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今週の経済指標(20231009)


先週は、どの通貨ペアもEA目線でトレンドっぽい動きをしなかったこともあり、エントリー自体が少ない週となりました。

方向感のない相場で、少ないエントリーの中コツコツと小さな利益を重ねていたものの「Scal-7」EURUSDがSLまで1ポジション担がれまして…💦、トータルでは数ピップス程度の微損となりました😅

トレンドフォロー型EAにとっては、方向感のない行って来い的な環境は苦手な相場なので、大きく引かされなかっただけ良かったのかもしれません🤔

今後に期待したいと思います。

先週のドル相場は、週明けから「米政府閉鎖回避」、「米・ISM製造業景況指数」の改善、「米・雇用動態調査(JOLTS)」の大幅増などにより、買い優勢で始まりました。

しかし、水曜日の「米・ADP雇用統計」が悪化したあたりからは売りが優勢となり、「米・失業保険申請件数」や「米国雇用統計」が堅調だったものの、週全体では「行って来い」の方向感のない週だったとおもいます。

円相場では、週初からドルが買われていたものの、介入警戒から150円手前で上値の重い展開となっていました。

火曜日のニューヨーク時間に、ドル円が150円を超えたところで一気に3円ほど急落しました…😱

あまりの落下スピードだったので、当然「実弾介入だったのでは…😱」との憶測が流れましたが、すぐに反発してだいぶ値を戻したことから、本当に介入だったか…については懐疑的となったようです🤔

まぁ、真偽は月末にならないとわかりませんが…

ただ、ほどなく神田財務官が「値幅が小さくても実弾介入を行う可能性…😱」との発言などもあり、円売りに対しての一定のプレッシャーにはなったと思います。

先週の出来事を簡単にまとめてみました。

経済指標(イベント) 結果 一言
10月2日(月曜日)
米・ISM製造業景況指数 49.0
  • 予想47.7を大幅に上回る
  • 3ヶ月連続の改善
10月3日(火曜日)
円急騰(ドル円急落)…介入?
  • 為替介入かの真偽は不明
  • 介入警戒によりセンチメントは悪化🫨
米・雇用動態調査(JOLTS) 961.0万件
  • 大幅増加
10月4日(水曜日)
米・ADP雇用統計 8.9万人
  • 予想15.3万人→結果8.9万人
  • 大幅悪化→売り圧力
10月5日(木曜日)
米・失業保険申請件数 新規20.7万人

継続166.4万人

  • 新規、継続共に改善
  • ドル買いへ
10月6日(金曜日)
米・雇用統計 33.6万人

失業率3.8%

平均時給0.2%

  • 雇用者数は大幅増加するも、失業率と平均賃金は悪化🤔

今週の注目点

経済指標や経済イベントではありませんが、11日(水曜日)の、米下院議長選は注意したほうがイイかもしれません…🤔

先週は米国政府閉鎖の危機は一旦回避されましたが、マッカーシー下院議長がクビとなりまして、新しい下院議長を選出することになります。

次の議長が、民主党の政策に対して厳しい考えを持つ人だった場合は、つなぎ予算の期限の11月17日以降に米国政府閉鎖の可能性が高まります。

巷で囁かれているように、万一政府閉鎖となった場合は米国債の格付けにも影響しかねないので、非常に危険なイベントではないかと思います…😱😱😱

また、イスラエルとパレスチナ(ハマス)の衝突についても、いろんなリスクをはらんでいて頭の痛い問題です。

早く収束へ向かってくれればいいのですが……出てくるニュースに注意しています🧐

週末に向けて10月12日〜13日に「G20財務大臣・中央銀行総裁会議」がモロッコで予定されており、こちらも出てくるニュースや要人発言には注意が必要かもしれません。

今週の無料EA運用スタンス

月曜日は日本と北米市場が休場となりますので、EAの稼働開始は通常時より遅らせ気味にしたほうが無難かもしれません。

今週は、米下院議長選やイスラエル問題などのニュースに気をつけながら慎重に行こうと思います。

特に前半は無理せずに様子見でもイイかもしれません🤔

また、ドル円のEAに関しては難しい値位置なので止めるのもアリだと思います。

経済指標やイベントでは特別大きなものはありませんが、何かとやりにくい週だと思います。

注目の経済指標とイベント

その他、重要そうな指標やイベントをまとめました。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
10月9日 日・休場 JPY
米・休場 USD
水曜日
10月11日 21:30 米・卸売物価指数PPI USD
米・下院議長選 USD
木曜日
10月12日 03:00 米・FOMC議事要旨 USD
15:00 英・月次GDP GBP
20:30 欧・ECB議事要旨 EUR
21:30 米・消費者物価指数CPI USD
21:30 米・失業保険申請件数 USD
金曜日
10月13日 17:00 英・BOEベイリー総裁 講演 GBP
23:00 米・ミシガン大学消費者態度指数(速報値) USD

順に見ていくと…

10月9日(月曜日)

日本と北米市場が休場となります。

ロンドン時間を除き、極端に市場参加者が減少するので、普段と様子が違う可能性が高いと思います。

月曜日の休日に裁量でチャートに張り付きたい方は、ロンドン時間を中心にするのが無難です。


10月11日(水曜日)

21時30分「米・卸売物価指数PPI」

予想値とブレが大きくなければ動きにくいように思いますが、稀に反応するので一応注目しています。

米・下院議長選」

結果によっては大惨事になりかねないので、経過報道なども含めてニュースには目を光らせようと思います…🧐


10月12日(木曜日)

午前3時「米・FOMC議事要旨」

前回、2024年と2025年のドットチャートが上ブレ(金利高止まり…)した件についての言及、経済成長率の見通し、ソフトランディングの可能性についての言及…などで目新しいものがあれば反応するかもしれないので、一応注目しています。

15時「英・月次GDP」

同時刻に鉱工業生産、製造業生産指数、貿易収支があります。ポンドは予想外に大きく動くことが稀にあるので、一応注目しています。

20時30分「欧・ECB議事要旨」

先週10月4日のラガルド総裁の発言がありましたが特に目立った発言はなかったので、今回の議事要旨も無難に…….イヤイヤ、油断するとやられるので注目しておきましょう。

21時30分「米・消費者物価指数CPI」、「米・失業保険申請件数」

CPIについては全体的にはインフレ鈍化の流れで、予想とブレがなければ動きにくいように思います。

失業保険申請件数については、万一 全米自動車労組のストライキから大量解雇となったりした場合は予想値とブレが大きくなり動くかもしれないので、一応注目しています。


10月13日(金曜日)

17時「英・BOEベイリー総裁 講演」

BOEの姿勢に変化はなく、発言自体にサプライズ要素はないと思われますが…ポンドは念のため注意しています。

23時「米・ミシガン大学消費者態度指数(速報値)」

前回値68.1,予想値67.4となっています。

ブレがあった場合は結構動くことが多いので注目しています。

今週はこんな感じで掴みどころがなく、ちょっとやりにくいかもしれません。

ニュースや要人発言に気をつけながら今週も頑張りましょう👍








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