無料EA_自作_ベージュブック

今週の経済指標(20240715)


先週は警戒していた11日の米CPIでドルが売られましたが、その直後のタイミングで日銀の為替介入が行われたようで、ドル円は161円台後半から一気に157円台前半まで急落しました😱

また、翌金曜日も反発してきたところを米PPI後のタイミングで再度2円近くの急落…💦

どうやら2日連続の実弾介入があったようです🧐

無料EAは先週のブログでも書いた通り、米CPI前までにEAは全停止していたので全く影響はありませんでした😇

ただ、週前半は予想通り目立った動きはなかったこともありエントリーは少なく、ポートフォリオ全体で+40pips程度の微益で終わりました😅

今週も注目イベントが多く難しそうですが、無料EAには頑張ってもらいたいと思います。

先週のドル相場を振り返ると、火曜日と水曜日のFRBパウエル議長の議会証言では、9月利下げを意識させるようなハト発言は特になく、僅かにドル買い優勢気味で推移しました。

注目だった木曜日の米CPIでは、コア値が予想を下回り前月比+0.1%と3ヶ月連続での減速となったことに加え、同タイミングでの日銀による実弾介入(たぶん)の反動も相まってドルは大きく売られる形となりました📉

金曜日発表のPPIでは予想から上振れしたものの、ここでも日銀が実弾介入したと見られ、その後のミシガン大消費者態度調査でも消費者心理の悪化で、CPIからの戻りを再び売られる形となり後味の悪い引けとなりました🧐

円相場については特に大きな指標はなかったものの、月曜日発表の勤労統計調査において実質賃金のマイナス幅が拡大したことで円売り材料となったように思います。

今回の勤労統計には、多少なりとも春燈結果が反映されていることを考えると、日銀の利上げ判断にはブレーキになると考えることもできるので、円は売られやすい環境になっていたように思います🤔

勤労統計調査_実質賃金指数

(出典:厚生労働省毎月勤労統計調査5月分結果速報より)

そして木曜日金曜日と、米CPI後とPPI後に政府日銀による実弾介入があったと見られ、円売りの流れは腰を折られる形となりました。

本日月曜日は、東京市場は休場となり特に東京時間は閑散とする可能性がありますが、仮にこのタイミングで3営業日連続での実弾介入を行うとすれば、薄商いの中大きく相場が動く可能性もあるのでは…と注意しています🧐

政府日銀が諸外国(主にアメリカ)からの批判を恐れず、本気で円安に歯止めをかける意思があるなら強い意志を誇示する……という可能性もあるのではないかと一応警戒しています。

先週の主だった出来事

経済指標(イベント) 結果 一言
7月8日(月曜日)
日・勤労統計調査 実質賃金悪化😱
  • 春闘結果が含まれているにも関わらず悪化😩
  • 前回-1.2 → 今回-1.4
  • 円売り材料に…
7月11日(木曜日)
米・消費者物価指数CPI 鈍化❗️
  • 予想値を下回り3ヶ月連続での鈍化📉
  • 強いドル売り🔥
政府・日銀 為替介入 ドル円急落🔥
  • 米CPI直後のタイミング
  • ドル円4円以上の急落😱😱
7月12日(金曜日)
政府・日銀 為替介入 2日連続🔥
  • 前日の介入からの反発を更に叩き落とす😱😱
  • 円売りマインドに多少は影響が出るかも…🤔
ミシガン大消費者態度指数 悪化

今週の注目点

今週は、FRBパウエル議長の発言に始まり、米小売売上、ベージュブックや欧ECB会合〜ラガルド総裁会見の他に、注目度の高い経済指標やイベントが多数あり、自動売買的には神経を使う週になるように思います…🤔

