今週の経済指標(20240415)


先週は水曜日の「米・消費者物価指数CPI」で予想を上回る再加速をしたことにより相場のムードが一気にドル買いに傾きました…😱

CPI以降も大きな反発はなく、ドル買いが優勢のまま先週は引けました。

ただ、週中盤から用事がありCPI以降は相場から離れていたため、自動売買においては肝心なところを取りこぼす結果となってしまいました💧

今後はトレード以外で少し忙しくなりそうなのですが、なんとか頑張っていきたいと思います。

先週のドル相場は「米・消費者物価指数CPI」が予想以上だったことを受け早期利下げ期待が吹き飛び強いドル買いが入りました。

その後も、FRBメンバーからタカ発言が出るなど…ドル買いの勢いは衰えず、週末に向けて更にドルが買われた状態で引けました。

円相場については、月曜日の勤労統計調査で実質賃金が-1.3%と減速し、23ヶ月連続のマイナスとなったことを受け、やや円売り優勢でスタート…🧐

ただ、ドル円は152円が壁となっていて頭を抑えられていましたが、CPIでのドル買いをキッカケに一気に153円あたりまで突き抜けました。

しかし、週末に向け地政学的リスクの高まりや鈴木財務相と神田財務官による牽制もありやや値を戻す展開となりましたが、ドルが上昇していたこによりドル円で見ると概ねヨコヨコとなり153円台での引けとなりました。

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
4月8日(月曜日)
日・勤労統計調査 実質賃金

-1.3%

  • 名目賃金は伸びているが実質賃金は減速💦
  • マイナスは23ヶ月連続😱
  • 春闘結果は入っていない…とはいえ円売り材料
  • 円売り圧力
4月10日(水曜日)
米・消費者物価指数CPI コアCPI

前月比 +0.4%

  • 3連続での予想超え+0.4%のサプライズ😱
  • FRBが重視するスーパーコア(コア-住居費)の急上昇🔥
  • 6月利下げ見通しが後退
  • 強いドル買いへ…😱
4月11日(木曜日)
欧・ECB会合

ラガルド総裁会見

金利据置き

6月利下げ示唆🤔

  • 「インフレ収れんの確信を強めるなら、金融政策の制約レベルを下げることが適切…」
  • 6月利下げを示唆…🤔
  • 米国と欧州は同じではない💦
  • ユーロ売りへ📉

今週の注目点

先週末から再びきな臭くなってきたイラン・イスラエル問題ですが、場合によっては大きくマーケットに影響が出る可能性もありますので関連のニュースには少し注意したほうがいいかもしれません。

特に週明け(月曜日)は影響が大きいかかもしれないので要注意です。

指標や経済イベントでは「米・小売売上高」、「米・ベージュブック」、「G20財務相・中央銀行総裁会議」、「英・消費者物価指数CPI」、「日・全国消費者物価指数CPI」など、粒ぞろいでそこそこ多い…といった感じです。

また、G20においてドル高についての議論もされる可能性が高いようで、注目している人が多いように思います。

あくまで可能性…の話ですが、G20前後で円買いの実弾介入…なんてことも有り得る話だと思うので、ちょっと注意しています。

今週の無料EA運用スタンス

スルーのことが多い「FRBベージュブック」ですが、一応マイルールで一旦EAは止めることにしています…😅

イスラエル関連とG20絡みのニュースに気をつけながら慎重に行こうかと考えています。

ドル円に関してはEAが狙っている相場環境とは少し違うので、より慎重気味に行く予定です。

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
4月15日 21:30 米・小売売上高 USD
火曜日
4月16日 15:00 英・雇用関連指標 GBP
21:30 加・消費者物価指数CPI CAD
26:00 英・BOEベイリー総裁 講演 GBP
水曜日
4月17日 G20財務大臣・中央銀行総裁会議 ALL
15:00 英・消費者物価指数CPI GBP
18:00 欧・消費者物価指数HICP 改定値 EUR
27:00 米・FRBベージュブック USD
木曜日
4月18日 10:30 豪・雇用関連指標 AUD
10:30 日・日銀 野口審議委員 講演 JPY
21:30 米・失業保険申請件数 USD
金曜日
4月19日 08:30 日・全国消費者物価指数CPI JPY
15:00 英・小売売上高 GBP

順に見ていくと…


4月15日(月曜日)

21時30分「米・小売売上高」

前回値0.6%、予想値が0.4%となっていますが、結果にブレが出た場合は反応するかもしれません…どちらかというと下振れの方が反応しやすいような気がします🤔


4月16日(火曜日)

15時「英・雇用関連指標」

今週は、雇用・CPI・小売売上と注目度の高い英指標が続きますので、それぞれ注意しています。

21時30分「加・消費者物価指数CPI」

前月比で、前回値+0.3%、予想値が+0.7%となっており、結果のブレが大きい場合は反応する可能性があるのでは…と、期待注目しています😅

26時(AM2時)「英・BOEベイリー総裁 講演」

同日の雇用関連指標で目立った数字が出た場合も含めて、BOEのハト姿勢に変化がないのか…が要注目です。


4月17日(水曜日)

終日「G20財務大臣・中央銀行総裁会議」

ワシントンDCで開かれるG20、ドル高についての議論もされるようなので、出てくるニュースには注意したほうがいいかもしれません。

また、G20開催中や終了後に実弾介入も、ありえない話ではないと思うので一応警戒しています。

15時「英・消費者物価指数CPI」

注目度の高い英CPIだけに、ブレがあると反応する可能性もあるので注目です。

18時「欧・消費者物価指数HICP 改定値」

こちらも注目度の高い物価関連ですが、改定値なので動きにくいかもしれません…

27時(AM3時)「FRBベージュブック」

最近の強いドルはインフレ再燃懸念と強い米国経済が根拠となっていますが、ベージュブックにおいても最近の経済指標を反映した評価認識になっているのかが注目されます。

前回は6月利下げムードを醸し出すハト内容だったので、今回は変化があるのか非常に注目され、場合によっては大きく反応する可能性もあるのではないかと考えています🤔

ちなみにベージュブックは次回FOMCにおいて叩き台となるので、変更がある場合は重要です。


4月18日(木曜日)

10時30分「豪・雇用関連指標」

特に新規雇用者数は結果が乱高下する傾向にあり、予想値とブレが出る可能性もあるので、場合によっては発表直後に反応する可能性もあると思うので注目しています。

10時30分「日・日銀 野口審議委員 講演

ハト派と言われている日銀 野口審議委員が、佐賀県金融経済懇談会にて講演(挨拶)をする予定になっています。

市場に影響するような内容を話すかはわかりませんが、万一タカ的な発言が目立つようだと、円買いに繋がる可能性もあるので一応注意しています。

21時30分「米・失業保険申請件数」

個人的には、統計方法がコロコロ変わる雇用統計よりもコチラのほうが……なんて思ったりもします😅

事前予想とブレが大きい場合は反応する可能性もあるので注目しています。


4月19日(金曜日)

8時30分「日・全国消費者物価指数CPI」

コア値、コアコア値共に、若干の減速予想になっています。

チャートへの影響は少ないと思いますが気になる指標の一つです。

15時「英・小売売上高」

今週の主要英指標の最後です。

前回は減速結果となりましたが、今回は多少の持ち直し予想となっています。

今週はこんな感じです。

地政学リスク、G20関連のニュースなどに気をつけながら、慎重にいきましょう😇








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