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今週の経済指標(20240617)


先週は、米CPI→FOMC→日銀会合…とビッグイベントで無料EAの稼働時間を削ったことからエントリーも少なく微益で終わりました…😅

結果論になりますが、先週のチャートを見ると「超絶行って来いw」的なチャートの通貨ペアが多く、事前にEAを止めていてドローダウンをある程度は回避できたと思います✨

とはいえ、最近はトレンドを刻むどころか、定期的に急騰急落が入る非常に無料EAにとってはリスキーな相場が続いているので、楽観せずに引き続き慎重に行こうと思います😇

先週のドル相場、大雑把に言えばCPIが予想値を下回りインフレ鈍化がより鮮明になりドルは急落、直後注目のFOMCドットチャートでは「年1回の利下げが適切との見方…」と超タカ化❗️で、週末までドルは買い戻されました。

普通ならば、CPIとはいえFOMC直前だと動きにくいようにも思われましたが、FRBパウエル議長から「CPI結果を見て利下げ見通し(ドットチャート)を決める…」といった趣旨の発言があったことから、今回は大きく反応したのではないかと思います🤔

終わってみればCPIで売られたものの、注目だったドットチャート変化から利下げペース見込みが年内3回→1回になったことで、ドル買いが優勢な週となりました。

このドットチャートの変化は、それなりに影響があったと思います🔥

ただ、FOMC後のパウエル議長の記者会見では、インパクトが大きすぎる…と思ったのか、「データ次第では、見通しは変わる…」と、ややトーンを落とす方向の発言🧐

しかし、ドットチャートをよく見ると…、確かに中央値で見れば年内1回かもしれませんが、最頻値で見れば年2回が適切と考えるメンバーが最も多くいることがわかります。

個人的には、先週のFOMCは見かけほどタカ的ではなく、今後も単純なドル買い優勢が続くとは言えないような気がします…🤔

ドットチャート

円相場については、週中での米国の指標イベントによるドル売りドル買いの反動を受け…、金曜日は注目の日銀会合により、これまた「超絶行って来い」となりました💦

今回の日銀会合では、注目だった国債買い入れ減額の方針が先送りとなったことで円は強く売られ158円を超えました。

しかし、その後の日銀植田総裁の記者会見では「国債買い入れ減額は相応の規模になると…」という見方を示しました。

更には、「その時までに出てくる経済・物価情勢に関するデータないし情報次第で、短期金利を引き上げて金融緩和度合いを調整することは当然あり得る…」と…

暗に、「国債買い入れ減額+利上げ」の可能性もある…と、急激な円売りを牽制🔥

結果的にこの発言により全モとなりましたが、週を通してみると若干円売りのほうが優勢だったように思います。

私、心が荒んでいるので、この植田総裁の発言は単に火消しのために口走ったのでは…と勘ぐっています😅

そもそも、7月会合での利上げと国債買い入れ減額の同時実施は難しいと考える人が圧倒的に多いと思います。

円相場についても、今回の日銀会合結果を材料にしての円買いが、今後も続くとは…ちょっと考えにくいような気もします🤔

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
6月12日(水曜日)
米・消費者物価指数CPI 鈍化📉
  • コア・総合共に予想を下回り2ヶ月連続での減速
  • 直前にパウエル議長のCPI結果を見てドットチャートを完成させる…発言注目度UP!
  • 急激なドル売りへ😱
米・FOMC

パウエル議長 記者会見

タカ的
  • インフレ鈍化の確信を強めるまで利下げは適当でない😱
  • 7月も金利据え置きを示唆
  • 年内利下げ見通し3回→1回
  • ドルの買い戻しへ📈
6月14日(金曜日)
日・日銀金融政策決定会合

