無料EA

今週の経済指標(20230828)


先週は週前半、久しぶりにEURUSDで無料EAが活躍してくれまして、水曜日の欧州時間の急落時に全ポジション利益確定できました…😇

週末に向けてプライベートな用事があった事もあり私自身は+280pips程の利益でしたが、ほとんどの無料EA利用者さんが大幅に利益を伸ばせたのではないでしょうか✨

これからもこの調子で頑張ってもらいたいところです👍

先週はBRICS会議とジャクソンホール会議がありました。

個人的にBRICS会議は、噂されているほどの影響は現時点では無いと考えていたので先週は触れませんでした。

ただ、「アルゼンチン、サウジアラビア、UAE、イラン、エジプト、エチオピア」を新規加盟国として招待することが決まり……特に「サウジアラビア、UAE、イラン」が加わったことで、BRICS側の石油・天然ガス利権の占有率が飛躍的に高まる可能性があり、米国側はエネルギーの面で弱体化していくのでは……という懸念がでてくるかもしれません…🤔

一説によれば、拡大したBRICSが全世界の石油輸出量の4割程度を占めるという試算もあるようです。

今すぐにどうこう…という問題ではありませんが、一応マクロな視点でBRICSの動向は少し注目しても良いかもしれません。

ジャクソンホール会議ではパウエル議長の会見内容が注目されていましたが、会見冒頭で「追加利上げの是非については慎重に進めていく…」との発言が市場ではハト的と判断され、米ドルは大きく売られました…😱

ただ、その後「追加利上げは適切な場合には実施する用意がある…」、「インフレの変化が持続的になるまでは景気抑制となるような政策を維持する…」といったタカ的な発言を受け急激に買い戻されました。

これまでのFRBとスタンスが変わったわけではありませんが、年内の利上げの可能性を匂わせたことにより、市場では若干タカ的と受け止められたようです。

また、先週特にインパクトがあった23日のPMIの集中発表ですが、欧・英・米ともに非常に悪い結果となっています💧

なんとか50を超えているのは米国のサービス業のみで、その他は概ね予想を下回っており、ダメっぷりを競っているかのようです…😩

特にユーロの中心国ドイツに至っては、製造業39.1、サービス47.3…😱 と、目も当てられません…… ロシア制裁の影響が大きいようですが、本当に大丈夫なんですかね〜🤔

先週のドル円については引け値で146円台に入ったこともあり、かなり危険水準にあると思いますので、為替介入には十分気をつけたほうがいいのではないか…と思います。

先週の出来事を簡単にまとめてみました。

経済指標(イベント) 結果 一言
8月23日(水曜日)
製造/サービス業 PMI

独・欧・英・米

独 39.1/47.3

欧 43.7/48.3

英 42.5/48.7

米 47.0/51.0

  • 全滅…😱
  • 関連通貨→売り圧力
  • どれだけ悪いかの競争ww
8月24日(木曜日)
米・失業保険申請件数 23万人

堅調

  • 新規が予想を1万人下回る
  • 継続受給者も予想を下回る
  • ドルが買われやすくなる
8月25日(金曜日)
米・FRBパウエル議長 講演

ジャクソンホール

若干タカ的
  • 冒頭ではハト的な発言で売られたが、年内の利上げ可能性を示唆
  • 結果的にドルは買い圧力へ

今週の注目点

今週は、「米国雇用統計」が注目度ナンバーワンだと思いますが、他にも「豪・消費者物価指数CPI」、「欧・消費者物価指数HICP 速報値」、「欧・ECB理事会 議事要旨」、「米・個人消費支出 PCEデフレーター」など、重要度の高い経済指標が多く予定されており、月末ということもあり十分注意が必要だと思います。

ドル円については、上値を切り上げるような展開になった場合は、実際に介入が入らなくても警戒感から大きく急落するような場面も考えられるので注意が必要かもしれません🧐

今週の無料EA運用スタンス

先週はうまく波に乗って勝てましたが、リスクオンとリスクオフがコロコロ入れ替わるような相場となった場合は、トレンドフォロー系のEAの場合は、大きく引かされる可能性もあるので💦、十分慎重に行ったほうが良いかもしれません。

