先週はベージュブックとECB欧州中央銀行のイベントで一旦EAを止めた事もあり、前半メインの運用となりました。
結果的にはドル円の急激な上昇に乗ってコツコツ利益を重ねて、トータルでは+270pipsほどのプラスとなりました。
ただ、ドル円は4円くらいの上昇局面だったにもかかわらず、EA的には適当なタイミングで適度な押しが少なかったこともあり、派手に上昇したわりには獲得ピップスは物足りないような気もします。
パラメーターでエントリーの感度を上げることも可能ですが、負けも大きくなるので、バランスを取りながら安全優先で最適化してあるので仕方ないかもしれません。
とにかく、荒い値動きの中プラスで終われたので良しとします👍
さて今週ですが、いきなり火曜日から大注目の「米・消費者物価指数CPI」に始まり、主要国の消費者物価指数CPI、その他重要指標が散りばめられている感じで、無料EAの運用を考えると非常にやりにくく悩ましい一週間となりそうです。
先週は米国株・225共に先週は大きく反発しましたが、SP500の日足ではヘッドアンドショルダーのネックライン付近までロールリバーサル……とも取れるので、反発下落するのかブレイクするのか……今週は注目している人は多いかもしれません。
SP500だけでなく、ダウもナスダックも225もチャートに水平線やMA付近のデリケートゾーンの値位置なような気もします。
株式市場が荒れると当然為替も影響を受ける可能性が高いので、より慎重に行ったほうが良いかもしれません。
余談ですが、15日木曜日に予定されていた「英中銀(BOE) 金融政策会合・政策金利発表」は、エリザベス女王の死去で服喪期間に入ったことにより、来週(22日木曜日)に延期されました。(FOMCと同日…)
公開されている指標カレンダーによっては、延期情報が反映されていないものもあるようなのでご注意ください。
今週の注目点
今週の注目度No.1は、何といっても世界中が注目している火曜日の「米・消費者物価指数CPI」です(言い過ぎか…😅)
物価関連では、米PPI・英CPI・ユーロ圏HICPなどもあり、関連通貨ペアについては注意が必要かもしれません。
他にも、木曜日の「米・小売売上高」なんかも注目度は高いように思います。
また、先週金曜日にドル円が2.5円くらい急落するなど荒い動きを見せていることから、多少は介入不安があるのかもしれません。
政府や日銀の発言・指標などには、円はいつもより反応しやすいかもしれません。
今まで大きなボラティリティーで、ほぼ一本調子で上げてきたドル円ですが、調整やモミモミする場合は100pips以上、場合によっては300pipsくらいのレンジでの調整幅になる場合もあると思います。
仮にそれくらいの大きな値幅でのレンジになった場合は、当サイトのEAは往復ビンタを食らう可能性が高いので注意が必要です。
今週の無料EA運用スタンス
今週は重要な指標が分散していうるので、ちょっとやりにくいと思います。
まだ集中している方が、そこだけEAを止めるれば済むので良いのかもしれません。
とりあえず「米・消費者物価指数CPI」で一旦EAを止めて、様子を見ようと思います。
大きな動きがなくスルー気味なら早めに稼働再開、大きく反応したなら十分様子を見て少し時間を置いて再稼働しようかと思います。
個人的なことですが、今週から医者へ行く日が少し増えることもあるので、無理せず気楽にEAを運用していきたいと思います。
注目の経済指標とイベント
その他、重要そうなものをまとめておきます。
*日時はJST(日本時間)です。
今週の経済指標とイベント | ||||
日付 | 時間 | 経済指標(イベント) | 通貨ペア | 重要度 |
---|---|---|---|---|
月曜日 | ||||
9月12日 | 15:00 | 英・月次GDP、鉱工業生産、製造業生産 | GBP | 大 |
火曜日 | ||||
9月13日 | 08:50 | 日・景況判断BSI大企業製造業・全産業、国内企業物価(前年比・前月比) | JPY | 中 |
15:00 | 英・失業率、平均所得、失業保険申請件数 | GBP | 大 | |
21:30 | 米・消費者物価指数CPI | USD | 大 | |
水曜日 | ||||
9月14日 | 15:00 | 英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI | GBP | 大 |
21:30 | 米・生産者物価指数PPI | USD | 中 | |
木曜日 | ||||
9月15日 | 21:30 | 米・小売売上高 | USD | 大 |
22:15 | 米・鉱工業生産 | USD | 中 | |
金曜日 | ||||
9月16日 | 15:00 | 英・小売売上高 | GBP | 大 |
18:00 | 欧・消費者物価指数HCPI 改定値 | EUR | 大 |
順に見ていくと…
9月12日(月曜日)
15時に「英・月次GDP、鉱工業生産、製造業生産」があります。
発表結果の割に大きく動くこともあるポンドなので一応注意はしています。
現状ポンドはH4くらいのチャートで見ると、上値更新と下値更新を繰り返していて「逆ペナント」ぽい感じで推移しています。
9月13日(火曜日)
8時50分には「日・景況判断BSI大企業製造業・全産業、国内企業物価(前年比・前月比)」があります。
ドル円は先週末に大きな調整が入っていることもあり、普段より少しは指標などの材料に反応しやすいかもしれません……が、日本人なので純粋に指標結果自体も気になります。
15時には「英・失業率、平均所得、失業保険申請件数」など、雇用関連指標があります。
月曜日のGDP同様に一応注目しています。
そして21時30分、今週のメインイベント「米・消費者物価指数CPI」があります。
前年同月比で、前回数値が8.5%で事前予想が8.1%となっています。
前回数値8.5%を超えたり、7%台の数字が出るなどした場合は…荒れるかもしれません😱😱
一応、事前に一旦EAを止める予定です。
9月14日(水曜日)
15時に「英・消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI」物価関連指標があります。
服喪期間の影響があるかわかりませんが、一応注意しています。
21時30分には「米・生産者物価指数PPI」があります。
CPIほど注目度は高くはないと思いますが、事前予想とのブレが大きかった場合などは反応するかもしれません。
9月15日(木曜日)
21時30分に「米・小売売上高」
22時15分に「米・鉱工業生産」があります。
よほど大きなブレがない限りは大きくは動きにくいように思いますが、多くの指標が同じ方向へブレた場合などは反応するかもしれないので一応注目しています。
9月16日(金曜日)
15時に「英・小売売上高」
18時に「欧・消費者物価指数HCPI 改定値」で今週もおしまいです。
EAにとって良いトレンド相場になってくれるとありがたいのですが💦
先週に続き無料EAには頑張ってもらいたいと思います。