今週の経済指標(20230612)


先週は、木曜日の「米・新規失業保険申請件数」あたりまでは主要通貨ペアの方向性はっきりしない動きとなり、エントリーは非常に少なく寂しい週となりました。

そんな中、1円超えのレンジで上がったり下がったりしているドル円に「Scal-6」が引っかかりまして、300pipsほど引かされました💦

ドル円のチャートを振り返ると、トレンドフォロー型EAの勝てる相場付きではないので、引っかかったのが3ポジだけだったのは、まだ良かったのかもしれません🤔

しかし、難しい相場が続きますナ〜……😅

先週は「米・ISM非製造業景況指数」の悪化を受け、米ドルは月曜日から大きく売られましたが、水曜日の「加・カナダ中央銀行BOC政策金利」でのサプライズ利上げによりカナダドルとともに大きく買われました。

さらに、木曜日の「米・新規失業保険申請件数」が増加したことから再度売り込まれ、週を通してみれば米ドルは売られる形で引けました。

主要通貨ペアについては、概ねドルの動きに振り回される形になりましたが、円相場については金曜日に「日銀は6月会合で大規模緩和維持の公算大…」との報道(リーク?)が流れ、円売り(ドル円なら上昇)の流れで引けました。

さて、今週はというと「米・消費者物価指数CPI」、「米・FOMC政策金利〜パウエル議長記者会見」、「欧・ECB政策金利〜ラガルド総裁記者会見」、「日・日銀制作決定会合、政策金利〜植田総裁記者会見」…など、ビッグイベントが立て続けにあります…😱

EAの運用については、非常にやりにくい週ではないかと思います🤔

一応ブラックアウト期間中はFRBの意向をニック氏を通じて意図的に上方をリークしていると言われているので、FOMCまではWSジャーナル紙のNick Timiraosのツイッターなどには少し注意したほうがイイかもしれません。

先週の出来事の要点をさっと振り返ってみます。

経済指標(イベント) 結果 一言
6月5日(月曜日)
米・ISM非製造業景況指数 50.3
  • 予想52.2、結果50.3💧
  • これまで好調と見られてきたサービス業においても見通しが悪化してきた。
  • ドル売り圧力
6月6日(火曜日)
 豪・豪中央銀行RBA政策金利 4.1%

(+0.25%)

  • サプライズ利上げ!
  • 声明文では7%のCPIは高すぎる…との認識
  • 経済よりもインフレ退治を優先する趣旨…🤔
6月7日(水曜日)
加・カナダ中銀BOC政策金利 4.75%

(+0.25)

  • 3月で利上げ停止していたが、まさかの再利上げ🧐
  • 様子見していたがインフレが収まらない
  • FRBも停止→再利上げがやりやすくなった…🤔
  • 米ドルも買い戻される
6月8日(木曜日)
米・新規失業保険申請件数 26.1万件
  • 急速に悪化したことにより、ドル売り圧力となる

今週の注目点

今週は、米CPIに始まりFOMC、ECBのイベント、日銀イベントなど、重要指標や中銀絡みのイベントが多数あります。

いずれも非常に注目度が高いので、発表に伴う大きな値動きには十分注意が必要です。

今週の無料EA運用スタンス

今週は重要なイベントがバラけて多数あることから、無料EAの運用を考えると非常にやりにくく難しい展開になりそうです。

危険な指標の前にチョコチョコEAを止めるのであれば、今週は潔く自動売買は止めて裁量に専念する……というのも一つの手かもしれません。

個人的には今週はEAを稼働させるかどうかは微妙で、裁量のみになるかもしれません。

…今週は利用者さんの判断が大きく分かれる週になると思います🤔

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうな指標やイベントをまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
6月12日 豪・休場 AUD
火曜日
6月13日 15:00 英・失業保険申請件数、失業率 GBP
21:30 米・消費者物価指数CPI USD
水曜日
6月14日 15:00 英・月次GDP、鉱工業生産、製造業生産 GBP
21:30 米・生産者物価指数PPI USD
木曜日
6月15日 03:00 米・FOMC政策金利 USD
03:30 米・パウエルFRB議長 記者会見 USD
21:15 欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利 EUR
21:30 米・小売売上高 USD
21:45 欧・ラガルドECB総裁 記者会見 EUR
金曜日
6月16日 日・日銀金融政策決定会合 政策金利 JPY
15:30 日・植田日銀総裁 記者会見 JPY
23:00 米・ミシガン大学消費者態度指数・速報値 USD

順に見ていくと…

6月13日(火曜日)

15時に「英・失業保険申請件数、失業率」などの雇用関連指標があります。

全開結果では、失業率の上昇と求人数の低下が見られましたが、ベイリー総裁の会見では「雇用の緩和ペースは緩やか(大したことない…)」との認識を示したこともあり、市場では若干ポンド買い方向にバイアスが掛かっているような気もするので、雇用環境の悪化方向より改善方向への反応が大きめに出る可能性があるような気もします。

21時30分に「米・消費者物価指数CPI」があります。

5月のCPIでは、注目のコア指数がほぼ横ばいだったこともあり、上に行くのか下に行くのか注目されていると思います。

コアCPIの中でも、前回目立った数字だった「中古自動車」と下落が続いている「住宅賃料」が少し注目されるかもしれません。

6月14日(水曜日)

15時には「英・月次GDP、鉱工業生産、製造業生産」があります。

ポンドだけに、結果によっては大きく動く可能性もあると思うので、一応注意しています。

21時30分に「米・生産者物価指数PPI」があります。

FOMC前ということもあり動きにくいかもしれませんが、事前予想やCPIの動向とブレが大きかった場合は反応するかもしれませんので、一応注目しています。

6月15日(木曜日)

午前3時に「米・FOMC政策金利」、30分後に「パウエルFRB議長 記者会見」があります。

事前予想では利上げ停止が見込まれています。

実際に利上げ停止となった場合は市場の行き過ぎを牽制する為に、声明文やパウエル議長の記者会見では、おそらくタカ的な内容になるのではないかと思います。

ただ、そのような場合でも7月の0.25%利上げはかなり織り込まれているように思うので、大きなドル買いの流れにはならないような気がします…(あくまで個人的な意見ですが💦)

21時15分に「欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利」があります。

市場では6月と7月で0.25%ずつ、合計0.5%の利上げがあると見られており、直近のHICPの鈍化などもあるのでこれ以上の利上げは現状では考えにくく、ユーロは積極的に買われにくい状況ではないかと思います。

ラガルド総裁の記者会見では多少タカ的な発言があったとしても、今のところはさらなる利上げに結びつけるほどのデータは無いように思います。

6月16日(金曜日)

お昼ごろになると思われますが、「日・日銀金融政策決定会合 政策金利」が発表されます。

先週のニュースの件もありますが、そもそも4月に「1年以上かけて黒田前総裁の金融政策結果を多角的にレビューしていく…」との発表があったことや、問題になっていたYCCの歪みも緩和されてきたことなどを考慮すると、今回日銀が政策変更する必要性が下がったように感じます。

ただ、今回は金融政策に変更がなくとも、今後を予測する上で植田総裁が記者会見で何を語るのかは気になるところです。

23時に「米・ミシガン大学消費者態度指数・速報値」で今週も終わりです。

今週は重要指標や中銀絡みのイベントが多く、自動売買の稼働時間は少なくなりそうですが、無理せず慎重に行こうと思います😇








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