月末ということもありますので、前のめりにならずに様子を見ながら慎重に行こうと思います…🤔

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうな指標やイベントをまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
8月28日 英・休場 GBP
火曜日
8月29日 23:00 米・消費者信頼感指数 USD
水曜日
8月30日 10:30 豪・消費者物価指数CPI AUD
21:00 独・消費者物価指数CPI EUR
21:15 米・ADP雇用統計 USD
21:30 米・四半期GDP 改定値 USD
木曜日
8月31日 18:00 欧・消費者物価指数HICP 速報値 EUR
20:30 欧・ECB理事会 議事要旨 EUR
21:30 米・個人消費支出 PCEデフレーター USD
21:30 米・失業保険申請件数 USD
金曜日
9月1日 21:30 加・月次GDP CAD
21:30 米・雇用統計 USD
23:00 米・ISM製造業景況 USD

順に見ていくと…

8月29日(火曜日)

23時「米・消費者信頼感指数」

前回は急伸しましたが今回は前回値(117.0)をやや下回る予想(116.4)となっています。

結果のブレが大きかった場合は反応する可能性がありますので、一応注目しています。

また、同時刻に「雇用動態調査(JOLTS)求人件数」もありますので、こちらも一応見ておいたほうがイイかもしれません。

8月30日(水曜日)

10時30分「豪・消費者物価指数CPI」

総合・コア値共に連続で下落してきており、この下落が3ヶ月連続となるのか…注目されていると思います。

事前予想では総合で5.2%と、前回値より0.2%下落予想が出ています…🤔

21時「独・消費者物価指数CPI」

欧州のCPIへの注目度が高いので、その先行指標となるドイツのCPIも注目されると思います。

21時15分「米・ADP雇用統計」

週末に雇用統計があり材料視されることもあるので、ブレがあった場合は注意が必要かもしれません…(スルーのこともあります💦)

21時30分「米・四半期GDP 改定値」

四半期GDPですが改定値なので、ブレが大きくなければ動きにくいかもしれません。

8月31日(木曜日)

18時「欧・消費者物価指数HICP 速報値」

前回は総合は減速でコアは横ばいでしたが、今回の事前予想では総合コア共に減速の予想となっています。

ただ、9月のECB会合での利上げについては意見が割れているので、万一HICPが上昇した場合などは大きくユーロの買い戻される可能性もあるので注目しています。

20時30分「欧・ECB理事会 議事要旨」

ECBのスタンスとして、「インフレ退治一本」から経済も考慮して慎重に行く……といった変化があるので、万一HICPが上昇しユーロが買われた場合でも、ここで冷水を浴びる……といった可能性もあり……ん〜難しい😅

21時30分「米・個人消費支出 PCEデフレーター」

4・5・6月と、徐々に下がってきているPCEデフレータ(コア)ですが、今回発表の7月分についてもこの傾向が継続するのか…非常に注目されていると思います。

また、最近は貯蓄率も注目されているので動向は注目しています。

21時30分「米・失業保険申請件数」

雇用統計の直前ということもあり、目立ったブレがあった場合などは反応する可能性もあるので一応注目しています。

9月1日(金曜日)

21時30分に「加・月次GDP」、「米・雇用統計」

指標トレード狙いです😇

カナダドル好きとしては「加・月次GDP」は一応注目だと思うのですが、雇用統計と同時ではね〜😩(30分でもズレていてくれれば…)

雇用統計については、雇用者数の事前予想が16万人・失業率3.6%となっていますが、ブレが大きかった場合は、年内の利上げに影響する……と考える人も多いと思うので大きく動く可能性もあると思います。

23時「米・ISM製造業景況」

ISM製造業景況についても、9ヶ月連続で50を割り込んでいますが、目立った動きがあった場合は反応する可能性もあると思うので、一応注目しています。

今週はこんな感じです。

月末でもあり、なんとなく難しい相場になりそうな感じもするので、自動売買については慎重に行きましょう👍








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