今週の経済指標(20220718)


先週はスタートのタイミングが遅かったのと重要指標の前でEAを止めたこともあり自動売買はノートレードでした。

最近、裁量トレードでは概ね順調だったのですが、米国消費者物価指数CPIでの指標トレードでやらかしまして…😱

往復ビンタならぬトリプルビンタを食らってしまいました。

悪いことは続くものでベージュブックでも傷口を広げる結果になり、残念ながら先週はマイナスでした😰

少し調子に乗ってトレードが雑になっていたような気もしますが、気を取り直して今週からまた頑張ろうと思います。

米・CPIあたりのEURUSDのチャートです。

今週も先週に続き重要な経済指標やイベントが控えていますので、無料EAの運用は慎重に行きましょう。

今週の注目点

今週1番のイベントは、なんと言っても木曜日の「欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利〜ラガルド総裁の会見」です。

他にも「日銀政策金利〜黒田総裁の会見」、「英・加・消費者物価指数CPI」など注目の指標がいろいろあり、無料EAにとっては少しやりにくいと思います。

また、ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプラインのノルドストリーム1は、現在10日間のメンテナンス中で21日に完了し、22日から操業を再開する予定となっているのですが、なにやら先行きが不透明になってきているようです。

仮にメンテナンスが終了しても、十分なガスの供給が行われなければドイツにとっては致命的な結果となりますが、ロシアにとってはそれほど大きなダメージにはなりません。

ガスをいつからどれくらい供給するかについてはロシアのさじ加減ひとつ…とも考えられ、22日から予定通りにノルドストリーム1からガスが供給されるのかが非常に注目されています。

期日が近づくにつれ、出てくるニュースには十分注意が必要です。

今週の無料EA運用スタンス

今週は、ECBのイベントまでに一旦EAは止めようと考えています。

ドル円の通貨ペアについては、日銀金融政金利発表(木曜日のお昼ころ)までに一旦止めようと思います。

再開についてはノルドストリーム1再開の件もあるので、様子を見ながら判断したいと思います。

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうなものをまとめておきます。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨 重要度
火曜日
7月19日 15:00 英・失業率、平均所得、失業保険申請件数 GBP
18:00 欧・消費者物価指数HICP 改定値 EUR
21:30 米・建設許可件数、住宅着工許可件数 USD
水曜日
7月20日 15:00 英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI GBP
21:30 加・消費者物価指数CPI CAD
木曜日
7月21日 未定 日・日銀政策金利、日銀展望レポート JPY
15:30 日・黒田日銀総裁 記者会見 JPY
21:15 欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利 EUR
21:45 欧・ラガルドECB総裁 記者会見 EUR
金曜日
7月22日 08:30 日・全国消費者物価指数CPI JPY
15:00 英・小売売上高 GBP
17:00 欧・製造業&サービス業PMI 速報値 EUR
17:30 英・製造業&サービス業PMI 速報値 GBP
21:30 加・小売売上高 CAD
22:45 米・製造業&サービス業PMI 速報値 USD

順に見ていくと…

7月19日(火曜日)

15時に「英・失業率、平均所得」等、雇用関連指標が発表されます。

ポンド絡みの通貨ペアは一応注意したほうがいいかもしれません。

18時には「欧・消費者物価指数HICP 改定値」があります。

注目度の高い消費者物価指数ではありますが、改定値なので反応は限定的ではないかと思います。

21時30分には「米・建設許可件数、住宅着工許可件数」が発表されます。

高いインフレ率が続いている米国で、住宅販売数がどう推移するかについては注目度は非常に高いように思います。

下振れが目立つと「リセッション入り……」という言葉が聞こえてきそうな雰囲気もあり、多くの分野から注目されている気がします。

7月20日(水曜日)

15時には「英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI」物価関連指標があります。

高いインフレ率は周知の事実となっていることもあり、意外と動かないかもしれません。

ただ、事前予想とブレが大きい場合はガツンと行く可能性もあるので一応注意しています。

21時30分にはカナダのCPIがあります。

先週の指標トレードは踏んだり蹴ったりでしたが、反応するようなら狙っていこうと思います。

7月21日(木曜日)

おそらくお昼ころになると思われますが、「日・日銀政策金利、日銀展望レポート」の発表があります。

政策金利は据え置きで-0.10%と見られていますが、今回注目なのは、いわゆる「日銀展望レポート」でインフレ率などについても更新されると思われます。

また、最近の急激な円安についても何か言及があれば円相場は反応するかもしれないので、クロス円については注意しています。

15時30分には「日・黒田日銀総裁 記者会見」があります。

万一、今後の金融政策に変更の可能性を示唆したり円安について踏み込んだ言及があればsん相場に影響があると思うので、こちらも注意しています。

21時15分に今週一番の要注意イベント「欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利」があります。

政策金利は現状は0%ですが、25bpの利上げを行い0.25%になるとの予想が大半です。

ただ、市場の関心は今後の利上げ幅と利上げペースに移っており、それらへの言及があるのか無いのかが、30分後のラガルド総裁の記者会見も含め注目点ではないかと思います。

21時45分には「欧・ラガルドECB総裁 記者会見」があります。

7月22日(金曜日)

8時30分に「日・全国消費者物価指数CPI」があります。

個人的に気になる指標ですが、相場への影響は限定的だと思います。

15時には「英・小売売上高」があります。

インフレに伴って小売売上高が上がらないと徐々にやばい雰囲気になってくるので、一応注目しています。

17時から順に、欧→英→米と「製造業&サービス業PMI 速報値」があります。

時間的に自動売買は止めている人も多いと思いますが、事前予想と乖離があれば反応すると思います。

21時30分に「加・小売売上高」で今週も終わりです。

今週も引き続き慎重に行こうと思います。








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