今週の経済指標(20240408)


先週は月曜日の夜から大きく動きましたが、週を通してみると上がったり下がったりと方向感はなく、トレンドフォロー型EAにとっては難しい週でした…🤔

ただ、指標などで大きくチャートが動いたところは、リバウンド警戒+指標トレード狙い💦で一旦EAを止めたので、大きく引かされることはありませんでしたが…先週は残念ながら微損で終わりました😅

指標トレードの方は月曜日の急落(ユーロドル)ではトントンでしたが水曜日の急騰の方でなんとか少し取れたので助かりました😅

…なかなか難しい相場が続きますので、引き続き慎重に行きたいと思います。

先週のドルは、月曜日の「米・ISM製造業景況指数」で1年(以上)ぶりに50を超える好結果となり、中でも新規受注の改善が好感され急激なドル買いに繋がりました📈😱

しかし、水曜日の「米・ISM非製造業景況指数」では前回値、予想値ともに下回り鈍化…

ドルは、月曜に買われた以上に売り込まれる結果となりました📉😱😱

そして雇用統計では、予想値を大きく上回り買われはしたものの…程なくして全モ…💦

好調に見える数字ですが、実際にはパートタイマーやダブルワーカーの増加によって数字が水増しされており、正社員に相当する雇用は大きく減少していると言われています。

今回の雇用統計の全モは、雇用統計の胡散臭さがそろそろ周知の事実になってきた現れなのかもしれません…🤔

円相場の方は、月曜日の「米・ISM製造業景況指数」でのドル買いでドル円が上昇し、以降152円が近付くにつれ円売り圧力が弱まり上値が重くなる展開となりました。

ただ、基本的には円売りが根強く、「米・ISM非製造業景況指数」でドルが大きく売られたときはここぞと円も売られ、ドル円で見るとそれほど大きな下落とはなりませんでした🧐

週後半に向けて「植田総裁の追加利上げ検討…」報道や、イスラエル関連によるリスクオフの円買い、日経平均の急落など、円買い材料が噴出してきたため一時は大きく買われました…😱

しかし、円売り基調は根強く引けに向けてジリジリと値を戻し151.6円台で引けました🤔

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
4月1日(月曜日)
米・ISM製造業景況指数 50.3
  • 前回47.8、予想48.4💦
  • 2022年10月以来の50超え📈
  • 強いドル買い圧力
4月3日(水曜日)
米・ISM非製造業景況指数 減速

51.4

  • 前回52.6、予想52.7
  • ドル買いからドル売りへ
  • ドル急落…😱
4月4日(木曜日)
地政学リスクの高まり

ネタニヤフ発言

リスクオフ
  • イランへの対抗姿勢を強化…との発言😱
  • 原油価格上昇
  • 株安・円買いへ💦
4月5日(金曜日)
追加利上げを検討…報道

日銀 植田総裁

円安牽制
  • 2%の物価目標達成に向けた「確度」がさらに高まれば、追加利上げを検討する考えを表明
  • 円買い圧力
  • 一時買われたがマーケットは冷静→値を戻して引ける🤔
米・雇用統計 大幅増 堅調

30.3万人

  • 予想を大幅に超える
  • しかし実態は非正規社員がメインと言われている💦
  • 数字ほど良くないのでは…🤔

今週の注目点

経済指標、イベントでは「米・消費者物価指数CPI」、「欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利〜ラガルドECB総裁 記者会見」あたりが注目です。

また、ドル円の水準が152円に近ければ、口先介入も考えられるので注意しています。

実弾介入までは、まだ少し距離があるように思いますが、万一「レートチェックを…😱」といった報道があれば、実弾介入間近の可能性が非常に高いので要注意です。

イスラエル問題もあるので、要人発言を含め出てくるニュースには少し気を使いそうです。

今週の無料EA運用スタンス

ドル円については、トレンドを刻むような感じではないように思うので、引き続き慎重に行こうと思います。

「米・消費者物価指数CPI」前には一旦EAは止めようと考えていますが、木曜日に個人的な用事があるので再稼働をどうするか…様子を見ながら考えようと思います。

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
4月8日 08:30 日・勤労統計調査、現金給与 JPY
水曜日
4月10日 21:30 米・消費者物価指数CPI USD
22:45 加・BOC政策金利 CAD
27:00 米・FOMC議事要旨 USD
木曜日
4月11日 21:15 欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利 EUR
21:30 米・生産者物価指数PPI USD
21:45 欧・ラガルドECB総裁 記者会見 EUR
金曜日
4月12日 15:00 英・月次GDP GBP
23:00 米・ミシガン大学消費者態度指数・速報値 USD

順に見ていくと…


4月8日(月曜日)

8時30分「日・勤労統計調査、現金給与」

今回の発表には春闘の結果は含まれておらず、目立った変化がなければ材料になりにくいような気もします…🤔


4月10日(水曜日)

21時30分「米・消費者物価指数CPI」

今週のメインイベントです😅

最近はエネルギーと住宅セクターのインフレ加速で、予想を上回ってきたCPIですが、今回は一服するのでは…と見られています。

事前予想からそれほど乖離がなければ、大きくは動かないような気もしますが…

一応、要注意です🧐

22時45分「加・BOC政策金利」

据え置きと見られていますが…CPIでEAは止めていると思うので、どうせなら動いてほしいところですが…💦

27時(午前3時)「FOMC議事要旨」

特に目新しいことがなければ大きく動くことはないと思いますが、稀にですが動くこともあるので一応注意しています。


4月11日(木曜日)

21時15分「欧・欧州中央銀行(ECB) 政策金利」

市場では6月利下げが濃厚と見られていますが、それに対して言及してくるのか、その後の利下げペースや年末の金利などに言及してくるのか…といった点が注目されます。

ラガルド総裁の記者会見での発言も非常に注目されます😅

万一、主要国中銀の中でECBが先陣を切って利下げを明確にすれば、今後の市場のムードが一変する可能性もあるので、結構重要かもしれません🧐

21時30分「米・生産者物価指数PPI」

CPIほど大きな反応はないと思いますが、一応注目しています。


4月12日(金曜日)

15時「英・月次GDP」

一昔前ほどポンド単独でぶっ飛ぶことは少なくなりましたが…… 何かを期待して注目しています💦

23時「米・ミシガン大学消費者態度指数・速報値」

長い目で見れば2022年以降の消費者心理は改善傾向にあり、ある意味この傾向が続いている間は急いで利下げする必要は無い…とも言えます。

逆に言えば、悪化が顕著になれば利下げを後押しする材料……とも考えられるので、一応注目しています。

今週はこんな感じです。

慎重に頑張っていきましょう…😇








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