週の注目度No1「米・消費者物価指数CPI」があります。

前回8.6%、事前予想で8.8%と、凄いことになっているので予想は付きません。

CPI推移

ただ、いろんな思惑が入り乱れて荒れる可能性はあると思うので、注意が必要かもしれません。

23時に「加・カナダ中銀(BOC) 政策金利」があります。

事前予想では75bpアップの2.25%と予想されています。

ここは、指標トレードを狙えるかもしれないので注目しています。

無理せずリスクを避けるなら、今週は米国消費者物価指数CPIの発表までにEAを止めてしまうのもアリかもしれません。

7月14日(木曜日)

午前3時に「米・FRBベージュブック」があります。

FRB関連のイベントではベージュブックでも過去に痛い目にあったことがあるので、一応EAは止めることにしています。

無風の事も多いのですが、稀に大惨事になることがあるので個人的には注意しているイベントの一つです。

21時30分には「米・生産者物価指数PPI」があります。

CPIほど注目度は高くないようですが、一応物価関連の指標なので事前予想とブレがあった場合を含め反応する可能性はあると思います。

7月15日(金曜日)

21時30分には「米・小売売上高(6月)」

23時には「米・ミシガン大学消費者態度指数・速報値」があります。

時間的に既にEAは止めている人が多いと思いますが、米国経済を支える消費の動向を見る上でこれらの指標は注目しています。

先週は調子よく利益を伸ばせましたが、今週は慎重に行こうと思います。








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