今週の経済指標(20240701)


先週はドル円が大きく動きましたが、160円に差し掛かる付近で反発を警戒してドル円の無料EAを一旦止めたことでノーポジで終わりました…😅

結果論ですが、SLにかかるほどの大きな修正は入らなかったので強気でいけば結構稼げただけに少し残念ですが、引かされたわけでもないので気にしないことにします😇

その他の主要ドルスト通貨ペアについても、上がったり下がったりのレンジだったので、エントリーチャンスはありませんでした。

難しい相場が続いていますが、7月もこの調子で燻し銀の如く💦地味にプラス推移で行ってもらいたいと思います😅

先週のドル相場は、前週末にかけての上昇の反動からやや売り優勢でスタートしました。

FRBの年内利下げ回数や時期に注目が集まる中で、火曜日にFRBボウマン理事の発言「政策金利をしばらく据え置けばインフレを抑制できる可能性もあるが、必要であれば利上げの用意があると…」と…

まさかの利上げに言及したことで、ドルは売りムードから一気に買いムードに変わりました😱

加えて、円売り圧力が強まった反動もドル買いを後押しする形となりました。

注目されたPCIでは、CPIやPPIの結果から鈍化が織り込まれており、ドルは発表時間までにジリジリと売られました📉

結果は前回よりも鈍化したものの概ね予想通りだったこともあり、初動では少し売られましたが、しばらくして反発しました。

ミシガン大学消費者態度指数・確報値においても、速報値(65.6)から68.2へと上方修正されたことを受け、ドル買いの材料となったようです🤔

円相場では前週末の流れを引き継ぎ、買い優先で始まりましたが159.9円を超えたあたりからキリ番の160円が意識され、ポジションの利食いや調整や介入警戒感も重なり上値が重くなり、一旦押す形となりました。

その後、神田財務官が退任する…との報道(公式発表は28日)が流れ、円売りの流れが再燃するといった展開になりました。

先週までは、162円前後が実弾介入の一つの警戒ポイントとして考えていましたが、神田財務官の退任により、162円前後での為替介入の可能性が少し下がったのではないかと考えています。

とはいえ、介入が当分無い…とは言えないので、より予測がつきづらくなり、やりにくくなったような気がします🤔

円については売りトレンドが続いていますが、市場の関心は「どのポイントで実弾介入に踏み切るか…」に尽きると思います。

円売りでボラが大きくなった場合は、少し注意したほうがいいかもしれません。

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
6月25日(火曜日)
米・FRBボウマン理事

タカ発言

ドル買いへ🔥
  • 利下げがコンセンサスとなりつつある中で利上げに言及😱
  • 一気にドル買いムードに…📈
6月26日(水曜日)
豪・消費者物価指数CPI 加速📈
  • 前回3.6%、予想3.8%で、今回結果4.0% 
  • 強めの買いが入る
6月28日(金曜日)
日・神田財務官 退任 円売りへ🔥
  • 財務省は神田財務官が退任し、後任に三村淳国際局長を起用すると発表❗️
  • 報道は火曜日辺りから
  • 実弾介入が遠のく…との思惑から円売り再燃🔥
米・個人消費支出

PCIデフレーター

鈍化📉
  • 総合・コア共に鈍化したものの、CPIやPPI結果から織り込み済み🧐
  • 発表直後は売られたものの、大きく反発→ドル買いへ

今週の注目点

今週は金曜日の米国雇用統計が最も注目度が高いと思いますが、その他にも注目される指標やイベントが多数あります。

経済イベント以外でも、6/30のフランス下院議員選挙の結果は非常に注目度が高く、今後は出口調査の結果が徐々に判明してくると思われますが、仮にルペン氏率いる極右の国民連合が優位となってきた場合は、ユーロは売られやすくなる可能性があると思います🧐

また、多くの選挙区では今回の選挙で決まらない可能性もあり、結果は来週まで待つ必要があるかもしれません…が、そうなった場合は暫くユーロは上値の重い展開が続きそうな気もします🧐

