先週は、サポートしている通貨ペアについては上がったり下がったりで方向感のない動きとなり、無料EAにとっては難しい相場で微損となりました💦
トレンドの出にくく難しい相場ですが、ひょっとすると12月のFOMCまではこんな感じの相場が続くのかもしれません……😰
先週の指標などの結果をまとめてみると…
経済指標(イベント) | 結果 | 一言 |
11月15日(火曜日) | ||
日・GDP 速報値 | -1.2% | 悪い(四半期・年率換算) |
欧・ZEW景況感調査 | -38.7 | 弱い |
米・生産者物価指数PPI | +6.7% | インフレ率低下、インフレのピークアウト期待… |
11月16日(水曜日) | ||
英・消費者物価指数CPI | +11.1% | 高いインフレ |
加・消費者物価指数CPI | +6.9% | 高いインフレ |
米・小売売上高 | +1.3% | 強い |
11月17日(木曜日) | ||
欧・消費者物価指数HICP 改定値 | +10.6% | 速報値より0.1%下がったが、高いインフレ率 |
米・住宅着工件数 | -4.2% | 弱い・住宅ローン金利上昇の影響が出ている |
11月18日(金曜日) | ||
日・全国消費者物価指数CPI | +3.7% | インフレ率が高まっている |
英・小売売上高 | +0.6% | 強い |
米・中古住宅販売件数 | -5.9% | 弱い・住宅ローン金利上昇の影響が出ている |
ざっと見ると、ドル相場に関しては強弱入り乱れと言った感じで、今までと少し様相が変わったように思います。
他にも、先週は米中間選挙の結果が出まして、上院はギリギリで民主党が取り、下院は共和党がかろうじて取りました。
事前の世論調査などから共和党が圧勝すると見られましたが、蓋を開ければ民主党がある意味驚異的な強さを見せた結果となりました。
そんな中、ドナルド・トランプ前大統領が2024年の次期大統領選挙に出馬表明しました。
まだ、共和党内での戦いもあるので出馬できるかは分かりませんが、ツイッターのアカウントも復活したので、ぜひ頑張って欲しいと思います✨
今週の注目点
今週は、全体的に重要な指標は少なめで、特に危険…といった指標やイベントもありませんが、注目としては「米・FOMC議事録」、「欧・ECB金融政策会合 議事録」、「日・東京都区部消費者物価指数」あたりが注目ではないかと思います。
また、23日(水曜日)は勤労感謝の日で祝日となり日本市場は休場となります。
24日(木曜日)は感謝祭で米国市場が休場となり、翌日のブラックフライデーを含めて連休の人も多いのでご注意ください。
今週の無料EA運用スタンス
あまり動かないかもしれませんが、一応マイルールなので「米・FOMC議事録」では一旦EAは止める予定です。
先週のような感じで方向感のない相場付きになる可能性もあるため、様子を見ながら慎重に行きたいと思います。
週末は感謝祭〜ブラックフライデーなので、無理せず早めに切り上げるのもアリだと思います。
注目の経済指標とイベント
今週は重要そうなものが少なめなので、少しレベルを落としてまとめておきます。
*日時はJST(日本時間)です。
今週の経済指標とイベント | ||||
日付 | 時間 | 経済指標(イベント) | 通貨ペア | 重要度 |
---|---|---|---|---|
火曜日 | ||||
11月22日 | 22:30 | 加・小売売上高 | CAD | 中 |
24:00 | 欧・消費者信頼感(速報値) | EUR | 中 | |
水曜日 | ||||
11月23日 | 18:00 | 欧・製造業&サービス業PMI 速報値 | EUR | 中 |
18:30 | 英・製造業&サービス業PMI 速報値 | GBP | 中 | |
23:45 | 米・製造業&サービス業PMI 速報値 | USD | 中 | |
24:00 | 米・新築住宅販売件数 | USD | 中 | |
木曜日 | ||||
11月24日 | 04:00 | 米・FOMC議事録 | USD | 大 |
21:30 | 欧・ECB金融政策会合 議事録 | EUR | 大 | |
金曜日 | ||||
11月25日 | 08:30 | 日・東京都区消費者物価指数CPI | JPY | 中 |
16:00 | 独・GDP 改定値 | EUR | 中 |
順に見ていくと…
11月22日(火曜日)
22時30分に「加・小売売上高」があります。
動くかは分かりませんが、もし動いたら指標トレードを狙おう…という魂胆です。
一応カナダドルなので、少しは可能性があるのではと思います。(少しです…)
24時に「欧・消費者信頼感(速報値)」があります。
前回値が-27.6、今回の予想が-26.0となっていますが、ブレが大きかった場合は反応するかもしれません。
11月23日(水曜日)
18時から順次「製造業&サービス業PMI 速報値」があります。
特に、欧・英・米は反応することもあるので、発表時間だけは一応注意しています。
24時には「米・新築住宅販売件数」があります。
米国PMIと時間が近いので、コンボでざわつくかもしれません。
もしFOMCでEAを止めるのなら、米PMIまでに止めるのが無難かもしれません。
11月24日(木曜日)
午前4時に「米・FOMC議事録」が公開されます。
前回のCPIの発表以降、市場では勝手にFRBの利上げペースやターミナルレートに関するコンセンサスが出来ているようですが、公開された議事録とムードが違った場合などは大きく反応する可能性もあると思います。
21時30分には「欧・ECB金融政策会合 議事録」があります。
ユーロ圏は、ある意味米国以上に自体は深刻かつ複雑で難しい状況にあると思います。
反応するかは分かりませんが、注意したほうがイイかもしれません。
11月25日(金曜日)
8時30分に「日・東京都区消費者物価指数CPI」があります。
日本の指標で動くことは少ないのですが、前回が+3.4%、今回の予想が+3.5%となっており、場合によっては何らかの思惑で円が買われるかもしれません……かもですよ💦
多分、スルーなような気がしますが先週も書いたように、万一マネタリーベースの縮小をQTとして注目されれば、多少反応するかもしれません……かもですよ🤔
16時に「 独・GDP 改定値」で、今週も終わりです。
なかなか丁度よい塩梅のトレンド相場が来なくて苦戦していますが、なんとか頑張ってもらいたいと思います。