無料EAポートフォリオ

今週の経済指標(20240205)


先週は、経済指標やイベントで大きく乱高下する非常に荒れた展開となり、主要通貨ペアでは週末に向けて振幅が大きくなるような逆ペナントぽい形となり、トレンドフォロー型EAにとっては危険なパターンだったように思います…😱

ただ、幸か不幸か相場に方向感がなかったことや、FOMC前でEAの稼働を止めたことで2週続けてのノーポジとなりました😅

結果論ですが、EA的には良い感じの相場ではなかったと思うので、危険なエントリーをスルーできただけ「良し」としておきます😇

先週のドルは、やや買いが優勢で始まりましたが「米・ADP雇用統計」の悪化により急激に売られた状態でFOMCを迎えました。

結果は大方予想通りで、金利は据え置きで早期利下げ期待を牽制するタカ的な内容でした。

その後の動きは先週の記事に書いたように、うまく予想がハマリまして利下げ期待勢のドルの買い戻しが入りました。(ここ、裁量で取れた人が結構いたと思います👍)

その後は、「米・失業保険申請件数」の悪化やKBW地銀株指数の急落の影響なのか再び売り込まれ全モに近い形となりました…😱

更にその後の雇用統計では、不自然なくらいの超絶好結果で再びドルは急騰して…全モ😱

ザックリいえば、ADP急落からの全モ→からの全モ→からの全モ…😱😱…となりまして💦

指標トレードで多少は取れたのですが、なんとなくシックリこない相場だったように思います。

今回、民間発表の「米・ADP雇用統計」と政府機関発表の「米・雇用統計」で大きく食い違った結果になっていますが、このようなことは過去にもありました。

ただ、その傾向が政府機関(アメリカ合衆国労働統計局)発表の方は好結果にブレる傾向が強く、調べてみると今回の結果は統計方法が変わったことが多少影響しているようです。

ちょっと気になったのは…合衆国労働統計局の「Employment Situation Summary」を見ると、今までの雇用統計の発表された数字がガッツリ下方修正😱されていますが、これ大丈夫なんですかね〜…🤔

円相場については、1月の日銀会合での植田総裁のタカ発言が本物なのかを見極める意味で注目されていた「日・金融政策決定会合における主な意見」が公開されました。

その中の「Ⅱ.金融政策運営に関する意見(P3)」では、植田総裁のタカ姿勢は概ね他の日銀メンバーも同様で日銀の総意に近いように思います。

  • この先、 賃金と物価の好循環を確認し、目標の実現が見通せる状況に至 れば、マイナス金利を含む大規模金融緩和策の継続の是非を検 討していくことになると考えている。
  • マイナス金利解除を含めた政策修正の要件は 満されつつあると考えられる。
  • 2%の「物価安定の目標」の持続的・安定的な実現の確からし さについて、具体的な経済指標を確認することで見極めていく 段階に入ったと考えられる。

ドル円は米ドルに振り回されながらも、やや買われ気味だったように感じます。

今週は大きな指標やイベントはり予定されていないので、先週までのように指標カレンダーを意識するようなことは少ないと思いますが、ニュースなどに注意しながら慎重に行こうと思います✨

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
1月30日(火曜日)
日・日銀 主な意見
  • 1月の日銀会合での植田総裁のタカ発言を裏付ける内容
  • 円買い材料
1月31日(水曜日)
米・ADP雇用統計 大幅悪化
  • 前回値16.4万人、予想値14.5万人を下回り10.7万人💦
2月1日(木曜日)
米・FOMC 政策金利

パウエル議長 会見

金利据え置き

早期利下げを否定

  • 「利下げを判断する確証が3月FOMCに間に合う可能性は低い」🤔
  • 「3月利下げの可能性は低く基本シナリオとは呼べない」
  • 利下げ期待派のドル買い戻し
2月2日(金曜日)
米・雇用統計 超絶好調…🤔
  • 予想18万人→結果35.3万人
  • 失業率予想3.8%→3.7%
  • 平均時給予想0.3%→0.6%
  • 急激なドル買いへ😱