植田総裁 記者会見

日銀会合→円売り

記者会見→円買い

  • 織り込まれていた国債買い入れ方針は先送り→円売り😱
  • 植田総裁のタカ発言連発→急激な買い戻し(全モ)💦

今週の注目点

今週は先週とガラッと変わって、中ボス級の指標が多数あります。

中でも注目は、「米・小売売上高」、「英・CPI」、「英・BOE政策金利」、「豪・RBA会合」、「米・PMI」、「日・全国CPI」…あたりではないかと思います。

また、FOMCが終わったことからFRBメンバーの発言が解禁されますので、突然出てくる発言(ニュース)には注意が必要かもしれません🤔

今週の無料EA運用スタンス

火曜日の「豪・RBA会合、政策金利」については、該当通貨ペアのEAのみスタートを遅らせて、このイベントが終わってから落ち着いてからの稼働が無難ではないかと思います。

あと、「英・BOE政策金利」については悩ましいところですが、これも該当通貨ペアのみ一旦止めてもイイかもしれません。

ちなみに、事前に各種稼働パターンをMT4のプロファイルでセットしておけば、ワンクリックで稼働パターンを変えられますので便利です👍

私の場合、「ALL(全稼働)」、「EUR-STOP」、「GBP-STOP」、「JPY-STOP」……など、特定の稼働パターンをセットしています😇

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
火曜日
6月18日 13:30 豪・RBA会合、政策金利 AUD
水曜日
6月19日 米・休場 USD
08:50 日・日銀会合 議事要旨 JPY
15:00 英・消費者物価指数CPI GBP
木曜日
6月20日 20:00 英・BOE政策金利 議事要旨 GBP
21:30 米・失業保険申請件数 USD
金曜日
6月21日 08:30 日・全国消費者物価指数CPI JPY
15:00 英・小売売上高 GBP
17:00 欧・製造業、サービス業PMI EUR
17:30 英・製造業、サービス業PMI GBP
22:45 米・製造業、サービス業PMI USD

順に見ていくと…


6月18日(火曜日)

13時30分「豪・RBA会合、政策金利」

金利は据え置きと見られていますが、「Scal-3-AUDUSD」だけイベントが終わってからの稼働開始にしようかと考えています。


6月19日(水曜日)

終日「米・休場」

奴隷解放記念日により米国市場は休場となりますので、ロンドン時間後半以降の流動性が低下する可能性があるので要注意です。

スプレッドが気になる場合は「KIWAMI口座」を使ってみてください。

スプレッドが広がったときでも、スタンダード口座の通常時程度の場合が多いのでおすすめです。(無料EAの利用は再度申請してください…🙇🏻‍♂️}

8時50分「日・日銀会合 議事要旨」

次回会合では当然重要テーマになると思われますので、今回先送りとなった国債買い入れ方針について、なにかヒントになるような文言がないか注目しています。

また、先週の日銀会合での声明や植田総裁の記者会見内容と、内容に温度差があった場合は反応するかもしれません。

特に植田総裁の記者会見内容が、声明に対しての円売り牽制の意味合いが強かったと思うので、多少のニュアンスの違いみたいなことはあるかもしれません。

15時「英・消費者物価指数CPI」

利下げに向かって着々と地ならしをしている感じのBOEですが、万一下落基調のCPIが反発を見せたらどうなりますかね…

結果によっては多少動く可能性もあると思います。


6月20日(木曜日)

20時「英・BOE会合 議事要旨」

事前予想では、金利据え置きと見る向きが多いようですが、5月のBOE会合の内容と現在のインフレ状況を考えると、今回利下げがあってもおかしくない…と考えることもできそうな気がします。

まぁ、なんとも言えませんが、ポンド絡みのEAは一旦止めておくのが無難かもしれません😇

21時30分「米・失業保険申請件数」

稀に動くこともあるので、一応注目しています。


6月21日(金曜日)

8時30分「日・全国消費者物価指数CPI」

再エネ賦課金アップの影響で、東京CPI同様に反発が予想されます。

先週の植田総裁の記者会見を後押しして円買いが入るかは…なんとも言えません🤔

15時「英・小売売上高」

BOE政策金利の結果にもよりますが、反応する可能性はあると思うので一応注目しています。

17時〜「PMI集中発表」

17時以降、英→欧→米と、PMIの集中発表で今週も終わりです。

難しい相場が続きますが、慎重に頑張っていきましょう👍








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