今週の経済指標(20240401)


早いもので、今年も4分の1が過ぎ4月となりました🌸

先週は、月末、年度末、イースター前などが重なった影響なのか、ヨコヨコの通貨ペアも多くボラティリティーが低い週となりました。

おかげで無料EAの方もエントリーチャンスはなく、残念ながらノーポジで終わりました😅

先週の円相場は小動きで始まり、注目だった27日午前の日銀田村審議委員発言では、目立ったタカ発言が無かったことで円売りが進み、152円目前まで円安が進みました。

今後の日銀の利上げ方針を占う上で注目していた人が多かったようで、タカ派の田村審議委員から全くタカ発言が無かったことでアテが外れた…感じとなり、円売りにつながったと思います。

参考資料:田村審議委員発言全文

しかし、鈴木財務大臣と神田財務官から口先介入が入り、介入警戒感から大きく買い戻されました。

今回の口先介入では、実弾介入前に使われることがある「〜断固たる措置」との表現が入っていたことにより、口先介入のレベルが上がったことで強く円が買い戻される形になりました。

今後、再び円売りが強まったり「レートチェックの実施…」のニュースが流れたりした場合は実弾介入も考えられるので注目しています。

ドル相場の方は火曜日の「米・消費者信頼感指数」の悪化でやや売られたりもしましたが、全体的には上値は重いものの底堅い展開となりました。

注目だったPCE関連も概ね事前予想通りで、イースター前もあってか…ドル単体で見れば大きな動きのない静かな週となりました…🧐

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
3月26日(火曜日)
米・消費者信頼感指数 やや悪化

104.7

  • 前回値106.7、事前予想107.0
  • ややドル売り
3月27日(水曜日)
日・日銀 田村審議委員 発言

田村審議委員発言全文

タカ発言ナシ❗️
  • タカ発言はナシ💦
  • ゆっくりと、着実に金融政策の正常化を進め…(ハト的)
  • 円売りへ
口先介入

鈴木財務大臣・神田財務官

円買いへ💦
  • 一段レベルアップ「〜断固たる措置」
  • 田村審議委員の発言による円売りを阻止
  • 急激な円買いへ😱
3月28日(金曜日)
米・FRBウォラー理事 講演 スルー
  • ハト発言によるサプライズを警戒する向きもあったが、無難な発言のみ…😅

今週の注目点

今週はやはり米国雇用統計がメインイベントになります✨

それに伴い、火曜日の「JOLTS」や「ADP雇用統計」などの雇用関連の指標も数字によっては反応する可能性があるので、一応注意が必要です。

他には、月曜日と水曜日の「ISM景況指数」、「欧・消費者物価指数HICP(速報値)」などが注目されるのではないかと思います。

今週の無料EA運用スタンス

ドル円については、口先介入のレベルが上ったことで更にEAにとっては難しい動きになる可能性がありスプレッドも開き気味なので、無理せずに行こうと思います。

先週からボラティリティーが縮小している感じですが、何かの拍子に活気づく可能性もあるので、急な値動きやヘッドラインに注意しながら、引き続き慎重に行こうと思います…😅

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
4月1日 08:50 日・日銀短観 JPY
23:00 米・ISM製造業景況指数 USD
火曜日
4月2日 09:30 豪・RBA金融政策会合 議事要旨 AUD
21:00 独・消費者物価指数CPI EUR
23:00 米・雇用動態調査(JOLTS)求人件数 USD
水曜日
4月3日 18:00 欧・消費者物価指数HICP(速報値) EUR
21:15 米・ADP雇用統計 USD
23:00 米・ISM非製造業景況指数 USD
25:10 米・FRBパウエル議長 発言 USD
木曜日
4月4日 20:30 欧・ECB理事会 議事要旨 EUR
金曜日
4月5日 21:30 加・雇用関連指標 CAD
21:30 米・雇用統計 USD

順に見ていくと…


4月1日(月曜日)

8時50分「日・日銀短観」

市場の関心は今後の利上げ(方針)なので、そのヒントになるような記述があれば反応するかもしれません。

一応、確認するようにしています(日銀短観

23時「米・ISM製造業景況指数」

前回は50を超えず減速しましたが、今回も前回値と近い事前予想値(48.4)になっています。

大きなブレがなければ動きにくいような気もします…🤔


4月2日(火曜日)

9時30分「豪・RBA金融政策会合 議事要旨」

目立ったタカ材料等が出てこなければ大きく動くことはないような気もしますが…🧐

21時「独・消費者物価指数CPI」

事前予想では、前月比0.5%、前年同月比2.2%となっています。

注目の「欧・消費者物価指数HICP(速報値)」の前だけに、ブレがあった場合は反応するかもしれません。

23時「米・雇用動態調査(JOLTS)求人件数」

事前予想では、減少となっており878.5万件となっています。

雇用統計前だけに、ブレがある程度でた場合は反応するかもしれません…🤔


4月3日(水曜日)

18時「欧・消費者物価指数HICP(速報値)」

減速傾向が続いており、今回の事前予想も減速予想となっています。

大きく上振れするとは考えにくく、ユーロは買われにくい状況が続くかもしれません…📉

21時15分「米・ADP雇用統計」

JOLTS同様に、雇用統計前は反応することがあるので一応注目しています。

23時「米・ISM非製造業景況指数」

今回も前回値と近い事前予想値(52.7)になっていて、大きなブレがなければ動きにくいような気もします…🤔

25時10分「米・FRBパウエル議長 発言」

詳細なデータは見つけられなかったのですが、一応注意しておきましょう。


4月4日(木曜日)

20時30分「欧・ECB理事会 議事要旨」

特に目新しいことがなければ材料になりにくいような気もします…🧐


4月5日(金曜日)

9時30分「加・雇用関連指標」、「米・雇用統計」

どちらも前回値と事前予想の差が大きく、動きそうな感じがあります……😅

指標トレード狙いなので、ガツンと動いてほしいところです💦

今週も慎重に頑張っていきましょう…😇








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