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今週の経済指標(20220919)


先週は、警戒していた米国消費者物価指数CPIで結果が予想値を上回り、利上げ加速警戒感から株式市場の急落と急激なドル買いとなり、市場は大荒れとなりました。

先週のブログで書いたように、無料EAは事前に一旦止めていたこともありCPI絡みではプラスもマイナスもありませんでした。

先週トータルでは、消極的な運用をしたこともあり微益で終わりました。

ただ、積極的に攻めた運用をしていた人はリスクを取った甲斐があり爆益だったようです。

ちょっと悔いが残るのは、CPIではEAを止めて指標トレードに集中していたのですが、ユーロドルやドル円で200〜300pips動いたにもかかわらず、それぞれ25〜30pips程度しか取れず、あまりの下手クソっぷりに自己嫌悪気味に陥りました😩

体調が良くないと精神的にも影響があるようで、裁量でエントリー時に決めたポイント以外で利確したり損切りしたりすることが何度もあり、悪影響が目に付きます。

こういう時は利益を飛ばしかねないので注意したいと思います。

先週は米国CPIが注目でしたが、今週は木曜日のFOMCが注目です。

事前予想では、0.75bpの利上げと見る人が82%、1.00bpと見る人が18%となっています。

*1.00%の利上げだった場合は……😱😱😱

FOMC予想

出典:FedWatch Tool

大方の予想通りFRBは0.75%の利上げを行うと見られますが、その場合はパウエル議長の記者会見のほうも油断できないかもしれません。

利上げについて…「いつまでやるのか?」や「ペースを上げるのか下げるのか?」、例えば、年内を目処に…とか、来年の夏頃を目処に…などの言及があれば、大きく動く可能性があるので要注意だと思います。

他にも中銀絡みでは、イングランド銀行(BOE)・日銀などのイベントも注目です。

今週の注目点

今週は木曜日に、「FOMC〜パウエル議長記者会見」、「日銀金融政策会合・政策金利〜黒田総裁記者会見」、「イングランド銀行(BOE)政策金利」など、中央銀行絡みのイベントが集中しており注意が必要です。

日銀に関しても、先日レートチェックが入ったとのニュースがあり、実際に利上げに踏み切る可能性は低いように思いますが、口先での牽制や為替介入する可能性はあると思われるので、クロス円についても一応注意が必要かもしれません。

特に火曜日に発表される日本のCPIが高いと思われた場合は、より強く牽制するようなコメントなどが出るかもしれません。

「あらゆる対策を検討対象に……」とか「利上げを視野に入れた……」とか😅

今週の無料EA運用スタンス

個人的にFRB絡みのイベントではEAを止めることにしているので、FOMC前に適当なタイミングでEAを止める予定です。

木曜日に中銀イベントが集中している事や、金曜日が秋分の日で東京市場が休場となることから、慎重に行くならFOMCまでで今週の自動売買は終わりでもイイかな…と考えています。

また、19日月曜日は、日本・英国・カナダが休場となりますのでご注意ください。

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうなものをまとめておきます。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
9月20日 08:30 日・全国消費者物価指数(CPI) JPY
21:30 米・住宅着工件数、建設許可件数 USD
21:30 加・消費者物価指数CPI CAD
水曜日
9月21日 23:00 米・中古住宅販売件数 USD
木曜日
9月22日 03:00 米・FOMC 政策金利 USD
03:30 米・パウエルFRB議長 記者会見 USD
お昼頃 日・日銀金融政策発表 JPY
15:30 日・黒田日銀総裁 記者会見 JPY
20:00 英・英中銀(BOE) 政策金利、MPC議事録、インフレ報告 GBP
金曜日
9月23日 17:00 欧・製造業&サービス業PMI 速報値  EUR
17:30 英・製造業&サービス業PMI 速報値 GBP
21:30 加・小売売上高 CAD
22:45 米・製造業&サービス業PMI 速報値 USD

順に見ていくと…

9月20日(火曜日)

8時30分に「日・全国消費者物価指数(CPI)」があります。

日銀の黒田総裁は、日頃から「金融緩和政策を続ける以外の選択肢はない…」とのコメントを出していますが、実際問題日米金利差が大きくなり急激な円安になり景気が良くないにもかかわらずインフレが進行している現状について、「好ましくない…」との考えを持っているようなので、将来的には利上げに踏み切るのではないかと思います。

ちなみに前回2.6%、事前予想が2.9%となっていますが、このレベルを日銀はどう見るのかが気になるところです。

また、数字が上振れするようだと木曜日の黒田総裁の記者会見で何らかの言及があるのではないかと思います。

21時30分には「米・住宅着工件数、建設許可件数」があります。

住関連の指標ではありますが、FOMC前ということもあり目立った数字が出ないと動きにくいかもしれません。

同時刻に「加・消費者物価指数CPI」があります。

ガツンと動くようであれば、指標トレードを狙いたいところですが、個人的に先週から調子が悪いので慎重に行きたいと思います。

9月21日(水曜日)

23時に「米・中古住宅販売件数」があります。

FOMC直前ということで大きくは動きにくいような気もします。

9月22日(木曜日)

午前3時には今週のメインイベント、「米・FOMC 政策金利」、30分後に「パウエルFRB議長 記者会見」があります。

株式市場、米ドルは大きく反応する可能性もあるので要注意です。

時間は未定ですが、おそらくお昼頃に「日・日銀金融政策発表」があります。

サプライズが無かった場合でも、15時30分の「日・黒田日銀総裁 記者会見」は注目だと思います。

FOMCで益々に日米の金利差が開く中で、さらなるインフレと円安を容認するのか、なにか手を打つのか、今後のヒントになるようなコメントがあれば、円が大きく反応する可能性もあると思います。

20時には「英・英中銀(BOE) 政策金利」があります。

事前予想では0.5bpの利上げと見る人が多いようですが、ポンドは結果に関わらず動くこともあるので一応指標トレード狙いで発表時間はチャートを見ます。

9月23日(金曜日)

Markit Economicss社の「製造業&サービス業PMI 速報値」の集中発表があります。

中でも、欧・英・米は反応することはがあるので、覚えておいたほうがいい場合もあります。

21時30分の「加・小売売上高」については、動いてくれれば指標トレードを狙いたいところですが、ちょっと期待薄かもしれません。

今週も少しやりにくい感じではありますが、無料EAには頑張ってもらいたいと思います。








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