気になったニュース

トランプ前大統領はFOXのインタビューで、「FRBのパウエル議長を再任するか」との質問に対し、11月の大統領選で再任された場合「パウエル議長を再任しない」と答えました。

「パウエル氏はバイデン大統領再選のために金融緩和を行う……との考えを示した。(ロイター2024年2月3日より

今回の雇用統計の超絶好結果も、大統領選挙まで経済を好調に見せたいバイデン政権のなんらかの思惑で調整されているのではないかと勘ぐりたくなります…💦

今週の注目点

今週は特別ヤバそうなものは予定されていませんが、月曜の「米・PMI」と「米・ISM非製造業景況指数」はそこそこ注目されるのではないかと思います。

あと、ハードカレンシーではありませんが火曜日の「豪・RBA政策金利」、金曜日の「加・雇用関連指標」あたりが比較的注目されるのではないかと思います。

今週の無料EA運用スタンス

今週は、「豪・RBA政策金利」を注意して火曜日の東京時間から様子を見ながらEAを稼働させようかと考えています。

先週までのような方向感のないような感じが続きそうな場合は、無理せずに様子見でも……くらいに考えています。

そろそろ良い流れになってほしいところです…😅

注目の経済指標とイベント

今週は少ないので若干レベルを落としてピックアップしています。

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
2月5日 19:00 欧・卸売物価指数PPI EUR
24:00 米・ISM非製造業景況指数 USD
火曜日
2月6日 08:30 日・勤労統計調査 JPY
12:30 豪・RBA豪中銀 政策金利 AUD
木曜日
2月8日 22:30 米・失業保険申請件数 USD
金曜日
2月9日 22:30 加・雇用関連指標 CAD

順に見ていくと…


2月5日(月曜日)

19時「欧・卸売物価指数PPI」

あまりユーロ単独で大きく動くことは少なくなったような感じですが、一応状況は見ておくようにしています。

事前予想では、前月比-0.8%、前年同月比で-10.5%と…なんとも言えない数字です💦

24時「米・ISM非製造業景況指数」

前回は50.6と、50の基準ラインを割り込みそうになりましたが、先週の雇用統計結果が実情を反映しているなら結構大きな反発になるような気がします……

事前予想では52.0となっていて色んな意味で結果に注目しています😅

ちなみにISM(米国供給管理協会)は非営利団体ということになっています。


2月6日(火曜日)

8時30分「日・勤労統計調査」

前回11月分は名目賃金で+0.2%と伸び率が大幅縮小しました。

今回12月分は冬のボーナスを含むので伸びが期待されていますが、昨年もそこそこ伸びていたので今回はそれほど大きな伸びにはならないような気がします。

地味ではありますが、一応日銀の金融政策変更の材料の一つにになるような気もするので、一応注目しています。

参考:厚生労働省-勤労統計調査結果の概要

12時30分「豪・RBA豪中銀 政策金利」

事前予想では「金利据え置き」ですが、一応注意しています。

関連通貨ペアのEAは、終わってからの稼働開始でもいいように思います🧐


2月8日(木曜日)

22時30分「米・失業保険申請件数」

先週は、絶好調な雇用統計結果を受け大幅にドルが買われましたが、今回の失業保険申請件数の結果も整合性が取れるような内容になるのか……気になるところです。

すぐに反応するかは分かりませんがチグハグな結果になった場合は、先週の雇用統計でドルが買われた根拠がゆらぎ始める可能性もあるかもしれないので注目しています。


2月9日(金曜日)

22時30分「加・雇用関連指標」

動くか分かりませんが、何かを期待して発表時間は指標トレードを狙います😅

今週はこんな感じで終わりです。慎重に頑張っていきましょう😇








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