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今週の経済指標(20221219)


先週は前半に私用が重なり、まとまった運用時間が取れずノートレードでした。

裁量トレードは無理のないレベルで続ける予定ですが、年内の自動売買については今週までとする予定です。

ただ、この時期になると市場参加者は減少し普段とはかなり雰囲気が変わるで、無理に運用する必要もなく、気が向いたら……くらいでいいように思います😇

先週は重要指標が多かったのですが、目立ったものの結果を振り返ってみます。

経済指標(イベント) 結果 一言
12月13日(火曜日)
欧・ZEW景況感調査 -23.6 弱い景況感
米・消費者物価指数CPI +7.1% インフレ圧力はやや鈍化
12月14日(水曜日)
英・消費者物価指数CPI +10.7% 前回値・予想値を下回ったが、強いインフレ圧力
12月15日(木曜日)
米・FOMC政策金利 0.5%利上げ 利上げ幅は始めて減速し、0.75%から0.5%になった。

メンバーによるターミナルレートの見通しの中央値が4.6%から5.1%に上昇した。

英・英中銀(BOE) 政策金利 0.5%利上げ BOEは、政策金利を0.5%引き上げて3.5%にした。
米・小売売上高 -0.6% 弱い数値
米・NY連銀製造業景況 -11.2 弱い数値
欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利 0.5%利上げ ECBは、政策金利を0.5%引き上げて2.5%にした。
欧・ラガルドECB総裁 記者会見 今回の利上げが前回よりも小幅だったことで「ECBの政策転換と考えるのは誤り…」

「0.5%のペースでの利上げを一定期間見込むべき…これは長期戦…」との発言

12月9日(金曜日)
米・製造、サービス業PMI 速報値 製 48.9

サ 48.1

弱い数値

注目だった「米・消費者物価指数CPI」では、前回値・予想値を下回ったことによりインフレのピークアウトムードが強くなったのではないかと思います。

FOMCでは予想通り0.5%の利上げとなりペースが鈍化しました。

ただ、FOMCメンバーによるターミナルレートは4.6%から5.1%へと上昇していることからも、楽観視するのは早く、米国株についてはまだ一波乱あってもおかしくなく、ドル相場も振り回される可能性はあると思います。

今週の注目点

先週ほど中央銀行絡みのイベントが多くはないのですが、火曜日のお昼ごろに「日銀金融政策決定会合」〜「黒田日銀総裁 記者会見」、「米・個人消費支出PCE〜」、「加・消費者物価指数CPI」、「米・GDP 確定値」などが注目されます。

市場参加者が減ることによって、大きく動きやすくなるのか動きにくくなるのかは分かりませんが、普段とは少し違った感じになると思いますのでご注意ください。

また、スプレッドが開きやすくなることもあるのでMT4にスプレッドを表示するインジケーター(Spread-ProgreFX2)などを入れておくと便利かもしれません。

詳細→MT4インジケーター

今週の無料EA運用スタンス

市場参加者の減少が顕著となるクリスマス前ということもあり、EAについては気が向いたら…稼働させようかな…くらいの感じです。

裁量については普段のデイトレに加えて、指標以外でもググッと動動く所があれば、損切り浅めでリバや戻りを狙って行こうと思います。

年末に向けて自動売買に限らずトレードをする場合、収支がマイナスの人以外はロットは控えめで無理な勝負は避けましょう😇

注目の経済指標とイベント

重要そうな指標やイベントをまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
12月20日 お昼頃 日・日銀金融政策決定会合 JPY
15:30 日・黒田日銀総裁 記者会見 JPY
22:30 米・建設許可件数、住宅着工件数 USD
22:30 加・小売売上高 CAD
水曜日
12月21日 22:30 加・消費者物価指数CPI CAD
24:00 米・CB消費者信頼感指数、中古住宅販売件数 USD
木曜日
12月22日 16:00 英・四半期GDP 改定値 GBP
22:30 米・GDP 確定値、GDP価格指数 USD
金曜日
12月23日 08:30 日・全国消費者物価指数CPI JPY
08:50 日・日銀政策会合議事録 JPY
22:30 米・個人消費支出PCE、PCEコア、PCEデフレーター、個人所得 USD
22:30 加・月次GDP CAD
24:00 米・新築住宅販売件数、ミシガン大学消費者信頼感 確定値 USD

順に見ていくと…

12月20日(火曜日)

お昼ごろに「日・日銀金融政策決定会合」、政策金利が発表されます。

まぁ、引き続き据え置きの「-0.10%」だと思いますので相場への影響はあまりないと思われます。

注目すは、どちらかというと15時30分からの「日・黒田日銀総裁 記者会見」のほうで、国内でもジワリと進んできているインフレに対しての日銀のスタンスを確認する……という意味では一応注目しています。

22時30分に「米・建設許可件数、住宅着工許可件数」があります。

事前予想とブレが大きいと結構動くかもしれないので一応注目しています。

ちなみに事前予想は、建設許可件数(年率換算)で150.0万件、住宅着工許可件数(年率換算)で140.0万件になっています。

12月21日(水曜日)

22時30分から「加・消費者物価指数CPI」があります。

一応、カナダの指標なので期待注意しています。

24時に「米・CB消費者信頼感指数、中古住宅販売件数」があります。

特に中古住宅販売件数の方は、予想値とブレが合った場合は動くかもしれないので一応注目しています。

年率換算件数で、前回が443万件、事前予想値が420万件となっています。

12月22日(木曜日)

16時に「英・四半期GDP 改定値」があります。

改定値なので動きにくい……と思いがちですが、ポンドなので一応注意したほうがイイかもしれません。

22時30分に「米・GDP 確定値、GDP価格指数」があります。

こちらも確定値なので、よほどのことが無い限りはこれをネタに動きにくいはずなのですが、単に時間的に動きやすい時間とも言えるので…😅

12月23日(金曜日)

8時30分に「日・全国消費者物価指数CPI」

8時50分に「日・日銀政策会合議事録」が公開されます。

どちらも相場への影響は少ないと思われますが、日本人としてはなんとなく気になります💦

22時30分には「米・個人消費支出PCE、PCEコア、PCEデフレーター、個人所得」があります。

物価動向では消費者物価指数CPIが非常に注目されますが、FRBはPCEを見ていると言われており、こちらも最近は注目度が高くなっているように思います。

24時にはミシガンなんちゃら…があり、今週も終わりです。

今年も残りわずかなので、ロットを下げ気味で無理せず頑張っていこうと思います👍








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