無料EA

今週の経済指標(20240708)


先週は米ドル要因で大きく動いた週となりました。

無料EAについては、FOMC議事要旨の少し前で止めた事や私用で再稼働できなかったこともあり、残念ながらノーポジで終わりました。

また、指標トレードで…水曜日のADP雇用統計やISM非製造業の悪化に伴うドル売り局面では取れたものの、週末の雇用統計では調子に乗ってハマりまして…💦

トータル少しマイナスになったのは痛かったです😅

無料EAについては難しい相場が続く中、6月は着実にプラスで終えられましたが、今週も注目の米CPIを控え難しい展開となりそうです…🤔。

無料EAには頑張ってもらいたいところです✨

先週のドル相場は、警戒していたECBフォーラムでのFRBパウエル議長のハト発言により、週初めからジリジリ買われてきたドルの旗色が悪くなりました。

さらに追い打ちをかけるように、翌日(水曜日)の「米・ADP雇用統計」と「米・ISM非製造業景況指数」の悪化を受け一気に急落…😱

週末の米国雇用統計では予想を若干上回ったものの、内容的にパートタイマー比率の問題と前回値が大幅下方修正(27.2万人→21.8万人)されたことなどでドル売りを後押し…

加えてFRBのスポークスマンWSJのニック記者から「雇用統計結果から、今月のFOMCでは9月利下げについて議論される可能性がある…」といった趣旨の、なんとも根回し的な発言記事)があったことで、俄然9月利下げが意識される展開となり、ドルは更に売られて引ける形となりました🧐

円相場では、7月1日(月曜日)に発表された日銀短観の物価全般の見通しについて、1年後は変化なしだったものの、3年毎5年後では0.1ポイントの上方修正となりました。

日銀短観_物価見通し

資料 : 日銀短観物価見通し(7ページ)より

物価見通しは買い材料だったものの、同日発表の四半期GDP二次速報(改定値)が下方修正されたことにより、円売り優勢の流れとなりました。

週中盤以降はドル売りの勢いが強くなったことで、ドル円で見れば円高方向へ多少流されましたが円売り基調は続いており、週足で見ればドルは大陰線ですがドル円は十字線で終わっています🧐

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
7月2日(火曜日)
ECBフォーラム

パウエル議長発言

ハト内容

ドル売りへ

  • インフレが再び鈍化傾向をたどっている…🧐
  • 強めのドル売り🔥
  • ドル売りムードへ📉
7月3日(水曜日)
米・ADP雇用統計 悪化🔥
  • 予想16万人→結果15万人
  • 強いドル売り📉
米・ISM非製造業景況指数 悪化🔥 50割れ
  • 予想52.5→結果48.8
  • 更にドル売り😱
7月5日(金曜日)
米・雇用統計 前回値下方修正
  • 前回値27.2万人→21.8万人😱
  • 前回値の大幅下方修正
  • 今回結果は概ね予想に近い
WSJニック記者の記事 ハト内容
  • ハト内容の記事から、今後は9月利下げが意識される展開になる…🤔
  • ドル売りを後押し

今週の注目点

今週の注目指標の数は少なめですが、木曜日の「米・消費者物価指数CPI」は市場参加者ほぼ全員が注目しているビッグイベントだと思います😱😱

また、FRBパウエル議長の議会証言が予定されています。

特に火曜日の上院での証言は、先週のADP雇用統計、ISM非製造、雇用統計などの指標悪化で、ニック記者の記事のような9月利下げにつながるようなハト発言が有るのか無いのか、どの程度か…注目している人は多いようです。

今週の無料EA運用スタンス

今週は「米・消費者物価指数CPI」の前までに一旦EAは止める予定です。

ただ、CPIの注目度が非常に高いだけに、CPIまでは動きにくいかもしれません🤔

個人的な都合ですが、今週は丸一日以上外に出る用事があるので、あまり無理せずに行こうと思います😅

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
7月8日 8:30 日・勤労統計調査 JPY
火曜日
7月9日 23:00 米・FRBパウエル議長 議会証言(上院) USD
水曜日
7月10日 23:00 米・FRBパウエル議長 議会証言(下院) USD
木曜日
7月11日 15:00 英・月次GDP GBP
21:30 米・消費者物価指数CPI USD
金曜日
7月12日 21:30 米・生産者物価指数PPI USD
23:00 米・ミシガン大学消費者態度指数 USD

順に見ていくと…


7月8日(月曜日)

8時30分「日・勤労統計調査

前回は春闘結果はあまり含まれていないにも関わらず、名目・実質賃金共に伸びました。

今回も更に伸びるのではないかと思いますが、相場への影響は微妙かもしれません。

大企業の結果が反映されるのがもう少し先なので、今後は相場への影響も大きくなり注目度が上がってくるかもしれません🧐


7月9日(火曜日)

23時「米・FRBパウエル議長 議会証言(上院)」

先週のADP雇用統計、ISM非製造、雇用統計などの指標悪化で、ニック記者の記事のような9月利下げにつながるような趣旨の発言があるか注目されます。

翌日に下院でも議会証言が予定されていますが、こちらの上院のほうが先ということもあり、t牛もくどは高いと思われます。

ECBフォーラムとの温度差が感じられれば反応するかもしれません🧐


7月10日(水曜日)

23時「米・FRBパウエル議長 議会証言(下院)」

前日に上院での発言があるので、こちらで大きな材料が出てくる可能性は低いと思いますが、万一があるので一応注目しておきます😅


7月11日(木曜日)

15時「英・月次GDP」

月次GDPと同時に鉱工業生産や貿易収支など複数の指標が発表されますので一応注目するようにしています。

ただ、最近はポンド要因で荒ぶることも少なくwドル相関で動いている感じもしますが、忘れた頃にドカン…と来ることは有る有るなので、頭の隅に置いておいくようにしています…😅

21時30分「米・消費者物価指数CPI」

今週のメインイベント!です。

注目のコアCPIでは、3月から+0.4%→+0.3%→+0.2%…と、順調に鈍化しており今回のコアCPIの予想値は前回と同じ+0.2%となっています。

仮に、結果が予想値を下回るようであれば、さらなるFRBのハト化が予想され、ニック記者の記事のように9月利下げの現実味が増し、ドルは売られやすくなるかもしれません。

逆に、一定以上の反発が有るようだとドルを下支えする材料となり、売りにくくなるかもしれません…🤔

無料EAの運用では、CPIまでに一旦EAは全停止しておくのが無難だと思います。


7月12日(金曜日)

21時30分「米・生産者物価指数PPI」

前日のCPIほどのインパクトは無いと思いますが、指標のブレの方向が同じ方向だった場合は、CPIの結果を後押しする形になる事もあります。

23時「米・ミシガン大学消費者態度指数」

前回値68.2、予想値68.2と前回と同じになっていますが、仮に悪化するようであれば先週のニック記者の記事のように、利下げが意識されやすくなるかもしれません。

今週はこんな感じです。

慎重に頑張っていきましょう✨








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