無料EA-ダウンロード-リアル戦記

今週の経済指標(20240603)


先週は、週半ばの経済イベント「米・FRBベージュブック」の前後で無料EAを一旦止めたこともありエントリーは少なめで、ポートフォリオ全体で+51pipsほどの微益で終わりました。

チャートを振り返ると、主要通貨ペアはどれも上がったり下がったり💦…の、トレンドフォロー型EAにとっては嬉しくない相場だったにも関わらず、なんとかプラス着地できているのは良かったと思います…😅

先週のドル相場は、前週金曜日の流れを引き継いで軟調気味に始まりました。

しかし、水曜日にはユーロやポンド売の反動や、深夜の「米・FRBベージュブック」での米経済の堅調さが示されていたことなどで大きく買い戻されました。

その後は「米・四半期GDP」下方修正があったり、「個人消費PCEデフレーター」が前月比で鈍化したり…と、売り材料っぽい結果が出てきたことから再び値を下げ…📉

終わってみれば上がったり下がったりで、実体部分の短い週足のローソクとなりました。

円についても円売りの流れを引き継いで始まり、28日発表の日銀発表の指標で基調的なインフレ率が2%を下回ったこともあり円売りが加速する場面もありました🎢

週中盤では国内株の急落にともない買われる場面もありましたが、31日に日銀から発表された「長期国債買い入れ予定」で縮小方向にはならず据え置きだったこともあり、週末に向けては再び円が売られ、上げ下げはあったものの通してみれば円売り優勢な週となりました。

5月27日〜先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
5月29日(水曜日)
独・消費者物価指数CPI 鈍化🤔
  • 前月比 前回0.5%、予想0.2%、今回0.1%💦
  • 欧州HICPの鈍化懸念からユーロ売りへ📉
米・FRBベージュブック 堅調な米経済
  • 米経済は拡大、個人消費は若干のプラス🧐
  • ドル買い圧力📈
5月23日(木曜日)
米・四半期GDP(改定値) 下方修正❗️
  • 速報値1.6%→改定値1.3%
  • 売り圧力
5月24日(金曜日)
日・東京都区部

消費者物価指数CPI

1.6%→1.9%
  • 加速するも中身はエネルギーの上昇が主因💦
  • 実質は鈍化では…🤔
欧・消費者物価指数HICP 再加速❗️
  • 独CPI減速だったが、予想外にHICPは再加速🔥
  • ユーロ買い戻しへ
日・為替介入実績データ 9兆7,885億円🧐
米・個人消費支出

PCEデフレーター

前月比 減速
  • 横ばい&微減…微妙な結果🧐
  • インフレ方向感は微妙…

今週の注目点

今週は「欧・ECB会合〜ラガルド総裁会見」、「米国雇用統計」のビッグイベントが目を引きますが、他にも注目される指標等が週中盤に多数あります。

ECB会合では6月利下げが既定路線となっていますが、市場に十分織り込まれていると思うので実際に利下げが行われた場合でも「Sale The Fact!」(今回はBuy The Fact?」で、ユーロが買われる可能性があるのではないかと思います🤔

逆に、据え置きだった場合は…それはそれで大惨事になりかねないと思うので、注目ではないかと思います📈……指標トレードで狙えるかもしれません…😅

また、今週からはFRBのブラックアウト機関に入るため、WSJニック記者のツイッター(X)のコメントには少し注目されるかもしれません。

今週の無料EA運用スタンス

今週は週中盤か注目の指標が多く、ECB会合や米国雇用統計も控えていて、自動売買の運用面では難しい週となりそうです。

スタートは月曜の「米・ISM製造業景況指数」が終わってから様子を見ながら…といった感じで、ECBのイベントと雇用統計では事前に一旦EAは止めようかと思います。

…となると、まとまった運用時間が取れないので……ん〜、悩ましいところです。

まぁ、無理せず慎重に行こうと思います😇

6月3日〜注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
6月3日 23:00 米・ISM製造業景況指数 USD
火曜日
6月4日 23:00 米・雇用動態調査(JOLTS) USD
水曜日
6月5日 08:30 日・勤労統計調査 JPY
10:30 豪・四半期GDP AUD
21:15 米・ADP雇用統計 USD
22:45 加・BOCカナダ中銀 政策金利 CAD
23:00 米・ISM非製造業景況指数 USD
木曜日
6月6日 10:30 日・日銀 中村審議委員 発言 JPY
21:15 欧・ECB欧州中央銀行 政策金利 EUR
21:30 米・失業保険申請件数 USD
21:45 欧・ECBラガルド総裁 記者会見 EUR
金曜日
6月7日 21:30 米・雇用統計 USD

順に見ていくと…


6月3日(月曜日)

23時「米・ISM製造業景況指数」

3月にやっと50を超えましたが4月は再び50を下回ってしまいました。

今回は多少の反発が予想されていますが、あまり改善が見られない場合はドル売り要因になる可能性もあります。(前回49.2、予想49.6)

逆に、50を超えて反発するようだ強めのドル買い材料になる可能性もあるので注目しています🧐


6月4日(火曜日)

23時「米・雇用動態調査(JOLTS)求人件数」

事前予想とブレが大きいと、結構動くこともあるので一応注目しています。


6月5日(水曜日)

8時30分「日・勤労統計調査」

今回から、一部春闘結果が反映されるので多少の反発があり、それに反応するかもしれないので注目しています。

ただ、大手の賃上げは6月以降のところが多く伸びしろがあるとも取れるので、小さめの上振れでも反応するかもしれません…🧐

10時30分「豪・四半期GDP」

事前予想とのブレがあると反応することがあるので、対象通貨ペアのEAのみ事前に止めるのもありかもしれません。

21時15分「米・ADP雇用統計」

週末に雇用統計が控えているので、目立ったブレが出た場合は動くかもしれません。

ただ、結果自体は当てにならない事もあるので…💦

22時45分「加・BOCカナダ中銀 政策金利」

最近はポンドといいカナダドルといい、以前のような元気がないように感じます…

ただ、何かを期待しています😅

23時「米・ISM非製造業景況指数」

製造業と同様に前回は下落しましたが、今回は反発予想となっており50を超えてくれば、多少なりともドル買い材料になるのではないかと思います。


6月6日(木曜日)

10時30分「日・日銀 中村審議委員 発言

日銀内では最もハト派と言われている中村審議委員が、札幌市金融経済懇談会で発言します。

万一、超ハト発言をブチかましたりした場合は円売り材料になるかもしれないので注目しています😅

21時15分「欧・ECB欧州中央銀行 政策金利」

上でも書いたように0.25%の利下げが予想されていますが、利下げは十分織り込まれていると思うので、利下げにも関わらずユーロ買いの動きが出る可能性もあるので注目しています。

市場の関心は、21時45分からの「欧・ECBラガルド総裁 記者会見」のほうで、今後の利下げスケジュールについて、なにかヒントになるようなことがないか…に聞き耳を立てているのではないかと思います🤔

まぁ、ラガルド総裁ならいつもの「データ次第…」と、無難なことしか言わないような気もしますが…😇

21時30分「米・失業保険申請件数」

新規と継続者と発表され、今回は無難な予想となっていますが、ブレが出た場合は動くこともあるので一応注目しています。


6月7日(金曜日)

21時30分「米・雇用統計」

時間的にEAを稼働させている人は少ないと思います。

全裸待機で指標トレード狙いです…😅

今週はこんな感じで、ちょっとやりにくそうですが頑張っていきましょう✨








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