7/4はイギリスでも総選挙があり、労働党有利と伝えられており十分織り込まれていると思われるので、結果がひっくり返らない限りは大きなインパクトは無いと思います。

ただ、折り込みの反動の揺り戻しには注意が必要かもしれません🧐

今週の無料EA運用スタンス

今週はそこそこ動きそうな経済指標やイベントが多く、無料EAの運用には非常に神経を使う週だと思います。

また、木曜日は米国が休場となることから、今週は早めに切り上げたほうが無難だと思うので前半勝負になると思いますが…

無理せずに慎重に行こうと思います😇

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
7月1日 8:50 日・日銀短観 JPY
21:00 独・消費者物価指数CPI EUR
23:00 米・ISM製造業景況指数 USD
火曜日
7月2日 10:30 豪・RBA議事要旨 AUD
18:00 欧・消費者物価指数HICP EUR
22:30 米・欧・ECBフォーラム、パウエル議長、ラガルド総裁の発言 USD/EUR
水曜日
7月3日 10:00 日・春闘結果 JPY
21:15 米・ADP雇用統計 USD
23:00 米・ISM非製造業景況指数 USD
27:00 米・FOMC議事要旨 USD
木曜日
7月4日 米・独立記念日 休場 USD
22:30 欧・ECB議事要旨 EUR
金曜日
7月5日 21:30 米・雇用統計 USD
21:30 加・雇用関連指標 CAD

順に見ていくと…


7月1日(月曜日)

8時50分「日・日銀短観」

今回は企業景況感に注目しています。

前回のGDPマイナスは、能登半島地震による一時的と言われていますが、今回結果で「一時的ではない…」と思えるような結果だった場合は、更なる円売り材料になるかもしれません🔎

21時「独・消費者物価指数CPI」

「欧・消費者物価指数HICP」の直前ということもあり、ブレが出た場合は動くかもしれませんので、一応注目しています。

23時「米・ISM製造業景況指数」

製造業は水面下(50以下)で推移していますが、今回は多少の反発予想(49.2)です。

予想をある程度超えてくるようであれば、ドル買い材料になるかもしれません🤔


7月2日(火曜日)

10時30分「豪・RBA議事要旨」

ブロック総裁は「インフレ加速が続くようであれば利上げを検討する…」といった趣旨の発言をしているので、その本気度がどれくらい感じられる内容なのかで反応するかもしれません。

先週のCPIも加速を示したことから注目されていると思います。

18時「欧・消費者物価指数HICP」

減速傾向が続いてきたHICPですが、直近では若干反発しており今後の方向性を判断するうえで注目度は高いように思います。

ただ、ECBフォーラムと重なっているので、市場への影響はちょっと単純ではないかもしれません🤔

22時30分「米・欧・ECBフォーラム、パウエル議長、ラガルド総裁の発言」

パウエル議長、ラガルド総裁の発言が注目されます。

6/12のCPI鈍化で、前回のFOMCからパウエル議長のスタンスはどの程度変わっているのかが注目です……場合によっては反応するかもしれません🤔

ラガルド総裁については、HICP結果を見たうえでの発言となりますので、HICPのブレが大きかった場合は特に注目度が上がると思われます。


7月3日(水曜日)

10時「日・春闘結果

結果は5%前後の強い結果となりそうですが、おそらく織り込み済みと思われるので、よほど目立った数字でない限りは大きく反応しにくいように思います。

仮に、予想値に近い結果で円が買われる場合でも一時的になるような気がします🧐

21時15分「米・ADP雇用統計」

今週は雇用統計があるので、相関の高低は別として動くことがあるので一応注目しています💦

23時「米・ISM非製造業景況指数」

前回は大きく反発して53.8でしたが、今回予想は52.5となっています。

予想値前後の結果だった場合は、多少のドル買い材料になりそうです。

27時「FOMC議事要旨」

スルーのことが多いのですが、過去に爆死経験😱があるイベントなので、一旦EAは止めることにしています💦


7月4日(木曜日)

独立記念日で米国市場は休場となります。巨大UFOが襲来しエイリアンと闘う日なので

特にNY時間前後はいつもと雰囲気が違うと思われますので注意が必要です。

22時30分「欧・ECB議事要旨」

次回利下げのヒントになるような記述がないか見ている人はいると思いますが、あまり動かないような気がします…😅


7月5日(金曜日)

21時30分「米・雇用統計」、「加・雇用関連指標」

ここは時間的にもEAは止めているので、指標トレード狙いです。

一発ガツンといってほしいところです😅

今週はこんな感じで終わりです。

慎重に頑張っていきましょう👍








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