無料EA-FOMC-パウエル議長

今週の経済指標(20240129)


先週は、日銀とECBのイベントが合ったことと、そこそこ動いたものの相場が超絶レンジだったこともあり、ノーポジで終わりました…😩

先週のような上がったり下がったりの心電図相場では、たとえエントリーしても良い結果にはならなかった可能性もあるので、華麗にノーポジで良かったのかもしれません…😅

今後に期待したいと思います。

先週のドル相場は、PMIが予想外に好転したことやGDPの上ブレなど買い材料はあったものの上値は重く、方向感の出ない相場となりました。

先週の火曜日にあった日銀会合では、金融政策に変更はありませんでしたが、午後からの植田総裁の記者会見では、インフレに対して強気な発言が目立ち、「…物価目標への持続的な実現が見通せる状況になれば、大規模金融緩和の是非を検討する…」と、マイナス金利解除を意識させるような発言も飛び出し、これに円相場が大きく反応しました。

しかし、植田総裁は過去に、ゼロ金利解除を匂わせて円買いを誘い…、後日「あれは一般論を語っただけ…」と全否定 → 円が売り直される…といった前科もあるので、今回の発言が一般論なのか、日銀の総意なのかは見極める必要があると思います。

そういう意味では、1月31日公開の日銀の「主な意見」の内容になにかヒントが有るかもしれないので注目しています。

今週も重要な経済指標やイベントが多数控えており、悩ましいところではありますが自動売買の方は引き続き慎重に行こうかと考えています…🤔

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
1月23日(火曜日)
日銀会合

植田総裁 記者会見

変更なし

タカ発言

  • 金融政策には変更なし
  • マイナス金利解除を匂わせる発言→円買い…🤔
1月24日(水曜日)
米・製造、サービス業 PMI 大幅改善
  • 特に悪かった製造業が1年以上ぶりに50以上に浮上
  • ドル買い圧力
1月25日(木曜日)
欧・ECB会合 金利据え置き
  • 「金利をこの水準で十分に長く維持…」→市場の利下げ期待を牽制🧐
  • タカ発言の信憑性…?
  • インフレが改善すれば早期利下げに踏み切るのでは…との憶測→ユーロ売りへ
米・四半期GDP 3.3% 事前予想2.0%→結果3.3%

大幅上ブレ→ドル買い

今週の注目点

今週は「FOMC」「米国雇用統計」、「英・BOE会合」、「日銀主な意見」、「欧・HICP」など、重要な指標やイベントが多数控えています。

最も注目される「FOMC」、ザックリ言えば、前回「多数のメンバーが利下げについて議論…」、「利下げ開始は視野に入り始めている…」など、強烈なハト姿勢を示しました。

その後は、過度な市場の利下げ織り込みを牽制するようなタカ発言を繰り返している…といった状況です。

大方の予想では、今回は利下げを行わず現状維持と見られていますが…

依然、市場の利下げ予想とFRBとの認識(ドットチャート)には乖離があることから、記者会見ではタカ姿勢を示すと考えられ……

仮にこれらの予想通りとなった場合でも、ある程度の利下げ期待が市場にあることから、多少の「期待外れのドル買い」の流れが起こる可能性もあると思うので注目しています🤔

今週も重要なイベントや指標が多く、神経を使う週だと思います。

今週の無料EA運用スタンス

FOMCについては過去に爆死経験があり、EAは止める事にしています💦

米国雇用統計については金曜日の夜なので稼働時間帯の関係上、影響はありませんが、「日銀主な意見」、「英・BOEイベント」、「欧・HICP」、豪ドルでは「豪・CPI」なども注意した方がいいかもしれません。

EAの運用面では非常に悩ましい週になるように思いますが、先週に引き続き様子を見ながら無理せず慎重に行こうと思います…😇

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
1月30日 08:50 日・金融政策決定会合における主な意見 JPY
19:00 欧・四半期GDP EUR
24:00 米・消費者信頼感指数、雇用動態調査JOLTS USD
水曜日
1月31日 09:30 豪・消費者物価指数CPI AUD
22:00 独・消費者物価指数CPI 速報値 EUR
22:15 米・ADP雇用統計 USD
木曜日
2月1日 04:00 米・FOMC 政策金利 USD
04:30 米・FRBパウエル議長 記者会見 USD
19:00 欧・消費者物価指数HICP EUR
21:00 英・BOE英中銀 政策金利、議事要旨 GBP
24:00 米・ISM製造業景況指数 USD
金曜日
2月2日 22:30 米・雇用統計 USD

順に見ていくと…


1月30日(火曜日)

8時50分「日・金融政策決定会合における主な意見」

先週の日銀会合での植田総裁の発言が日銀メンバーの総意なのか、一般論を述べただけなのか「…物価目標への持続的な実現が見通せる状況になれば、大規模金融緩和の是非を検討する…」に関連しそうな内容があるのかが注目です。

19時「欧・四半期GDP」

悪い…2四半期続けてのマイナス予想。ただ、ある程度ブレがないと動きにくいような気が…

24時「米・消費者信頼感指数、雇用動態調査JOLTS」

前回に続きインフレが落ち着いてきていることから、今回も消費者信頼感指数の改善が予想されています。

JOLTSを含め、予想外のブレが出た場合は反応するかもしれないので一応注目しています。


1月31日(水曜日)

9時30分「豪・消費者物価指数CPI」

先週のAUDUSDでは「三角波」のようなレンジが続いていて冴えません…😩

EAの稼働は動き出すまで待ってからでも良さそうな気がします…今回のCPIがきっかけになってくれると嬉しいのですが…😅

22時「独・消費者物価指数CPI 速報値」

注目度の高い「欧・消費者物価指数HICP」直前なので、ブレが合った場合などはこちらでも反応するかもしれないので一応注目しています。

22時15分「米・ADP雇用統計」

雇用統計前なので一応注目しています…稀に反応するので💦


2月1日(木曜日)

午前4時「米・FOMC 政策金利」

4時30分「米・FRBパウエル議長 記者会見」

結果によらず、パウエル議長の記者会見終了までは要注意です。

自動売買的には難しいところですが、裁量での指標トレードでは狙い目かもしれません✨

19時「欧・消費者物価指数HICP」

前回の総合値は反発したものの、今回は総合値、コア値共に減速予想となっていて、ユーロは買われにくい状況が続くかもしれません🤔

21時「英・BOE英中銀 政策金利、議事要旨」

政策金利など目立った変更は考えにくいとおもいますが、BOEのタカ姿勢に変化の兆しが見えるかなど、それなりに注目されているように思います。

またポンドは、謎に大きく反応することがあるので個人的には注意している通貨です。

24時「米・ISM製造業景況指数」

長らく50割れが続いていますが、今回の事前予想も47.3、前月-0.1ポイントです。

先週のPMIが大きく上ブレしましたが、ISMはどうでしょう…


2月2日(金曜日)

22時30分「米・雇用統計」

ガツンと動くかは分かりませんが…期待しています😅

今週も目立った指標などが多く非常にやりにくいので、無理せずに頑張りましょう😇








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