今週の経済指標(20231002)


先週は、米国の指標で冴えない結果が出ていたものの、FRBメンバーからのタカ的発言が繰り返されたことにより🫨前半はドルが買われましたが…後半はその流れが一変し売りが優勢となりました。

ドルストの通貨ペアでは、EA目線で週中にトレンド転換するような形となり、難しい場面もありました。

ただ、幸いにも危険水準と判断したドル円を止めていたことで、大きく引かされることもなく無難に利益を伸ばすことができました😇

なんだかんだで、9月はやや消極的な運用だったと思いますが、締めてみればシッカリと利益を積み増すことができたのは良かったように思います👍

無料EA9月の運用実績

今年も残り3ヶ月となりましたが、この調子で頑張ってほしいと思います。

さて、先週はドル円が一時149円台後半まで上昇しましたが、150円が迫ってくると流石に介入警戒感が強くなり上値が重い展開となりました。

米ドルは先週後半やや売られ気味だったものの、欧州と英国が利上げ停止に傾く中、相対的にドルは買われやすくなる可能性もあり、日銀の緩和維持姿勢を考慮すると…今後も介入を警戒しながらもジリジリと円安ドル高の流れが進んでいく可能性があるように思います。

ただ、米国の指標が軒並み悪化していることから、FRBが主張する経済のソフトランディングに対して疑念が大きくなった場合は調整も入りやすくなると思うので、言うほど単純では無いような気もします…🤔

また、ドル円の場合は介入警戒感から100pipsレベルの急落の可能性もあると思うので、EAにとっては少しリスクが高いように思います。

引き続きドル円のEAのみ、一部もしくは全部を止めたりロットを下げたりの措置が無難ではないかと考えています。

先週の出来事を簡単にまとめてみました。

経済指標(イベント) 結果 一言
9月26日(火曜日)
米・消費者信頼感指数 103.0
  • 悪化
  • これを皮切りに米指標は景気悪化を示す内容が続く💦
9月29日(金曜日)
欧・消費者物価指数HICP

速報値

総合 +4.3%

コア +4.5%

  • 総合値、コア値共に鈍化
  • 前回ECB会合のハト化以降、買い材料が無い…💦
  • →売り圧力
米・個人消費支出

PCEデフレーター

コア前月比

+0.1%

  • インフレ圧力の低下が鮮明に…🤔
  • 貯蓄率の低下も示されており消費の縮小懸念…😱
米・ミシガン大学消費者態度指数 確報値

68.1

  • 速報値から情報修正となったものの、依然前回値から大幅悪化している💦

今週の注目点

今週は、やはり米国雇用統計が注目度ナンバーワンです。

しかし、それ以外にも「日・日銀短観」、「米・FRBパウエル議長 発言」、「豪・RBA豪中央銀行 政策金利」、「米・雇用動態調査(JOLTS)」…….他、そこそこ注目されている経済指標やイベントが多く、神経を使う週になりそうです😅

今週の無料EA運用スタンス

今週は、月曜日から注目度の高い指標やイベントがあるので、無料EAの稼働開始は火曜日の東京時間からにしようと考えています。

ただ、豪ドルのEAのみ「豪・RBA豪中央銀行 政策金利」が終わってからのほうが無難だと思います。

その他は中銀絡みの大きなイベントはありませんが、日銀の口先介入や飛び出してくるニュースには注意して、引き続き無理せず慎重に行こうと思います😇

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうな指標やイベントをまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
10月2日 08:50 日・日銀短観、主な意見 JPY
23:00 米・ISM製造業景況指数 USD
24:00 米・FRBパウエル議長 発言 USD
火曜日
10月3日 12:30 豪・RBA豪中央銀行 政策金利 AUD
23:00 米・雇用動態調査(JOLTS) USD
水曜日
10月4日 17:00 欧・ECBラガルド総裁 発言 EUR
21:15 米・ADP雇用統計 USD
23:00 米・ISMサービス業景況指数 USD
木曜日
10月5日 10:30 米・失業保険申請件数 USD
金曜日
10月6日 08:50 日・勤労統計調査、全世帯家計調査 JPY
21:30 米・非農業部門雇用者数変化、失業率 USD
21:30 加・新規雇用者数、失業率 CAD

順に見ていくと…

10月2日(月曜日)

8時50分「日・日銀短観、主な意見」

いろんなデータが公開されますが、企業の物価見通しについては特に注目されています。

HPで日銀短観は公開されますので、興味の有る方は原文を確認してみてください。

23時「米・ISM製造業景況指数」

長らく50割れが続いていて、前回は少し持ち直しましたが今回の事前予想では47.8となっています。

結果のブレが少し大きめでないと動きにくいかもしれません。

24時「米・FRBパウエル議長 発言」

マーケットに特別インパクトが有るような発言はしないと思われますが、一応FX界隈のラスボスなので一応注意しています。


10月3日(火曜日)

12時30分「豪・RBA豪中央銀行 政策金利」

事前予想では利上げ見送りが多数派となっています。

ドル次第かもしれませんが、ファンダ的には豪ドルは買われにくいような気がします。

23時「米・雇用動態調査(JOLTS)」

週末に雇用統計を控えて、偶にJOLTSで動くことも有るので一応注意しています。


10月4日(水曜日)

17時「欧・ECBラガルド総裁 発言」

ユーロも状況も急に変わるとは思えませんが、一応注目しています。

21時15分「米・ADP雇用統計」

JOLTS同様に、雇用統計の先行指標として反応する可能性もあるので、一応注目しています。

23時「米・ISMサービス業景況指数」

先週のPCEから、貯蓄率が低下していることからも事前予想では悪化予想「53.7」となっています。

仮に下ブレが目立った場合は「強いアメリカ経済」自体が怪しくなってくるので、強いドル売り圧力になる可能性があると思います。


10月5日(木曜日)

10時30分「米・失業保険申請件数」

雇用統計直前で、結果に反応するのか、雇用統計待ち…になるのかはわかりませんが、一応注目しています。

個人的にはADPよりは、あてになるような気がします…💦


10月6日(金曜日)

8時50分「日・勤労統計調査、全世帯家計調査」

市場への影響は限定的かもしれませんが、注目している人は多いように思います。

21時30分「米国雇用統計」、「加・新規雇用者数、失業率」

今週最後のお楽しみ💦、指標トレード狙いです。

ガッツリ動いて締めてほしいところです…😅

今週はこんな感じです。

出てくるニュースやドル円に気をつけながら今週も頑張りましょう👍








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