今週の無料EA運用スタンス

今週は注目されている指標が多いことから、より慎重に行こうと思います💦

一応、過去に痛い目にあっていることもありベージュブック前までには一旦無料EAは止める予定です。

また、私用でバタバタしていることや、反応しそうなイベントや指標も多いことから、相場を見ながら無理せずに行こうと思います😅

注目の経済指標とイベント

*日時はJST(日本時間)です。

今週の経済指標とイベント
日付 時間 経済指標(イベント) 通貨ペア 重要度
月曜日
7月15日 日・休場 JPY
25:30 米・FRBパウエル議長 発言 USD
火曜日
7月16日 21:30 米・小売売上高 USD
水曜日
7月17日 15:00 英・消費者物価指数CPI GBP
18:00 欧・消費者物価指数HICP EUR
27:00 米・FRBベーシュブック USD
木曜日
7月18日 10:30 豪・雇用関連指標 AUD
15:00 英・雇用関連指標 GBP
21:15 欧・ECB会合、政策金利 EUR
21:45 欧・ECBラガルド総裁 記者会見 USD
金曜日
7月19日 08:30 日・全国消費者物価指数CPI USD
15:00 英・小売売上高 GBP

順に見ていくと…


7月15日(月曜日)

海の日で国内市場は休場となり、東京時間の市場参加者は減少すると思われます。

万一、ここで3営業日連続での日銀による実弾介入があった場合は、規模の割には大きな動きになる可能性がるので、費用対効果でも効果的…注意したほうがいいかもしれません💦

25時30分「米・FRBパウエル議長 発言」

日付が変わってからになりますが、パウエル議長の発言が予定されています。

先週の議会証言では特に目立った文言はありませんでしたが、3ヶ月連続鈍化のCPI結果を踏まえて9月利下げを意識できるようなハト発言が出てくるかが注目されます🧐


7月16日(火曜日)

21時30分「米・小売売上高」

発表時の値位置にもよりますが、予想値とのブレ方次第では上にも下にも動きそうな感じがするので一応注意しています🤔


7月17日(水曜日)

15時「英・消費者物価指数CPI」

新政権への期待からか、先週のポンドは買い優勢だったので、今週はその反動に注意が必要かもしれません。

予想値に近い結果だった場合に、ポンドが売られる可能性を考えています🤔

今週はポンドの重要指標が他にもありますが、期待でポンドが買われた分、現実のファンダメンタルズがそれに伴っていない場合は売られる可能性があるので注目しています。

18時「欧・消費者物価指数HICP」

今回は改定値なので、速報値(前回値)からそれほどブレなければ反応しにくいのではないかと考えています。

27時「FRBベージュブック」

前回は強い米国経済を示す内容でしたが、経済指標の減速でインフレや雇用面での評価がどの程度変わっているのかが注目されます。

ベージュブック自体はスルーのことも多いのですが、内容によっては大きく動く可能性もあるので注意しています。

事前に無料EAは停止させる予定です。


7月18日(木曜日)

10時30分「豪・雇用関連指標」

新規雇用者については毎回変動が大きくなんとも言えませんが、失業率の方はジリジリ上昇傾向にあり、ブレがあった場合のほうが反応するかもしれません💦

15時「英・雇用関連指標」

ここまでそれほど動きがなければ、消費者物価指数CPI同様に注意が必要かもしれません。

21時15分〜「欧・ECB会合、政策金利〜ラガルド総裁 記者会見」

今回利下げは行われないと見られており、ラガルド総裁の記者会見のほうが注目度が高いのではないかと思います。

利下げ時になどについては、いつものように「データ次第で…」といったような内容のことしか言わないかもしれませんが、経済の悪化に憂慮するような感じであれば利下げを後押しする可能性もあるので、ユーロにとっては売り材料となるかもしれません…🧐


7月19日(金曜日)

8時30分「日・全国消費者物価指数CPI」

東京CPIが加速を示したように全国CPIも加速予想となっています。

スルーぽい気もしますが、もし円相場がデリケートな状態にある場合は、若干のCPIの加速で円が買われる可能性もあるのではないかと考えています。

15時「英・小売売上高」

前回値が良かっただけに、今回結果は多少注目されているかもしれません。

ちなみに前回値からはマイナス予想となっています。

今週は重要指標が多くやりにくいと思いますが、無理せず慎重に頑張りましょう✨








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